クアラルンプール市内やその近郊では、どこの商店街もショッピングモール内も大手チェーン店のスリムやフェイシャルなどの美容センターは多いのだが、市内のバンサーには、どういうわけかインド人経営の脱毛センターが非常に多い。ショップの名前もSHEEN とかVAANIとかインド名でインド人の写真もずらりと並んでいる。

ちょっと気がひけてしまうかもしれないが、こういう場所こそ安いしパパッと処理をしてくれるので、穴場だったりするのだ。面倒な事が全くない！

ワックス脱毛については、ここマレーシアではセレブだけの身だしなみではない。

1年中暑い気候だからだろうか、結構マレーシア人って清潔感や美意識が高く、レーザー脱毛よりも一般的に浸透している。女性はもちろんの事、男性のデリケートゾーンの脱毛処理だって、もはやエチケットとして認識されているのだ。

プライベートゾーンのみは驚く事に、ものの１０分で完了してしまう。はい、コレに着替えてね、とスカート状になったサロンをわたされ、横たわると、すぐに終わるからね、と早速すぐに取り掛かった。

初心者が誰も気になるであろう痛みについては、お店側からは何も言わない。聞けば「ほんのちょっとね」とは返事が返って来るが、へんに言ってお客さんを怖がらせても面倒なのだろう。

料金の相場はだいたいRM50−60（日本円約1500−1800円）でワックスの種類が違うのか痛みがもっと薄いものはRM90（日本円約2700円）だ。全身を施術してもらっても大体RM150（日本円約4500円）ほど、30分以内であっという間に終わってしまう。

さらに、このようなインド系の脱毛ショップでは、 糸脱毛もやってくれる。糸脱毛は、台湾、韓国、ベトナム、インドで行われていた伝統的な脱毛方法で、これまた器用にパパッとやってくれる。やはり、カミソリを使うより肌にも産毛にもやさしい。

さて、こんな安くて全身スッキリ、キレイになるなんで、やってみない手はないですぞ！