2013年6月、富士山を構成する資産として世界文化遺産に登録された「忍野八海」に行ってきました。世界遺産のみならず、国の天然記念物、名水百選、県富岳百景に選定された美しい景色の集合体です。

富士山からの伏流水に水源を発するといわれる、八つの湧水池から構成されている忍野八海。富士山の高地に降り積もった雪や雨がろ過された水で出来ている池はいつも透き通っており、神秘的な姿が魅力的です。

雪がまだ残る2月中旬でしたが、澄んだ空気がよりおいしく感じられます。目の前に立つと深い中心部は青く澄みきっており、不思議と息を呑むような緊張感が感じられました。

透き通った水のおかげで、水面に写る空の上に、鯉が浮かんでいるように見えるとも言われています。寒い冬の季節にも、休日には少し足を延ばして、日本ならではの情緒を楽しんでみてはいかがでしょうか。

（レポーター：ゆちゃん）