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トスカーナ地方でも美味しい魚が食べられる?しかも夜遅くまで営業!おすすめのレストラン2軒

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最終更新日:2017/08/18

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フィレンツェの名物と言えば、ビステッカをはじめとした肉料理。でも、ときにはシーフードも食べたい......そんな気持ちに応えてくれるレストランを、ライターがご紹介します。

今回ご紹介するレストランはどちらも夜遅くまで営業。フィレンツェ旅行の前に覚えておいて損はないお店です。

フィレンツェと言えば肉料理。でも、魚が恋しくなるときも...

フィレンツェを訪問すると、肉料理がどうしても多くなってしまい、日本人には魚が恋しくなる瞬間が多々あると思います。でも、せっかくの旅行中に日本食レストランへ行くよりはイタリアンを楽しみたい......そんな時におすすめのレストランを2軒ご紹介したいと思います。

今回ご紹介するお店はフィレンツェで生まれ育った生粋のフィオレンティーナの友人に紹介してもらったお店なので、どちらも地元の人たちに大人気。予約がベターなので、旅の予定が立ったら予約をしてみてください。

トスカーナで魚を食べたくなったら......!

肉食のイメージが強いトスカーナ地方ですが、フィオレンティーナたちの間でも魚が食べたい日はあるようです。

今回ご紹介するレストランを訪ねたときもイタリア人のお友達と「今日どこにディナーに行く?」という話をしていて「魚が食べたい!今日は絶対に魚の気分!」と盛り上がり、魚介類が美味しいと最近フィオレンティーナたちの間で評判のお店があるという情報をキャッチしました。ここは乗っかっていきたいところです。

「そこ、当日でも予約取れるかな?」と聞いてみると「よし、取ってみようか!」と電話してくれました。もちろん、予約状況は日によって色々らしいのですが、予約をしておくに越したことはなさそうです。

場所はサンタトリニタ橋(※)から徒歩5分ほど歩いた場所で、フィレンツェの地理に慣れていない人でも比較的分かりやすい位置にあります。お店に向かっている時点で久しぶりに魚を食べられることでウキウキしていることを考えると、やっぱり私は日本人だなと思います。

でも、最近はイタリア人にも魚を好んで食べる人が増えているそうで、ダイエットやヘルシー志向から魚の美味しい店の需要は高まっているとのことでした。

※編集部註......「サンタトリニタ橋」は、サント・スピリト地区とレプッブリカ広場のあるエリアをつなぐ、アルノ川にかかる橋の一つ。有名な「ヴェッキオ橋(ポンテヴェッキオ)」は、サンタトリニタ橋の隣、東側にあります。

1つ目のレストランの雰囲気はこんな感じ

写真:yukako
写真:yukako

看板にはポップな「NEROMO」の文字とお店のキャラクターらしき絵がついているのですぐに見つけられると思います。私は一人で行動すると「老舗っぽい」とか「クラシックで控えめな外観」の店に入りがちなので、ここはきっと教えてもらわなければ入っていなかったタイプのお店です。

この日のお店は既に大混雑。入ってすぐのところにバーカウンターがあり、プロセッコが振る舞われます (これはいつもなのか分かりませんが、私が訪問した日は年明け早々だったのでbuon anno!の挨拶と共にサービスしてくれました) 。

スタッフはオシャレっぽい男女。お客様の平均年齢も幾分若くて、ファッションにもこだわっている人が多いような気がします。

写真:yukako
写真:yukako

この日はピッティ(紳士服の見本市)直前だったので、前乗りしていたファッション関係者らしき人の姿も。それにしても大音量で流れる音楽のおかげで、ただでさえ声の大きいイタリア人がさらに大きい声で話すものですから、賑やかなこと......!

私と同行したイタリア人カップルの女性は、あまりにも音楽のボリュームが大きいので「もっと小さくして!何も聞こえないわ!」と店のスタッフにお願いする一幕も。確かに音は大きいのですが、多少音楽が小さくなったとしても、大賑わいの店内は楽しそうなお喋りと笑い声とカトラリーの鳴る音で溢れています。

静かなディナーとはかけ離れていますが、ある意味とてもイタリアっぽい雰囲気を味わえるので良いと思います。私も大きい声でお喋りをして大きな声で笑います。声が小さい人には不向きかもしれませんが、それはそれでイタリアの思い出になりそうです。

お水もチェックしたいポイント

写真:yukako
写真:yukako

ワインが充実していることはもちろんなのですが、実は私が感動したポイントは水。あまり見ることのないLURISIA(ルリージア)社のお水を取り扱っています。イタリアピエモンテ州の南西部から採取した水です。

ヨーロッパの水は苦手......という方にも飲みやすい水だと思うので、アルコールが苦手な方は是非オーダーしてみてくださいね。

参考:LURISIA社 公式サイト(英語・イタリア語)

ムール貝に魚のタルタルと魚介類が充実、ピッツァやビステッカもあります!

