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アイルランドのコンビニって?
アイルランドには日本同様たくさんのコンビニがあります。
SPAR(スパー)は店舗数ではアイルランド一。Centra (セントラ)、Londis(ロンディス)も店舗数がかなり多く、至る所で目にします。ダブリンの街の中心部はこの3つの店舗が占めています。Mace(メース), Gala(ガラ)、Custcutter(コストカッター)は店舗数はかなり少ないので街中であまり見かけませんが、街の中心部を離れると見かけます。Applegreen(アップルグリーン)は高速道路に設置されているコンビニで店舗も大きく、北アイルランドに近い店舗ではアイルランドのお土産なども置いていますし、大手のファーストフードも入っていることもあります。日本でいうサービスエリアの小型版です。
そして個人経営の小売店もたくさん存在します。
こちらはSPARの写真です。
日本では見ない"Off Licence"の文字。Off Licence とはOff the premise、つまりOn the premiseであるパブやホテル以外のところ(スーパーやコンビニなど)で売り、消費するということです。月曜から土曜日午前10時半から午後10時まで、日曜日は午後12時半から午後10時までお酒の販売ができると法律で定められています。アイルランドでは18歳以下は保護者同伴でないとお酒の購入はできません。
アイルランドのコンビニの前には写真のようにテーブルと椅子が置かれていることもあります。店内にもテーブルや椅子が置かれていることもあります。それもそのはず。店内には日本同様自分で作ることができるコーヒーマシーンが置かれているところが多いのですが、SPARではInsomnia(インソムニア)というアイルランドのカフェチェーンが入っている店舗が多くあるからです。
インソムニアで売られているマフィンやケーキも同じようにSPARで売られています。そのため店内外でくつろげるようになっているのです。
日本では見かけませんが、こちらではコンビニにサンドイッチバーがあるのが普通です。
店頭で自分の好きなサンドイッチをオーダーできます。値段は中に挟むものと数によって違ってきます。
コンビニのレジはこのような感じになっています。たくさんチョコレートバーやクリスプ(ポテトチップス)の小袋が売られていますし、ロトチケットも買えます。
コンビニに郵便局が入っているところもあります。田舎ではたまに見かけますがダブリンも街ではほとんど見られません。写真はダブリンの街のコンビニのものです。日本のようにコンビニの店員が応対するのではなく、アイルランドの郵便局員が対応します。
最後に特に珍しいものをご紹介しておきましょう。日本ではまず見られません。精肉屋が入っているコンビニがあるのです。
精肉屋自体は午後5時に閉まってしまいますが、パックに入れて売っているので仕事のため買いに行けない人にはとても便利です。
基本的には日本のコンビニとあまり変わりはありません。値段はスーパーよりも高めです。しかし最近コンビニもスーパーマーケット同様、独自の製品を開発して値段を下げて売り出しています。
アイルランドにお越しの際はコンビニも覗いてみてください。面白い発見があるかもしれません。
詳しくはこちらのサイトからどうぞ。
SPAR http://www.spar.ie/
Centra http://centra.ie/
Londis http://www.londis.ie/
Mace http://www.mace.ie/
Gala http://www.gala.ie/
Custcutter http://www.costcutter.ie/
Applegreen http://applegreenstores.com/ie/
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ティファニー・カイリー
- 1999年よりダブリン在住の独身・アラフォー・会社員。