北欧1(4か国のサンタクロース)

もうすぐクリスマス!! 北欧のサンタクロースをご紹介

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(写真提供:フィンランド政府観光局)

気が付けばもう11月。クリスマスや雪の季節はもうすぐそこですね!今回は、雪国で代表的な北欧4か国のサンタクロース事情をご紹介します!北欧4か国にはそれぞれ「サンタの村」や「定住地」などが存在しているため、「本当のサンタクロースはどこにいるんだろう?」と思う方もいらっしゃるでしょう。

多くの場合、サンタクロースは「ラップランド」に住んでいると言われています。ラップランドとは、ノルウェー北部から白海までの沿岸地帯で、伝統的にサーミ人が住んでいる地域のことを指し、フィンランド・ノルウェー・スウェーデン・ロシアの4か国にまたがっており、大部分が北極圏に位置しています。ラップランドにはサンタクロースが住むという伝承が残されているため、どの国々もサンタクロースの住まいが自分の国にあると言っています。またデンマークもラップランドには位置していませんが、デンマーク領のグリーンランド(北極圏)にサンタクロースが住んでいると主張しています。それぞれの国に町や住居が存在しているサンタクロースはやっぱり人気者ですね。

フィンランド

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(写真提供:フィンランド政府観光局)

フィンランドのサンタクロースは、皆さんが想像しやすい「白いひげ、赤い服、大きなお腹」そして、「Ho!Ho!Ho!」の大きな声が特徴。クリスマスには、妖精「トントゥ」がサンタさんのお手伝いをしてくれるんですって。ロヴァニエミにあるサンタクロースのオフィスではいつでもサンタさんに会うことができます。そりを引いてくれるトナカイに出会えることもあります。サンタさんはお願いごとを注意深く聞いてくれるだけでなく、時には得意のクリスマスキャロルを披露してくれることもあるんですって。

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(写真提供:フィンランド政府観光局)

ノルウェー

ノルウェーのサンタクロースは、〝ニッセ〟と呼ばれ、ノルディックセーターやノルディック手袋を着こなす「小柄な妖精」なんです。アメリカや日本などで知られている人物とはちょっと違いますね。オスロ郊外のドローバックは、「ノルウェーのサンタクロース村」として知られており、ノルウェーで唯一「ニッセに注意!」の道路標識がある場所なんです。ユニークな標識を一度は見てみたいですね!

デンマーク

デンマークの人々は、サンタクロースはグリーンランドのイルリサットに住んでいると信じています。デンマークには、妖精〝ニッセ〟が家々を守ってくれているという言い伝えがあるのですが、このニッセがサンタクロースと私たちの橋渡しをしてくれていると言われています。ニッセは、12月になると、赤い帽子をかぶってグリーンランドへ行き、プレゼントの準備で忙しいサンタクロースの手伝いをします。そして、子供たちにプレゼントを届けてくれるのだそうです。

スウェーデン

スウェーデンのサンタクロースはもともと地味なグレーの服を着ていて、北欧の妖精トムテではないかと考えられています。スウェーデン中部にある観光施設「サンタワールド」は、1984年に世界初の「サンタクロースが定住する地」として全世界に高らかに宣言されました。サンタクロースの家やおもちゃ工場、学校などがあり、子供たちに配るクリスマスプレゼントもサンタワールドで作られている様子がうかがえます。

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cCarolina Romare/imagebank.sweden.se

>>>続き「北欧2(クリスマス本番)」はこちら!

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