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ライアテア島「タプタプアテア」が世界遺産登録
2017年7月9日、タヒチのライアテア島にあるポリネシア古代就航の祭祀殿「タプタプアテアのマエラ」がユネスコ世界文化遺産に登録されました。
ライアテア島は、首都パペーテから国内線で約45分、タヒチの島々の中で2番目に大きな経済の中心地です。アクティビィを体験できる魅力的な島でもあり、少し体力に自信があればタピオイ山やテメハニ山へのハイキングにトライしてみましょう。運がよければティアレ・アペタヒという珍しい花に出会うこともできます。
現在は絶滅が危惧される稀少な花で、実際に花を見た人は、運気がアップするとまで言われています。
もちろん、タヒチといえばビーチアクティビティ。カヤックやボートを利用して、絵に描いたような美しいビーチのある無人島へのアクセスも可能です。また、水深30m程の海底には、「Nordby」と呼ばれる難波船を見ることができるダイビングスポットがあり、世界中から訪れるダイバーたちを魅了します。さらに、ライアテア島を起点に、フアヒネ島やボラボラ島までヨットで航海したり、世界屈指の高品質バニラを生産しているタハア島への優雅なセーリングも楽しむことができます。
世界文化遺産登録のマエラとは、ヨーロッパの宣教師達がこの地に到着する以前、ポリネシアの祖先が精神力な力の源である「マナ」が宿ると信じた何百もの石を並べた神聖な場所です。これを機にタヒチの人・生活様式・文化・芸術・工芸品・エコツーリズムといったビーチリゾートだけではない、タヒチの歴史と豊かな文化を新たに知ってもらえることでしょう。
フランスの海外県の中で初めてユネスコが認めた文化遺産。タヒチの奥深い魅力が掘り起こされた嬉しい話題です。
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モアナ
- 世界中から究極のバカンスを求めてやってくる南太平洋の楽園タヒチに関わる仕事を始めてはや5年。日本とタヒチを行ったり来たりしています。