フィリピン料理おすすめ7選!現地で食べたい定番グルメ

日本から距離も近く、身近な南国フィリピン。

でも、フィリピン料理と聞いてもあまりピンとこない人も多いかもしれない。日本国内での知名度も、同じアジアの中華料理、韓国料理、タイ料理と比較してもそれほど高くはないようだ。

実は筆者もその1人で、フィリピン料理についてはほとんど何も知らなかった。しかし今回、家族に会うために2か月ほどフィリピンに滞在し、現地で食べた料理のおいしさにすっかり感動してしまった。

そこで本記事では、現地在住者にも聞きながら選んだ、フィリピンに来たらぜひ食べてほしいおすすめ料理を7つ紹介しよう。

目次

フィリピン料理の特徴は?

おすすめフィリピン料理7選

  1. カレカレ
  2. ポーク・アドボ
  3. ビコール・エクスプレス
  4. シニガン
  5. パンシット・カントン
  6. ポーク・シシグ
  7. シーフード料理

フィリピンで食べたいスイーツ

  1. ハロハロ
  2. タホ

マニラのおすすめレストラン

  1. Harbor View Restaurant
  2. Manam
  3. Tablo Kitchen & Café
  4. Jollibee

まとめ

フィリピン料理の特徴は?

日本人と同じで、フィリピン人も大のお米好き。どれくらいお米好きかと言えば、マクドナルドにもライスメニューがあるほどだ。

料理は、醤油、にんにく、お酢をベースにした甘みと酸味の効いた肉料理が多く、ごはんにもよく合う。東南アジア料理と聞くと辛いイメージがあるかもしれないが、フィリピン料理には強い辛さやハーブの香りが前面に出る料理は意外と少なめ。日本人にも比較的馴染みやすい味付けが多いように思う。

また、フィリピンは日本と同じく海に囲まれた島国で、魚介類も豊富。マニラでもエビやカニ、魚などを使ったスープやグリル、蒸し料理を楽しめる。

ちなみに、フィリピンではテーブルでナイフを使うことはあまり多くなく、基本的にはスプーンとフォークで食べるのも特徴的だ。

おすすめフィリピン料理7選

1. カレカレ

フィリピンのグルメ カレカレ、ピーナッツソースの料理
<カレカレ:ピーナッツソースのまろやかなコクが楽しめるフィリピンの定番煮込み料理>

まず、おすすめしたいのがカレカレ。ピーナッツソースをベースにしたシチューのような煮込み料理だ。見た目は少しカレーに似ているが、辛さはほとんどなく、味はむしろ甘めでクリーミー。

フィリピンレストランであればどこでも提供している定番料理で、まろやかで濃厚なソースがとてもおいしい。牛肉と野菜を煮込んだものが定番だが、エビやカニ、魚介類を一緒に煮込んだシーフード・カレカレを提供しているお店もある。

2. ポーク・アドボ

フィリピン_グルメ 白のプレートにポーク・アドボ、ご飯の盛り合わせ 
<ポーク・アドボ:醤油と酢で煮込んだ、ご飯によく合うフィリピンの家庭料理>

ポーク・アドボは、日本でいうところの「豚の角煮」に近い料理。日本の角煮が甘く濃厚な味わいなのに対し、アドボはお酢を使うため、こってりしすぎず酸味の効いた味わいになる。白いご飯との相性がよく、日本人の味覚にも合いやすい料理だと思う。ちなみに鶏肉を使用したチキン・アドボもある。

3. ビコール・エクスプレス

フィリピングルメ_ビコール・エクスプレス、豚肉にココナッツミルクソースがかかっている
<ビコール・エクスプレス:ココナッツミルクのまろやかさと青唐辛子の辛味が特徴>

ビコール・エクスプレスは、豚肉をココナッツミルク、にんにく、生姜、青唐辛子などと一緒に煮込んだフィリピン料理。辛い料理やココナッツを使った料理で知られる、ルソン島南東部・ビコール地方の食文化に着想を得た料理とされている。

フィリピンでは珍しいピリ辛料理。とはいえ、ココナッツミルクのまろやかさがあるため、ただ辛いだけではなく、濃厚でクリーミーな味わいが楽しめる。

4. シニガン

シニガン、フィリピンの大きな器にはったスープ料理
<シニガン:タマリンドの酸味が効いた、フィリピンの定番スープ料理>

シニガンもフィリピンを代表する料理のひとつ。日本で言えば「みそ汁」のように、家庭でもレストランでも親しまれているスープ料理だ。

タマリンドなどで酸味をつけたスープで、さっぱりとした味わいが特徴。高温多湿なフィリピンでも食べやすく、人気なのだとか。一番有名なのは豚肉を使ったポーク・シニガンだが、エビやシーフード、また牛肉を使ったものまで様々なスープがある。

