

南国フィリピンに観光旅行に行くなら、やっぱり一度はビーチでひと泳ぎしたいと思うもの。
でも、マニラはアジア有数のメガシティ。マニラ湾はあるけど、泳げるビーチではない。
フィリピンの定番ビーチリゾートと言えば、ボラカイ島やエルニドだけど、マニラ観光のついでにちょっと寄るにはあまりにも遠く、アクセスも良くない。
そこでおすすめしたいのが、プエルト・ガレラ。マニラから比較的簡単にアクセスでき、限られた日程でも透明度抜群の美しい海を楽しめるビーチリゾートだ。本記事では、実際にマニラからプエルト・ガレラを訪れた筆者が、行き方や料金、おすすめのビーチ、アクティビティ、ホテルなどを紹介しよう。
フィリピン・マニラでの生活に興味のある方は下記記事を参照してみてほしい。
- KOTOBA LOUNGE JOURNAL:フィリピン・マニラに2か月滞在してみて思ったこと ※外部サイトに遷移します
目次
マニラから3~4時間!プエルト・ガレラの魅力と行き方
プエルト・ガレラとは?魅力と基本情報
プエルト・ガレラは、ミンドロ島の北部にある港町。スペイン語で「ガレー船の港」という意味がある。スペイン統治時代より漁業や交易の拠点として栄えたが、20世紀後半になると、美しい海やサンゴ礁が観光資源として注目され、ビーチリゾートとして発展。現在ではフィリピンを代表するダイビングエリアの1つとしても知られている。
ちなみにフィリピンには7,600以上の島があり、首都マニラがあるのがルソン島。プエルト・ガレラのあるミンドロ島はその南に位置している。マニラからはバスとフェリーを乗り継ぎ、順調なら3~4時間ほどでアクセスできる。待ち時間や渋滞を考えると、4~5時間程度を見ておくと安心だ。
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<プエルト・ガレラには南国らしい白い砂浜のビーチがたくさん>
マニラからプエルト・ガレラへの行き方
マニラからバタンガス港へ
まずは滞在先のホテルなどからGrabなどの配車アプリを利用して、PITXのバスターミナルへ向かおう。
PITXに到着したら、バタンガス港(Batangas Port)へ向かうバスのチケットブースを探す。
PITXは常に多くの人で混雑しており、各階にさまざまな目的地へのチケットブースがあるので、初めてだと少し分かりにくい。まずは「Batangas」と書かれたブースを探そう。
ここで重要なのが、「Batangas Pier」または「Batangas Port」まで行く便かどうかを必ず確認すること。バタンガスのバスターミナル(Batangas Grand Terminal)止まりの便だと、そこから港までさらに移動する必要がある。
バタンガス方面へのバスは頻繁に出ており、筆者の場合はPITX到着から30分ほどでバスに乗って出発することができた。
筆者が利用したのはJAMという会社のバスで、料金は265ペソ。チケットブースでは料金を支払わず、乗車券だけを受け取ってバスへ向かう。運賃は乗車後に車掌へ現金で支払う方式だった。
バスの中はそれなりに清潔で、乗り心地も悪くなかった。
注意したいのは、途中のバタンガス・バスターミナルでは降りないこと。最終目的地のBatangas Pierまで乗っていこう。
交通渋滞の程度にもよるが、筆者が利用した際は2時間弱でバタンガス港に到着した。
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<PITXの搭乗ゲートは常に混雑している>
バタンガス港からプエルト・ガレラへ
バタンガス港(Batangas Pier)行きのバスは、フェリーターミナルのすぐ前で停車する。バスを降りたら、荷物を受け取り、そのままターミナルの中へ。ミンドロ島のさまざまな港へ向かうフェリー会社のブースが並んでいるので、必ずPuerto Galeraと書かれたブースを探そう。
バタンガス港からプエルト・ガレラまでの船は、大きく分けてRoRoフェリーとFastcraftの2種類。RoRoフェリーなら大人約550ペソ、Fastcraftなら約750~780ペソが目安だ。RoRoの方が安いが時間がかかり、Fastcraftは少し高い代わりに短時間で到着する。
