

タンザニアでの目玉アクティビティはもちろんサファリツアーで、野生動物のありのままの姿を見るために観光に来る人も多くいます。そんな雄大な動物たちも魅力的ですが、実は色とりどりの鳥を目当てに来る愛好家も少なくないんだとか。
今回はタンザニアの都市部で楽しめる、バードウォッチングについてお伝えします。
目次
タンザニア・ダルエスサラームにあるパンデ動物保護区
タンザニアの首都はドドマという都市で、国内のちょうど真ん中あたりにあります。以前の首都は東の港町ダルエスサラームで、1974年に首都移転計画が持ち上がり、移転がほぼ完了したのが2019年です。主要な政府機関はドドマにあるものの、つい最近まで首都であったダルエスサラームの方が栄えている状態です。
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<キリンの絵の辺りがドドマです>
そんなタンザニア最大の都市ダルエスサラーム市内に、国立の保護区があります。サファリなどができる自然公園と呼ばれる保護区は、通常人里から離れたところにあり、長距離移動をしなければ動物を見ることができません。しかしこの保護区は、都市の内部にあるという非常に珍しいスポットです。
その名もパンデ動物保護区(Pande Game Reserve)で、ダルエスサラームの北西部にあります。そのエリアの名称であるマーブウェパンデ(Mabwepande)から名付けられたそうです。タンザニア野生生物管理局が管理しています。
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<保護区の境界線の標識>
このパンデ動物保護区は15.39平方キロメートルで、タンザニアで一番小さい保護区となっています。もともとは1952年に英国植民地支配のもと、「森林保全区」として設立されましたが、1990年にタンザニア政府によって「パンデ動物保護区」として正式に登録されました。
辺り一面に広がる森林は、暑さを忘れさせてくれるほど爽やかです。国際自然保護団体バードライフインターナショナル(BirdLife International)によって、重要野鳥生息地に指定されていて、鳥たちにはパラダイスのような場所です。野生動物は見ることができませんが、檻に入ったライオンやシマウマがいるので、プチ動物園を楽しめるようになっています。
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<パンデ動物保護区の入り口>
公式インスタグラムによると、キャンプ場やハイキング、ジョギング、サイクリング、ウォーキングが楽しめるようになっているとのこと。定期的にマラソン大会やヨガイベントが開かれているようで、こういったイベントは朝5時くらいに開催されています。詳しくは公式Instagramをチェックしてみてください!
Pande Game Reserve
- 公式Instagram:@pande_game_reserve.tawa
パンデ動物保護区へのアクセス方法
アクセス方法は以下の3つです。ダルエスサラームの中心部、ポスタから向かう場合を想定していますので、参考にしてください。
1. タクシーアプリで直接行く
ダルエスサラームで使えるタクシーアプリは、「ウーバー(Uber)」と「ボルト(Bolt)」になります。ウーバーの方がサービスの質がよく、ボルトの方が値段が若干安い、と言われています。流しのタクシーは強盗の可能性もありますし、タクシー乗り場のタクシーは値段が高く交渉が必要になりますので、アプリを利用した方が安全です。
目的地をPande Game Reserveで設定すれば、あとはドライバーが連れていってくれます。最初に値段が出ますので、だいたいの目安が分かって安心です。時間帯や場所によっては渋滞があるので、かかる時間によって値段が高くなることもありますが、不当に高い料金を請求される可能性も低いでしょう。都心からですと約2,600円くらいかかるようです。
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<ボルトアプリのタクシーのルート>
2. バスで行く
最も費用を抑えられる移動手段は、バスです。ダルエスサラームでは「ダラダラ」と呼ばれる民間バスが縦横無尽に走っています。都心からですと乗り換え1回、降りた駅からバイクタクシーか三輪タクシーに乗って目的地まで行きます。
「ポスタ(Posta)」バス停で「マクンブショ(Makumbusho)」行きに乗車
→ 終点「マクンブショ」バスターミナルで下車。乗車時間は約30~45分。運賃は500シリング(約30円)
「マクンブショ」で「ブンジュ(Bunju)」行きに乗車。
→終点の1つ手前「ブンジュビー(Bunju B)」で下車。乗車時間は約1時間半~2時間。1,200シリング(約75円)
下車したところにあるバイクか三輪タクシーを利用し、Pande Game Reserveと伝える。乗車時間は約20分。バイクは4,000シリング~(約240円)、三輪タクシーバジャジは5,000シリング~(約300円)。値段は変動の可能性あり。
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3. ツアーに参加する
保護区主催のツアーがありますので、それに参加するのが最も便利かもしれません。日帰りツアーで、主要な駅からピックアップしてくれて、また帰りも送ってくれるプランがあります。内容はハイキング、森林の散歩、ランチの後帰宅という流れです。主に地元の人を対象としたプランのようですが、外国人用も問い合わせることができます。詳しくは公式インスタグラムをご覧ください。
ちなみに保護区に入るには、入場料を払う必要があります。外国人観光客は16歳以上が41.3ドル、5歳から15歳は29.5ドルとなっています。ツアーガイドを頼む場合は、一グループ40ドルです。現金不可でクレジットカードの支払いのみ可となっていますので、ご注意ください。
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<料金表>
パンデ動物保護区で見られる美しいタンザニアの鳥たち
どんな鳥を見ることができるのか、少しご紹介いたします。携帯電話のカメラで撮影したため、なかなかうまく撮れていませんが、実物はもっと鮮やかでかわいらしく、鳴き声もきれいで癒やされます。ぜひリアルで見ていただきたい美しさです。
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<アフリカンフィンチ>
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<アフリカンフィンチ>
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<イエガラス>
<ベニハチクイ>
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<マダライシチドリ>
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<ズグロヤブモズ>
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<アカメフクレヤブモズ>
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<ザンジバルキンランチョウ>
私はあまり鳥に詳しくないのですが、写真に写っているのは青・赤・黄色・緑色の小さいアフリカンフィンチ、ツートンカラーのイエガラス、お腹が赤いベニハチクイ、斑点模様のマダライシチドリ、黒い帽子を被ったズグロヤブモズ、白いお腹がキュートなアカメフクレヤブモズ、鮮やかなオレンジの羽を持つザンジバルキンランチョウです。
まとめ:ダルエスサラームでバードウォッチングを楽しもう
今回はタンザニアの魅惑的な鳥たちと、その保護区のご紹介でした。少なくとも100種の鳥が確認されているようです。その中には東アフリカ固有のものが多く見られるとのことですので、鳥好きの方は一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
※この記事は、2026年8月上旬までの情報に基づいたものです。
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Miyuki Meta
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