白川郷(幻想的な雪化粧)

古き良き日本の冬。1年のうち4日間だけのライトアップ!

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岐阜県白川村荻町の白川郷は、1995年に「人類の歴史上重要な時代を例証するある形式の建造物、建築物群技術の集積、または、景観の顕著な例」として世界文化遺産に登録されました。今では年間140万人が訪れる人気の観光スポットとなっています(2015年現在)。その中心となるのが、茅葺屋根で覆われた独特の民家が集まる集落群です。

〝合掌造り〟は、茅葺(かやぶき)の角度の急な屋根が大きな特徴となっています。屋根の形が合掌した時の手の形に似ているところから、合掌造りと言われるようになったと言われています。屋根の勾配がきついのは、積雪が多く雪質が重いことを考慮しており、屋根が東西に向いているのは、日照によって茅材(かやざい)を乾燥させ腐らせないようにするための工夫といわれています。

白川郷では、現在も生活を営んでいる人がいるので、生活の様子を間近で見ることができる貴重な地区です。また、屋根の茅は40~50年に1度葺き替えが必要で、今も村人や最近はボランティアの人も加わり、葺き替え作業が行われています。一般公開を行っている民家、民宿、食事処など多くの合掌家屋が点在しているので、日本の原風景を今に伝える合掌作りを眺めながら、ゆっくりとした時間を味わうことができます。

合掌集落ライトアップ

この冬(2018年)の白川郷では、わずか4日間だけ集落全体がライトアップされます。一面の銀世界にポウッと点る家々の明かりは、息をのむ美しさと同時に、なんだか懐かしい〝ふるさと〟を思わせてくれる幻想的な風景です。

2018年(平成30年)開催日:1月21日(日)、1月28日(日)、2月4日(日)、2月12日(日)

スケジュールに関するその他の注意事項はこちらの公式サイト「世界遺産 飛騨白川郷 ライトアップサイト」をご覧下さい。

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