筆者はFastcraftを利用した。少し揺れが大きく、混雑していて快適とは言いにくかったが、乗船時間は1時間程度。十分我慢できる範囲だと思う。
※フェリー料金とは別に、バタンガス港で港湾ターミナル利用料90ペソかかるので注意。
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<バタンガス港のチケット売り場。コーヒーショップやレストランもあり、待ち時間も過ごしやすい>
港からホテルへ
港に到着したらPuerto Galera Environmental User Fee(環境利用料)として120ペソを支払う。その後ターミナルの外でトライシクルが列をなして待っているので、滞在先のホテルの名前を伝えて、移動しよう。筆者の場合、ホワイト・ビーチ周辺まで150ペソだった。
以前はもう少し安かったようだが、2026年はフィリピン国内の燃料価格が大幅に上昇しており、それに伴ってトライシクルなどの交通費も値上がりしている。
マニラからプエルト・ガレラへの移動でかかる費用
「結局、マニラからプエルト・ガレラまでいくらかかるの?」という方のために筆者が支払った移動費用をまとめてみた。
| 費用 | 筆者の場合 |
|---|---|
| PITX → Batangas Pier | 265ペソ |
| Fastcraft | 約750~780ペソ |
| Batangas港利用料 | 90ペソ |
| Puerto Galera環境利用料 | 120ペソ |
| 港 → ホテル | 約150ペソ |
| 合計 | 約1,375~1,405ペソ |
プエルト・ガレラでおすすめのビーチ3選
プエルト・ガレラにはいくつかのビーチがある。雰囲気がそれぞれ異なるので、訪れる目的に合わせて滞在エリアを選ぶようにしよう。
ホワイト・ビーチ
プエルト・ガレラで最も人気のあるビーチのひとつ。白い砂浜の前にはさまざまなレストランが並び、子連れの観光客も多く、かなりにぎやかだ。ジェットスキーを楽しんだり、浮き輪を借りて遊んだりと、家族でも楽しみやすい。ただ夕方以降はかなり騒がしくなるため、静かにくつろぎたい人には向いていないかもしれない。
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<ホワイト・ビーチ周辺にはレストランやカフェが並び、にぎやかだ>
アニヌアン・ビーチ
筆者のおすすめはここ。ホワイト・ビーチのすぐ隣にあるビーチだ。レストランなどはないが、人も少なくゆっくりくつろげる。人の数が少ないせいもあって、ホワイト・ビーチと比べて海の透明度が高いように見える。
早朝、人の少ないビーチを歩きながらゆっくり潮風に当たる時間がすばらしい。
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<アニヌアン・ビーチは人が少なく落ち着いて散歩できる>
サバン・ビーチ
ビーチそのものはあまりきれいではなく、海水浴を楽しむというより、ダイビングとナイトライフの拠点として知られるエリアだ。周辺には多数のダイブショップやダイブリゾートが集まり、沖合のダイビングポイントへ短時間でアクセスできる。一方、夜になるとバーやクラブが営業し、歓楽街としての一面も強い。
プエルト・ガレラのおすすめアクティビティ
プエルト・ガレラでおすすめのアクティビティは何と言ってもシュノーケリング。
ホワイト・ビーチ周辺を歩いていると、シュノーケリングやダイビングツアーの客引きに頻繁に声をかけられるので、料金や内容を比較して決めよう。
筆者が利用したのは以下の内容:
- 料金:1人1,000ペソ(シュノーケリング装備等込み)
- 内容:Coral GardenやGiant Clams 周辺でのシュノーケリング+Underwater Cave(洞窟探索)
このほか、Tamaraw Fallsやマングローブを見たり、ガレー船の模型がある港などを巡ったりするLand Tourもある。料金は内容や参加人数によって異なるようだ。
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<水中洞窟の探索の様子>
シュノーケリングのツアーに参加した感想としては、非常に満足!