「NEROMO」はピッツェリアでもあるそうなので、ピッツァをオーダーしているグループもビステッカをオーダーしているグループもありました。美味しいものを気軽に楽しんでもらいたい、というコンセプトのもと作られたお店だそうです。

お店の方のおすすめは魚介類のパスタ。イカやアサリをふんだんに使ったものから、ロブスターの豪快なパスタまで充実の内容です。

ピッツァのおすすめはトリュフをたっぷり使った「PIZZA AL TARTUFO」だそうです。色々と「本日のおすすめメニュー」も説明していただいたのですが、やっぱりこの日はどうしても魚の気分だったので、前菜にムール貝の白ワイン蒸しをオーダーして、みんなでシェアしました。

写真:yukako
写真:yukako

プリプリの食感のムール貝はイタリア人も大好きなメニューのうちのひとつ。日本で味わうものよりも旨味が濃厚で、身が大きいのが印象的でした。

続いて久しぶりの生魚。タルタルの盛り合わせです。

写真:yukako
写真:yukako

マグロ、タラ、ヒラメの3種盛りでした。

同行したイタリア人女子も同じものをオーダーしていたのですが、マグロが一番美味しいね!と意見が一致。オリーブオイルの風味と魚のタルタルが思っていた以上に相性が良いということも分かり、日本でもやってみたいと感じる一皿でした。

フルーツを合わせてしまうのはヨーロッパならではですね。イチゴやオレンジ。これはこれでアリですが、日本人にはちょっと抵抗があるかもしれません。「酢橘ペルファボーレ......(※)」と思ってしまいそうですが、意外と好きになる方もいるかもしれません。これも旅の異文化体験、と思ってチャレンジしてみてはいかがでしょう。

※編集部註:ペルファボーレ(per farvore)は、イタリア語で「Please(~ください)」の意味。確かに、お魚をいただくならスダチをかけたくなりますね(笑)

フルーツにも一工夫

私はイチゴがどうしても食べたかったので「絶対にイチゴ」と譲りませんでしたが、私以外の3人はパイナップルをオーダー。お店の人のおすすめなだけあって、大層パイナップルが美味しかったようです......。

写真:yukako
写真:yukako

「コレ、とっても美味しいからキミも食べた方がいいよ!」と、一口分けていただいたのですが、本当に美味しい。甘みと酸味のバランス、そしてお店の方がリキュールを持ってきて「香りづけにどうぞ」とサラっとかけてくれます。

アルコール類が苦手な私ですが、その香りがパイナップルの美味しさをさらに際立たせ、おすすめをおとなしくオーダーしなかったことに激しい後悔を覚えました......。やっぱりお店の人のチョイスには素直に従うべきですね。

レストラン情報

【Neromo Ristorante Pizzeria】

住所:Borgo San Frediano 23/25 Rosso, Firenze

営業時間:12:00 - 15:00 / 19:00 - 1:00

公式サイト:http://www.neromo.com/

公式Facebookページ:https://www.facebook.com/Neromo.Firenze/

公式Instagram:https://www.instagram.com/neromo.firenze/

もうちょっと食べたい、そんなときに「IL SANTINO」

「もうちょっと食べられる?」と聞かれたので「もちろん」と答えた私。そんな私たちが向かったのは2軒目使いにちょうどいい「IL SANTINO」というワインバー。

こちらは姉妹店の「IL SANTO BEVITORE」(イル・サント・ベヴィトーレ)とキッチンが繋がっているそうなので、ワインを飲まない方でも美味しい軽食を楽しむことができます。ワインが好きな私の友人も「ここはサービスもよくて美味しいワインを良心的な価格で楽しめる、良いお店だね!」と感激していたので間違いないかと。

写真:yukako
写真:yukako

写真上:とても小さなお店なので、立ち飲みと数席のテーブルがあるだけ。

写真下:メニューの内容はこんな感じです。リボリータ(野菜の煮込みスープ)は売り切れ、パッパ・アル・ポモドーロ(トマトのパン粥)、クロスティーニが数種、生ハムやチーズのもの。日替わりでメニューの内容が変わるので手書きです。グラスワインは、"アテ"がついてくるセット価格だそうです。

写真:yukako
写真:yukako

写真上:ハチミツがかかったハムのクロスティーニ。ハチミツの甘さがアクセントとなり、さらにハムの旨味を引き出してくれます。これも日本に帰ってからマネしたくなる技ですね。

写真下:立ち飲みメンズがかっこいいです。常連さんが多いようで、皆さんお客さんの出入りがある度に賑やかに挨拶が飛び交います。

※編集部註:クロスティーニの概要とレシピを紹介する記事はこちら(関連記事に移動します)

【マダム直伝のレシピ付き!】朝食にも、おつまみにも!イタリア定番のクロスティーニって何?

写真:yukako
写真:yukako

写真上:肉のタルタルは姉妹店の「イル・サント・ベヴィトーレ」でも大人気のメニュー。売り切れ次第終了のメニューだそうです。見た目以上に量があるのですが、シェアするとあっという間になくなってしまいます。一軒目なら、もちろん一人で美味しく食べられる量です。

写真下:こちらはヴェネチアの郷土料理のうちのひとつ、「バカラ」。鱈のことです。塩漬けの干し鱈をフワフワの食感になるまで煮込んで戻してあります。はんぺんのような舌触りですが味はもっと濃厚です。

レストラン情報

【IL SANTINO】

住所:Via di Santo Spirito, 60

営業時間:12:00 - 23:00

公式サイト:http://www.ilsantobevitore.com/

2軒のお店はいずれも遅くまでオープン

「NEROMO」は深夜1時まで、「IL SANTINO」は23時までオープンしているので、ちょっと食べたりないな、もう一軒行きたいな、というときに重宝する、気軽に使えて美味しいお店です。

写真:yukako
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私が行ったときは、お店の近くでこんな風景を発見したのですが......どうやってこんなことになったのでしょうね。

思わぬ面白い風景に出会えるのも、イタリアの魅力です。

写真・執筆:yukako

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