メイン料理というよりは、食事と一緒に楽しむスープとして注文するのがおすすめ。

5. パンシット・カントン

パンシット・カントン、醤油とオイスターソース焼き色のフィリピン風焼きそば
<パンシット・カントン:醤油とオイスターソースのコクが楽しめるフィリピン風焼きそば>

パンシットとはフィリピンで麺料理全般を指す言葉で、フィリピン風焼きそばと考えるとわかりやすいかもしれない。パンシット・カントンはその中でも中華麺を使用したもので、フィリピンでは、誕生日や祝日には必ずと言っていいほど出される定番料理だとか。

日本の焼きそばとは違い、ソース味ではなく、醤油の香ばしさとオイスターソースのコクが前に出るのが特徴。

6. ポーク・シシグ

フィリピングルメ ポーク・シシグ、豚肉焼いたものにマヨネーズソースがかかった料理
<ポーク・シシグ:細かく刻んだ豚肉を香ばしく炒めた、ビールにも合う人気料理>

ポーク・シシグは、細かく刻んだ豚肉を玉ねぎ、唐辛子、カラマンシーなどで味付けしたフィリピンの鉄板料理。もともとは豚の顔肉や耳などを使う料理で、カリッとした豚肉の食感と香ばしさが特徴的だ。濃い目の味付けなので、ビールにもよく合うと思う。

7. シーフード料理

白身魚のスパイシーソース蒸し、丸ごと魚料理
<マニラのHarbor View Restaurantで食べた白身魚のスパイシーソース蒸し>

日本と同じく島国のフィリピンでは、シーフードも豊富。エビやカニを使ったスープ、魚のグリル、蒸し魚、さらに新鮮な魚を酢で締めたキニラウなど、さまざまな魚介料理を楽しめる。

特におすすめしたいのが、ラプラプ(Lapu-Lapu)と呼ばれるハタ科の白身魚。フィリピンでは高級魚で、少し値段は高いが、とてもおいしいのでぜひトライしてみよう。

フィリピンで食べたいスイーツ

1. ハロハロ

グラスが入ったかき氷に上に紫のアイスやフルーツがのっているハロハロ
<ハロハロ:かき氷のようなフィリピンの定番デザート>

ハロハロは、フィリピン版のかき氷とも言える定番デザート。日本のかき氷よりさらに豪快で、ミルク、豆、ゼリー、果物、ウベアイスなどをのせ、混ぜながら食べる。

筆者は、見た目の色合いに最初は少し戸惑ったが、決して食べにくい味ではない。暑い日には清涼感があり、ぜひトライしてみるといいだろう。

2. タホ

カップに入ったフィリピン_温かい豆腐に甘いシロップがかかったタホ
<タホ:温かい豆腐に甘いシロップとサゴをかけた、フィリピンの朝の定番スナック>

タホは、温かい絹豆腐に黒蜜のような甘いシロップとサゴをかけた、フィリピンの朝の定番スナック。サゴはフィリピン風のタピオカのようなものだ。

筆者の滞在先には、毎朝9時ごろになると、バイクに乗った男性が「タホー、タホー」と音声を流しながらやって来た。甘すぎず、朝のちょっとしたエネルギー補給にもぴったり。値段もひとつ10ペソ(25円)程度なのでぜひトライしてみてほしい。

マニラのおすすめレストラン

フィリピン人は食べるのが大好き。朝昼晩の食事に加え、間食も取るので、1日5回食事をすると言われるほど。そのため、マニラにはレストランの種類がとにかく豊富。フィリピン料理はもちろん、中華、韓国料理、日本食、アメリカン、カフェ系まで何でもそろっている。滞在中は選択肢が多すぎて、どこに入ろうか迷ってしまうかもしれない。

そこで、筆者が実際に訪れておいしいと思ったレストランをいくつか紹介しよう。

1. Harbor View Restaurant

マニラ中心部、リサール公園から徒歩圏内にある海沿いのシーフードレストラン。新鮮な魚介類を使ったさまざまな料理を、海を眺めながら楽しめるお店だ。

海沿いのおしゃれなシーフードレストランでテーブルに座って食べる人々
<海を眺めながらシーフードを楽しめるHarbor View Restaurant>

筆者が注文したのは、ラプラプのような白身魚の料理やフィッシュアンドチップスなど。ものによっては少し値段の張るものもあるが、どれを食べてもとてもおいしい。フィリピン在住の日本人の間でも知名度が高いようで、筆者が訪れた時も、店内のお客さんの半分近くが日本人だった。

