＜トップ画像：ゲバラの肖像が描かれた内務省ビル＞

「世界で一番かっこいい男」とジョン・レノンにいわしめたキューバの革命家、チェ・ゲバラ。

キューバの永遠の英雄として、今も国民に愛され続けています。首都ハバナの革命広場前にはゲバラの肖像が描かれた内務省ビルがあり、街を歩けばいくつもの壁画や看板を目にします。アルゼンチン人である彼が、なぜここまでキューバ国民に親しまれ人気があるのでしょうか？

南米大陸を北上しながら旅していたチェ・ゲバラですが、メキシコで出会った革命家フィデル・カストロと、徹底した平等主義で意気投合し、カストロと共にキューバ革命でリーダー的な存在として活躍しました。

その頃アメリカの支配を強く受け、マフィアの巣窟になっていたキューバは、1959年のキューバ革命によりアメリカ政府との外交関係を断絶し、現在の社会主義国家が誕生しました。

革命家チェ・ゲバラの人気の理由は、容姿のカッコよさはもちろんのこと、理想を求めて生き、徹底した自己犠牲を貫いたことです。貧困や不平等に苦しむ人々を救いたい！という強い思いで、革命家として情熱的に突き進んだ人生は、まさに男の中の男！女性以上に男性が憧れる、カリスマ的存在なのです。

キューバの街を歩いていると、ゲバラを描いたヘアースタイルの男性まで発見！キューバ国民のゲバラへの熱烈な愛は本物です。

偉大な革命家チェ・ゲバラの生き様に共感した男性も、イケメンな容姿にときめく女性も、街のいたる所で見られるゲバラの像や看板を求めてキューバを旅してみるのも面白いですよ！

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