ポーランドと言えば「ショパン」!

ショパンはポーランド人という事をご存知でしょうか。
日本人にもなじみのある歴史上のポーランド人というと、
地動説を唱えたコペルニクス、物理学者キュリー夫人もいますが、なかでもショパンの人気は計り知れません。
ショパン巡りをするためにポーランドへ訪れる方も毎年数多くいらっしゃいます。
そんなショパンにゆかりの深いワルシャワの街をご紹介しようと思います。


************************************************************

フレデリック・ショパン

1810年2月22日(3月1日説もあります)ジェラゾヴァヴォラ生まれ

ピアノの詩人とも呼ばれるショパンの作品は叙情的で様々な形式があり、中でもポーランドの伝統音楽マズルカをもとに作られた曲は有名。彼は曲だけでなく、彼自身の人間性もとても魅力的でショパンはいつの時代も人気者である。
1849年39歳の若さで亡くなったショパンは非常に祖国愛の強い生粋のポーランド人だった。
死後心臓だけでもワルシャワへ戻してほしいという願いを姉ルドヴィカが叶え、現在ワルシャワにある聖十字架教会内に心臓が保管されている。
世界のピアノ奏者が目指すショパンコンクールは5年に1度ワルシャワで行われる。次回は2020年。

PL_20160701_01.JPG

聖十字架教会にあるショパンの心臓が保管されている柱。

***************************************************************

ショパンが生まれたのはジェラゾヴァヴォラというワルシャワから車で1時間ほど離れた村なのですが、彼は生まれて半年でワルシャワに引っ越したため、育ちはワルシャワと言えます。

そのためワルシャワにはショパンに所縁のあるスポットが沢山あります。

例えば彼が住んでいた部屋(現ワルシャワ大学構内)、彼が初めてオルガニストを務めた教会、彼が通っていたカフェ・・・特に新世界通りに多くあります。
ワルシャワ旧市街周辺は第二次世界大戦で壊された街を復元した街ですので
ショパンが見ていた景色と限りなく近い景色を見ながら同じように歩くことが出来る場所です。

PL_20160701_02.jpg
その他にも、ショパンの曲が聴けるのは勿論、生涯がよくわかるショパン博物館。
もともと宮殿だったこともありとても綺麗な建物なうえにハイテクでファンならば半日はいられるでしょう!日本語ガイドがないのが残念ですが英語表記はあります。

PL_20160701_03.jpg

今の時期は大きなショパン像があるワジェンキ公園の夏のショパンピアノコンサート(無料)もおすすめです。
こちらは夏の間毎週日曜日12時、16時と1日2回公演があり、日本人ピアニストが弾くこともあります。早めに行かないと座る場所が無くなってしまうので20分前にいると確実です。

PL_20160701_04.jpg

昨年から新しいショパン巡りがしやすいパンフレットも出来ました。

PL_20160701_05.jpg

新世界通りに沢山あるショパンのベンチで流れる曲名も一つずつ紹介されています。


これを片手にワルシャワの街をあるけばより深くショパンを感じられることでしょう!
ガイドブックはツーリストインフォメーションにて無料でもらえます。
地図なども無料でもらえますので観光の初日には是非ツーリストインフォメーションを訪れてみてくださいね♪

ポーランド」に興味わいてきた?あなたにおすすめの『ポーランド』旅行はこちら

※外部サイトに遷移します

Related postこの記事に関連する記事

Rankingポーランド記事ランキング

ランキングをもっと見る

この記事に関連するエリア

プロフィール画像

Kaori@Warsaw

まさかの国際結婚をして2011年よりワルシャワ近郊で主婦生活開始。 日常生活やポーランド文化について書き始めたブログをきっかけに ワルシャワで個人ガイドをしています。 趣味は裁縫・編み物・クラフト・料理など,何でも作る事が好きです。

Pick upピックアップ特集

全国の動物園&水族館 徹底取材レポート特集!デートや家族のおでかけなど是非参考にしてみてください♪

特集をもっと見る

たびこふれメールマガジン「たびとどけ」
たびこふれサロン

たびこふれ公式アカウント
旬な情報を更新中!