訪れるなら、午後6時前の到着がおすすめ。マニラ湾に沈む美しい夕日を眺めながらシーフードを満喫できる。

ただし正直に言うと、レストラン周辺は少しごみが散乱している箇所もあり、到着した瞬間は少し驚くかもしれない。あくまでも筆者が訪れた際の状況だが、高級レストランのような雰囲気を期待するとギャップがある。それを補って余りあるほど料理はおいしいので、マニラで新鮮な海鮮を食べたい方にはぜひおすすめしたい。

Harbor View Restaurant

  • 所在地:South Dr / Katigbak Parkway, Rizal Park, Ermita, Manila 1000 / 1300
  • 電話:+63 2 8710 0060
  • 営業時間:11:00〜22:00
  • 定休日:無し

2. Manam

フィリピン料理を提供するレストランManamの受付
< 定番フィリピン料理を食べたい人におすすめのManam>

定番のフィリピン料理をひと通り楽しみたいなら、まずおすすめしたいのがManam。グリーンベルトなどのショッピングモール内にも店舗があり、旅行者でも入りやすいレストランだ。

店内は清潔で、雰囲気もおしゃれ。価格も比較的リーズナブルなので、「フィリピン料理を失敗なくおいしく食べたい」という人にはぴったりだと思う。本記事で紹介したような定番フィリピン料理も多く、初めてのフィリピン料理体験にも向いている。

Manam Greenbelt

  • 所在地:2/F Greenbelt 3, Esperanza St, San Lorenzo, Makati, Metro Manila
  • 電話:+63 2 7001 6329
  • 時間:10:00〜21:00、金〜日曜 10:00〜22:00
  • 定休日:無し

3. Tablo Kitchen & Café

Tablo Kitchen & Cafénoのモダンなエビのフィリピン料理
<Tablo Kitchen & Caféで楽しめる、モダンにアレンジされたフィリピン料理>

メトロ・マニラを中心に複数店舗を展開しているモダン系フィリピン料理レストラン。伝統的なフィリピン料理そのものというより、家庭料理や定番フィリピン料理を現代風にアレンジしたおしゃれなカフェレストランという印象だ。

ウェイターの接客もとても丁寧で、旅行中でも安心して食事を楽しめる。値段は格安とは言えないが、店内は明るくおしゃれで居心地がよいので、家族連れやカップルにもおすすめできる。

Tablo Kitchen & Café BF Homes

  • 所在地:224 Aguirre Ave, BF Homes, Parañaque, 1700 Metro Manila
  • 電話:+63 925 337 2789
  • 営業時間:10:00〜23:00
  • 定休日:無し

4. Jollibee

真赤な店内、看板に不敵な笑みを浮かべたマスコットJollibee
<不敵な笑みを浮かべたマスコットJollibeeが出迎えてくれる>

Jollibeeはフィリピンで絶大な人気を誇るフライドチキン専門ファーストフード。フィリピン版ケンタッキー・フライド・チキンといったところだろうか。

日本人の感覚で特に面白いのは、フライドチキンにライスが付いてくるところ。ここにも、フィリピン人のお米好きがよく表れていると思う。

ただし、Jollibeeをこよなく愛するフィリピンの方々には申し訳ないが、筆者も妻も完全にKFC派。正直に言うと、味だけで考えると個人的にはそこまで強くおすすめはしないが、現地の人たちにこれほど愛されているファーストフードがどんな味なのか、一度試してみる価値はあると思う。

Jollibee Rizal Park

  • 所在地:Rizal Park, T.M. Kalaw corner Ma. Orosa Street, Ermita, Manila City
  • 営業電話:+63 2 8521 5240
  • 時間:5:00〜23:00
  • 定休日:無し 

※祝日は営業時間が変更される場合あり

まとめ

日本からフィリピンへの旅行は3泊から4泊程度の短い滞在になることも多いと思うので、今回は限られた日数でも無理なく楽しめるおすすめ料理を7つに絞って紹介した。

もちろん、フィリピンには今回紹介しきれなかった料理や、魅力的なレストラン、カフェがまだまだたくさんある。フィリピンを訪れる際は、このガイドを参考にしつつ、ぜひ自分だけのお気に入りの一皿やお店を見つけてみてほしい。

観光だけでなく、現地の料理も楽しめば、フィリピン旅行の印象がさらに豊かなものになるはずだ。

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Shinji Muto

一人旅・海外勤務を経て、現在は南アフリカ人の妻と共に南米パラグアイに住んでいます。アメリカ・香港・日本・パラグアイに在住歴あり。3カ国の永住権を持ち、日本語・英語・スペイン語を話す日系アメリカ人です。主に南米、ときどき南アフリカ。そしてアメリカやアジアを旅して、旅人にとって役に立つ生きた情報をお届けしたいと思います。

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