地球と宇宙が織りなす奇跡の光　オーロラ。死ぬまでに一度は見たい絶景の一つですよね。

Question 1 まず、オーロラとは何かご存知でしょうか。

太陽からは電気を帯びた陽子や電子などのプラズマが放出されています。このプラズマが地球の磁場を横切り、地球の大気圏に突入した時に起こる発光現象がまさにオーロラです。大気に含まれる酸素や窒素などとプラズマが衝突することで、エネルギーが放出され、私たちの目の前に幻想的に表れるのがオーロラなのです。なんだかちょっと難しいですね。

Question2 オーロラの起源はいつでしょうか。

古代ギリシャの哲学者アリストテレスはその著書「気象論」の中で、オーロラのことを天の裂け目から燃え出す炎であると説明しました。オーロラは太古の昔からその存在が知られていたのです。

「オーロラ」という名前も、古代ローマ神話に登場する「暁の女神アウロラ」を語源とする説や、イタリアの天文学者ガリレオ・ガリレイが命名したという説が伝えられています。

また、オーロラにまつわる伝説は世界各地に残り、グリーンランドでは、先祖の霊であると言い伝えられ、北欧では、オーロラによって死者と生者の世界が結びついていると語り継がれてきました。中世ヨーロッパに於いてはオーロラは彗星と同様に災害が起きる前兆であると考えられるなど、大自然が見せる現象は古くから人々に畏怖の念を持たせる霊妙な存在だったようです。

世界でもオーロラベルトと呼ばれる北緯65度～70度前後にドーナツ状にまたがる地域でしか見ることができないオーロラですが、今回は北欧　ノルウェーのトロムソのオーロラをご紹介します！

Question 3 オーロラを見るならトロムソへ！なぜ？トロムソがオーロラ観測に適している理由とは？

point1　トロムソはオーロラベルトの中央付近に位置しています！
トロムソの磁気緯度はおよそ66度にあり、オーロラ観測率の高いオーロラベルトのまさに中心に位置しております。

point2 オーロラ出現の時間帯が早い
カナダやアラスカなどでは普通オーロラ出現は夜中から早朝になることが多いのですが、トロムソでは通常、夕方から夜中の間の無理なく起きていられる時間帯が出現率の高い時間帯となるため、時間帯が有効に使え、お身体にも優しいです。

point3 他のオーロラ地域と比べて比較的温暖！
ノルウェーはノルウェー沿岸のメキシコ暖流の影響で、マイナス5度～マイナス10度と他の地域と比べて比較的温暖です。冬の平均気温は札幌とほぼ同じくらいなんです。

point4 「北欧のパリ」と称されるトロムソは夜景も美しい！
トロムソはオーロラの観測地としても名高いですが、実は「北欧のパリ」と称されるほどその街並みも美しく、夜になると更にライトアップが美しく、天候が良ければ夜景とともにオーロラが楽しめることもあるんです。

point5　オーロラ鑑賞以外にも観光要素が満載！
オーロラ鑑賞以外にも博物館や教会など観光スポットが充実しており、メインストリートにはかわいらしいショップも点在していて街歩きの楽しみもあります！自由行動でのおすすめは世界最北のビール醸造所「マックビール」。ビールをお楽しみください！実はトロムソは市民一人当たりのパブやバーの数がノルウェーで一番多い街なんです！

少し魅力が伝わりましたでしょうか！オーロラ旅行が初めての方、ベテランの方どちらにもお勧めなのがこのトロムソです！是非！神秘の光に出会いに行きませんか？

（レポーター：みなみん）