近代日本の技術の結晶、山口県・錦帯橋がすごい!

錦帯橋

目次

錦帯橋って?

錦帯橋

錦帯橋は、山口県岩国市の錦川に架かる美しい5連アーチの木造橋。

1673年、岩国藩主の吉川広嘉の命により建築された錦帯橋。日本を代表する木造橋として知られています。実はこの錦帯橋、建築されてすぐに壊れてしまったそうです。

ですが!当時の日本の建築者が改良を加え、なんと翌年に再建、そして1950年までの約300年もの間、その姿を保ちました。木造建築の橋でこれほど長く人々の生活を支えた錦帯橋、先人たちの技術には驚くばかりですね...!!そんな日本の技術が詰まった錦帯橋へ行って参りました!

江戸時代から伝わる建築技術

錦帯橋

江戸時代に建てられた橋はたびたび流失することが多かったそうです。その主な原因としては、激しい流水による橋脚の老朽化でした。

錦帯橋はこの点を改善するため、橋脚を水流方向にとがった角を持つ紡錘形にするなどという工夫がなされました。これ以降も建築者たちは、「本当に流れない橋」を求め、橋脚下部を固定する敷石補強など様々な工夫を重ねたそうです。

また、人が渡るときの揺れを軽減する鞍木(くらぎ)と助木という技法もなされました。この技術は近年の強度実験でも揺れを軽減できると実証されたそうです。

様々な顔を持つ錦帯橋

錦帯橋

錦帯橋は、四季折々の様々な顔を持ち、年間を通して楽しめる観光地です。

そんな錦帯橋、私が行ったときは初夏の青々とした木々が風でなびき、水面には太陽の光が反射し、煌びやかな光景が見られるとてもいい季節でした。

しかし!!不運にも天気は曇り時々雨。。。ですが!水の滴る錦帯橋もまた風流に感じます!自然とのコントラストに映える錦帯橋もいいですが、雨の中の錦帯橋も古き良き情緒を感じることができる瞬間です。

自然豊な岩国市

錦川

そんな錦帯橋のある山口県岩国市に流れる錦川(にしきがわ)周辺はアユなどの釣り場としても有名だそうです。確かに橋の上から川を望むと、清流の中にたくさん魚が泳いでいるのがわかりました!

また、錦帯橋のある岩国市はシロヘビでも有名な地域です。岩国のシロヘビは遺伝により子孫にも白化が受け継がれていることで有名で、国指定の天然記念物にも登録されています。白化の遺伝は世界的にも大変珍しい貴重なものだそうです。またシロヘビは開運の守り神とされているそうです。

錦帯橋から歩いて10分ほどでシロヘビの館という岩国のシロヘビの生態を詳しく見ることのできる施設もあります。残念ながら時間の都合でシロヘビの館に行くことはできませんでしたが、シロヘビの生体展示なども行っているそうで、また機会があればぜひ行ってみたいですね。

>>岩国シロヘビの館HPはこちら

錦川

江戸時代の文化と技術が残る岩国市錦帯橋は、自然豊かで情緒あふれる場所でした。都会の喧騒を忘れてゆったり流れる空間に行ってみるのも良いのではないでしょうか。

錦帯橋

関連記事

山口」に興味わいてきた?あなたにおすすめの『山口』旅行はこちら

※外部サイトに遷移します

Related postこの記事に関連する記事

【山口】錦帯橋と岩国城 驚異の木造5連アーチ橋をあらゆる角度から楽しもう!

Ranking山口記事ランキング

ランキングをもっと見る

この記事に関連するエリア

Pick upピックアップ特集

全国の動物園&水族館 徹底取材レポート特集!デートや家族のおでかけなど是非参考にしてみてください♪

特集をもっと見る

たびこふれメールマガジン「たびとどけ」
たびこふれサロン

たびこふれ公式アカウント
旬な情報を更新中!