「レア・ハワイアン・ハニー・カンパニー」が生産するのは、シルクのように滑らかな舌触りと絶賛される、希少なホワイトハニー。幻のハチミツとも言われ豪華なお土産としても人気です。

ハワイ島でつくられる"幻のハチミツ"とは

今回ご紹介する「レア・ハワイアン・ハニー・カンパニー（Rare Hawaiian Honey Company）」は、ハワイ島で営まれている養蜂所兼営業所です。

ハワイ産のハチミツはお土産としても定番ですが、こちらの養蜂所が作りだすハチミツは、そのうちの3%ほどしか採れないと言われるほど希少なもの。さらに、まるでシルクやバターのように滑らかな質感と素晴らしい味わいから、各方面で「最高級」の評価を得ています。

結晶化される前は透明なのだそう。

野生のハチたちが集めた蜜と栄養を、そのままにパッケージ。

自然の繊細な環境を大切にしたハチミツ作り

こちらの蜂蜜はKIAWE(キアヴェ)と呼ばれる木に咲く花のミツだけを集め、純度を高めるために蜜の採取法からパッケージングに至るまで、ひとつひとつの工程を大切にしています。

また、採取した蜜は無ろ過の手法によって花粉(ビーポーレン)や酵素を取り除かず、豊富な栄養を含んでいます。

養蜂場

キアヴェの花に止まるハチ。集めた蜜を、大切にいただきます。

巣箱には、ミツバチたちが集めた蜜がたっぷり。

滑らかな口当たりにするには、蜜を取り出すタイミングが重要なのだそう

キアヴェの木の下で。蜜を集めるための効率的な配置なのでしょうか。

巣箱の土台"巣礎"。ロール状に巻かれ、製品として生産されていることが実感できます。

これらの設備を使って巣箱に集められたハチミツはシルクハニーに、ミツロウはキャンドルなどに加工されて販売されます。

一番の人気商品は......？

一番人気のアイテムはオリジナルの「Rare Hawaiian Organic White Kiawe Honey」。看板商品となっていて、こちらを基本にバラエティ豊かな商品を展開しています。

QIA認定100%オーガニックの逸品。

ベストセラーアイテムはGreat White Honey。Kiawe Honeyの最高級品で、透明に近いホワイトカラーでシルクのようになめらかなテクスチャーが特徴。サメのラベルもチャーミングです。

希少なハチミツが、ホオジロザメの保護にもつながる......？

Rare Hawaiian Honey Companyの商品は、売上の10%がホワイトシャーク(ホオジロザメ)の研究資金として寄付されているそう。ところで、なぜホオジロザメなのでしょうか......？

実は、オーナーは海洋保全研究所(MCSI)の所長を務め、ホオジロザメの研究家としても知られるDr. Michael Domeier氏。MCSIのサイトでは、ホオジロザメの生態を研究する活動について紹介されています(※)。

参考：http://www.marinecsi.org/white-shark/

※編集部註：ホオジロザメは現在CITES(ワシントン条約：絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約)リストの「附属書 II 」に登録されています。

参考：「ワシントン条約附属書」 －取引が規制される野生生物のリスト（外部サイトに遷移します）

職人の手によるハチミツ作りと、ハワイの自然を愛するオーナー。ハワイの魅力をとびきりの蜂蜜で伝えることで、ハワイの海を守ることにも繋げているのです。

テイスティングをしながら、ハワイの自然を知ってみて！

ハワイ島カムエラにある営業所では無料で各種のはちみつをテイスティングすることができ、ブランドについてももっと詳しく知ることができます。特別なお土産としても喜ばれる幻のハチミツを、豊かな自然と共にいただいてみませんか？

写真提供：Rare Hawaiian Honey Company

基本情報

名前：レア・ハワイアン・ハニー・カンパニー（Rare Hawaiian Honey Company）

住所：66-1250 Lalamilo Farm Road Kamuela, HI 96743

TEL：888 663-6639　(国際電話料金がかかります)

営業時間：[月～金]9:00-16:00

定休日：土日

公式サイト：https://www.rarehawaiianhoney.com/

公式Facebookページ：https://www.facebook.com/rarehawaiianhoney/

※情報は取材時のものです。最新情報は公式サイトをご確認ください。