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フィレンツェで大人気!「ドロゲリア」の病みつきハンバーガーの魅力
フィレンツェの名物「キアーナ牛」をハンバーガーで!そのお味はまさにヤミツキ...!?
気楽な地元スタイルでいただけるお店「ドロゲリア」の様子を、ライターがご紹介します。
フィレンツェ名物「キアーナ牛」をハンバーガーでいただく
トスカーナ地方へ旅行する方の大半は「キアーナ牛」を食べることを楽しみにされているのではないでしょうか。フィレンツェ名物とも言える「Tボーンステーキ(ビステッカ)」はもはや定番ですが、最近のフィレンツェ地元住民の中での人気は「キアーナ牛を使ったハンバーガー」なのです。
数店舗人気店がフィレンツェにありますが、今回ご紹介するのは「DROGHERIA」のハンバーガー。常に満席状態、まだネットにもあまり情報が出回っていないので、これからフィレンツェへ行かれる方は是非チェックしてみてくださいね。
さて、お店の場所はサンタンブロージョの市場の前にある広場に面しています。分かりやすいのできっとすぐ見つけられるはず。
サンタンブロージョの市場はランプレドットの有名な屋台やピザの人気店もあるので、その辺りまで来る方も多そうですね。中心地方面から来る時は少し暗い通りもあるので、気をつけてください。
ニューヨークのようなモダンな店内でオーダー
さぁ、注文してみましょう。店内は雰囲気があってオシャレな感じです。ザ・フィレンツェという感じではなく、どちらかと言うとニューヨークのようなイメージ。
この時はまだ時間が早かったので空席がありますが、あっという間に満席になりました。
ナイフとフォーク。シックな色合いです。
モダンな内装。
「中毒性のある」と称したバーガーのお味は...?
ボリューム満点のバーガーが到着!
今回は、1番ベーシックなドロゲリアバーガーをオーダーしました。ちなみに店名でもある「ドロゲリア」というのは"中毒性のある(※)"といった意味です。
運ばれてきたのは大迫力のルックスのハンバーガー、そしてポテトチップス!厚切りのポテトチップスは山盛り。ザクザクした食感でかなり食べごたえがあります。
※編集部注:「drogheria」には「生薬、スパイス、麻薬(俗語)」などの意味があり、転じてスパイスを扱う食料雑貨店を指すこともあります。
チップスやサイドだけでもかなりのボリュームです。
そして、ハンバーガーは素材にこだわって丁寧に作られているということが見てとれます。溶けたチーズや丁寧にスライスされた野菜がしっかり挟んであります。見た目は相当食べにくそうに見えますが、実はしっかりと計算されているのか、驚くほど普通に食べることができます。
もしかぶりつくのが苦手な方は、ナイフとフォークもきちんと用意されているので、デートやハネムーンの時でも安心してオーダーできますね。
フィレンツェでこのスタイルのバーガーは、少し珍しく感じるかも。
フィレンツェだけどNYスタイル。その融合を楽しめます。
肉質はしっかりジューシーで、重量感があります。バンズの風味の豊かさもハンバーガーのために作られているパンだということを感じずにはいられません。
ご存知の方も多いと思いますが、フィレンツェのパンは塩が入っていない大層素朴なタイプ。なので、それとは全く別もののハンバーガーのために開発されたであろうパンなのです。
パスタやピザにちょっぴり飽きてきたら、地元住民に混ざって「スローなファーストフード」を楽しむのはいかがでしょうか。まるでイタリアに住んでいるかのような時間を過ごすことができるはずです。
写真・執筆:Italyii ライター yukako
基本情報
名前:ドロゲリア バーアンドグリル(Drogheria Bar & Grill)
住所:Largo Annigoni,22,50122 Firenze
公式サイト:http://www.drogheriafirenze.it/
※最新情報は公式サイトをご確認ください。
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