ポルトガルの首都リスボンで、こんなクラシカルなエレベーターに乗れちゃうの、ご存知ですか？

リスボン市内の中心地、バイシャ地区にある、サンタジュスタのエレベーター。なんと1902年に完成した、100年以上の歴史を誇るリスボン旧市街の観光名所です。

趣ある木製のエレベーターは2個あり、一つが上がれば一つが下がるように運転されています。

もともとは住民の足となるために作られたエレベーターで、今でも通勤時間帯を中心に地元の人も使用しています。なるほど坂の多いリスボンならではの知恵ですね。

乗車時間はわずか数十秒。45メートルの高低差を埋めてくれます。扉の開け閉めは未だに手動で、動くたびに係員が鍵を開け閉めします。タイムスリップしたみたいでちょっとわくわく♪

乗車券は往復5ユーロ程、乗ってから係員にお金を渡し、発券してもらいます。1日メトロ乗り放題カードがあればさらに安く乗れるそう！帰りも同じチケットを見せるので、無くさないように。

エレベーターを降りると、リスボンの赤い屋根の町並みや海の景色が四方に見渡せます。

しかし、螺旋階段を上って更に上に行くと、一層美しい景色が見渡せます。坂の多いリスボンの街にはたくさんの展望スポットがありますが、ここはオススメのスポットの一つです♪

ちなみに、午後が特に混み合うそうですので、できれば午前中に行くことをオススメします。早朝は通勤客くらいしか乗っていないそうなのでスムーズに乗車できるよう。ちょっと早起きして朝一番に行くのがいいかもしれませんね。

リスボンに行く際は、並んででも是非乗ってみてください♪

（レポーター：おがちゃん）