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<後編>アイルランドのコークにある有名なイングリッシュ・マーケット(English Market)
それでは前編に引き続き、マーケット内をもう少しだけ歩きましょう。
>前編の記事はこちらから!
こちらはグランド・パレード(Grand Parade)側の入口です。入口によって趣が違うのもこのマーケットの特徴です。
グランド・パレード(Grand Parade)側にはもう一つ入口があり、こちら側の店は靴や洋服アクセサリーなどを売っています。
グランド・パレード方向にもたくさんのお店が並びます。野菜、フルーツ、パンやチョコレート、健康食品やアジア食品、そして牛肉や豚肉を扱うお店がたくさん!綺麗に整頓されて売られており、見ているだけでもとても楽しくなります。時間があっという間に過ぎてしまいます。
小さいですが2階にはカフェがあります。美味そうなケーキが朝早くから並んでいました。お店が開く前にお茶をしている観光客や従業員さんたちを見かけました。私は宿泊先で食べたばかりだったので食べることができず残念な思いをしました。
カフェの上からプリンセス・ストリート側の入口を見下ろすのも面白いでしょう。
それではなぜこのイングリッシュ・マーケットが有名なのでしょうか?昔から有名ではありましたが、特に有名になった理由はこちらの写真が物語っています。
2011年にエリザベス女王がアイルランドに歴史的な正式訪問をした際にこのマーケットにも立ち寄られたからです。特に写真の男性が働く魚屋さんを訪れた時の様子が当時テレビで何度も紹介され、男性共々有名になりました。この男性が働く魚屋さんがこちらです。
このお店の前にも数件魚屋さんが数軒並んでいます。有名になった魚屋さんK O'Connellで数枚写真を撮らせていただきました。
ダブリンの街の中心にあるフードマーケットと言えば、テンプルバーに毎週土曜日に出るマーケットか、ダブリン北のムーア・ストリートで開かれるものくらいしかありません。イングリッシュ・マーケットのように、インドアで月曜から土曜日まで(バンクホリデー除く)オープンしている、規模の大きなマーケットは残念ながらありませんし、魚は売っていません。
ダブリンではスーパーマーケットで魚が買えますが種類が少なく、どれくらい新鮮なのかも定かではありません。そのため新鮮なお魚を買いたい人は港町ホウス(Howth)まで行き購入します。しかしダブリンの中心地からは少し遠いため、私のような車を持っていないものはバスか電車でしか行くことができず毎日行くことはできません。
しかしコークには街の中心にこんな素敵な、しかも大きなマーケットがある。羨ましい限りです。
コークに訪れた際には必ずイングリッシュ・マーケットを訪れてください。
The English Market
Princes Street/Grand Parade, Cork
月曜から土曜日、午前8時から6時までオープン
日曜とバンクホリデーはお休み
クリスマスの時期にはオープンする日や時間が変わりますのでこちらで事前にお確かめください。
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ティファニー・カイリー
- 1999年よりダブリン在住の独身・アラフォー・会社員。