場所によっては沖縄を思わせるほど透明度が高く、熱帯魚やサンゴ礁を間近に見ることができた。シュノーケリングではいくつかのポイントを移動するが、せかされることなく、それぞれのロケーションで十分に時間を取って泳がせてくれたのも良かった。
1,000ペソというと約2,600円(2026年8月時点)だが、十分に内容に見合った金額だと思う。
ちなみに、以前は値段交渉でもう少し安くなることもあったそうだが、現在は中東情勢の影響による燃料価格の上昇もあり、値段交渉は難しくなっているとのことだった。
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<プエルト・ガレラの海の透明度は抜群!>
プエルト・ガレラのおすすめホテル
ホワイト・ビーチ周辺には、高級ホテルからリーズナブルな宿までさまざまなホテルが建っている。
ただ、前述したようにホワイト・ビーチ周辺は人が多く、夜間もやや騒がしい。また、物売りやツアーの客引きも多い。もっと静かな場所でゆっくりと南国気分を味わいたいなら、アニヌアン・ビーチ周辺でホテルを探すのも1つの手だ。
筆者が滞在したのはAV Suites。筆者が宿泊した部屋は清潔で、スタッフの対応も親切だった。Wi-Fiと屋外プールもあり、部屋からは海を眺めることができた。アニヌアン・ビーチから徒歩3分と、立地もいい。筆者が宿泊した2026年4月は1泊約45ドル(朝食別)。
- 施設名:AV Suites
- 所在地(住所):Aninuan, Puerto Galera, Mimaropa 5203
- 電話番号:+63 936 987 9315 (WhatsApp)
- 公式サイト:AV Suites
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<AV Suitesはアニヌアン・ビーチから近く、清潔で静かなホテルだ>
プエルト・ガレラ旅行におすすめの日数
筆者のおすすめは2泊3日。
1泊でも楽しめるが、シュノーケリングツアーなどに参加すると半日ほどかかるため、余裕をもって2泊できれば、十分にプエルト・ガレラらしい南国気分を味わえると思う。
ダイビングやLand Tourなど、シュノーケリング以外のアクティビティもじっくり楽しみたい方は、3泊するのもいいだろう。
マニラで3泊、その後プエルト・ガレラで2泊という旅程なら、1週間以内のフィリピン旅行でも、マニラの歴史や都市文化とフィリピンの豊かな自然の両方に触れる旅を楽しめると思う。
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<プエルト・ガレラでゆっくりと南国気分を楽しもう>
プエルト・ガレラの治安と注意点
筆者が滞在したホワイト・ビーチやアニヌアン・ビーチ周辺では、治安面で特に不安を感じることはなかった。夕食のためにホワイト・ビーチ周辺を夜間に歩くこともあったが、多くの観光客や家族連れでにぎわっており、少なくとも筆者が滞在した範囲では危険な雰囲気は感じなかった。
とはいえ、観光地なのでスマートフォンや荷物の置き忘れ、海水浴中の荷物管理など基本的な防犯対策は必要だ。
もう一つ注意したいのが、クレジットカードを使える場所がそれほど多くないこと。ATMの数も限られているので、プエルト・ガレラ訪問の前に現金を準備しておくと安心だ。
プエルト・ガレラはこんな人におすすめ!
筆者がプエルト・ガレラを特におすすめしたいのは「マニラ観光をしたい。でもせっかくフィリピンまで来たなら、きれいな海でも泳ぎたい」という人。
ボラカイ島やエルニドのように飛行機で国内移動する必要がなく、マニラからバスとフェリーだけでアクセスできるのが最大の魅力。2泊3日程度でも、白い砂浜のビーチでのんびりしたり、シュノーケリングでサンゴ礁や熱帯魚を見たりと、十分に南国らしい時間を楽しめる。
マニラの喧騒から少し離れて、気軽にフィリピンらしい青い海を楽しみたい。そんな旅行者は、ぜひプエルト・ガレラまで足を延ばしてみよう。
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Shinji Muto
- 一人旅・海外勤務を経て、現在は南アフリカ人の妻と共に南米パラグアイに住んでいます。アメリカ・香港・日本・パラグアイに在住歴あり。3カ国の永住権を持ち、日本語・英語・スペイン語を話す日系アメリカ人です。主に南米、ときどき南アフリカ。そしてアメリカやアジアを旅して、旅人にとって役に立つ生きた情報をお届けしたいと思います。































