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ニューカレドニア/ヌメアのチョコレート専門店 その2 《ショコラ・モラン》
チョコの味は千差万別。
その道専門の職人、いわゆる「ショコラティエ」によって味が変わるからです。
前回はシトロン湾にあるチョコレート専門店「トントン・ジュール」を紹介しましたが、今回はもうひとつの店、「ショコラ・モラン CHOCOLATS MORAND」を紹介しようと思います。
このチョコレート専門店は、フランスで修業したショコラティエのモランさんがカルティエ・ラタン地区に開いた店。
ヌメアで開業してすでに12年以上になるそうです。
店のショーウインドーの右側はガラス張りで、チョコレートを製造する工房が外から見られるようになっています。
私が写真を撮影したときは4月の復活祭の少し前のころだったので、復活祭のシンボルである卵にちなんだチョコを製作中でした。
ショコラティエのモランさんは優しい雰囲気の方。その作業をみせていただくと、ちょうど卵を産む鶏の絵で飾り付けたホワイトチョコをつくっている最中でした。その細かい職人技に感心。大きな手といい、広いおでこといい、とっても温かみが感じられました。
やはりカウンターには量り売りの一口サイズのチョコが並べられ、それ以外にマカロンやタルト、クッキーやエクレアも売られていました。
チョコも、お土産によさそうなマーブル型のもの(400CFP=およそ500円)や、アーモンドをチョコでコーティングしたものなど、多種多様。
お茶ブームはここでも見られ、カウンターの奥の壁には紅茶の缶が並べられていたほか、日本の南部鉄瓶のような、ごつい鉄急須が「BUSHI」という名前で売られていたのには驚きました。
カルティエ・ラタン地区は、観光客に人気の朝市に近く、カジュアルでおいしいレストランも多い地域なので、ぜひ見逃してほしくない場所のひとつです。よく免税店などで売られている、ありがちなお土産とは一味違うものを探している方にはぜひおすすめの店。
ちなみにチョコレートをお土産にする場合、夏のニューカレドニアでは溶けやすいので、出発直前までホテルの部屋の冷蔵庫に入れておく必要があります。チェックアウトのときには、お忘れになりませんように!
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JILL
- フランス・ボルドーからニューカレドニアに移り住んで1年。南の島のゆる~い雰囲気に癒される毎日です。