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タンザニアのSGRに乗って鉄道の旅を楽しもう!高速鉄道の乗り方ガイド

鉄道の旅と聞くと、ゆったりのんびりした風景が心に浮かんできますよね。忙しない日常を離れ、流れる景色を見ながら心を癒す...そんな旅に、誰しも憧れを抱くかと思います。ここタンザニアにも鉄道が走っており、長距離を楽しく移動することができます。
今回はタンザニアの高速鉄道SGRの乗り方について、お伝えしていきます。
目次
タンザニアの鉄道とは<SGRや長距離鉄道の基本情報>
タンザニアは日本とは違い、地下鉄や電車は身近な交通手段ではありません。主にバスやバイクタクシー、世界にはトゥクトゥクとして知られる三輪タクシー・バジャジがよく使用されています。線路などの大規模な設備が必要な電車は、環境や資金的に作るのが難しいようです。
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<地方でよく使われているバス>
そのような中でも、タンザニアにはいくつか鉄道路線が存在し、これらはタンザニア鉄道公社(略してTRC)が管理しています。TRCの起源は1948年に設立した「東アフリカ鉄道&港コーポレーション」で当時はケニア・ウガンダと共同で運営をされていました。
1977年にはそれぞれの国と分かれ、タンザニアは自国のみの鉄道会社として再編されました。その後、民営化などを経て、最終的に2011年から国営化され、さらに2017年にはタンザニア鉄道有限会社(TRL)と鉄道資産管理公社(RAHCO)を政府が統合され、現在のTRCが誕生しました。
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<公式サイト:TRC>
タンザニアの鉄道はいくつかありますが、長距離移動の手段として利用されています。TRCのサイトによると、現在運航されている主なルートは以下のとおりです。
- ダルエスサラーム〜キゴマ(タンガニーカ湖近くの西部の都市)
- ダルエスサラーム〜モシ/アルーシャ(キリマンジャロ山近くの北東部の都市)
- ダルエスサラーム〜ムワンザ(ビクトリア湖近くの北西部の都市)
- ダルエスサラーム〜ムパンダ(キゴマの少し南の都市)
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<wikipediaより写真を引用:By Jkan997>
また、タンザニアとザンビアを結ぶ、「タンザン鉄道」も世界的に有名です。この路線はタンザニア・ザンビア鉄道局(TAZARA)の管轄で、1976年にタンザニア・ザンビア・中国の3カ国の協力によって建設されました。こちらはダルエスサラームから南西部の都市ムベアを通り、ザンビアまで続くルートになっています。
SGRの乗り方<チケット予約と乗車ガイド>
さて、ここでタンザニアの高速鉄道SGRについてお伝えします。SGRはStandard Gauge Railwayの略で、日本語では「標準軌鉄道」を意味します。2014年に正式に旅客運行が始まり、現在も路線の建設が進められています。
従来の鉄道はMGR(メーターゲージ)と呼ばれ、レールの幅が1,000mmでしたが、SGRは世界基準の1,435mmを採用しています。速度も大きく異なり、MGRが時速40キロほどなのに対し、SGRは時速160キロで走行します。東アフリカ地域の電化リニア方式を動力としており、冷暖房が完備され、軽食などの車内販売もあります。
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<ビジネスクラスについてくる軽食>
今現在、乗れるルートは以下の通りです。
ダルエスサラーム〜モロゴロ(ダルエスサラームと首都の間にある都市)〜マクトゥポラ(首都ドドマ)
つい最近、友人がこのSGRを利用してモロゴロまで行ってきたため、乗り方などを教えてもらいました。ただし、説明に正確でない部分が含まれている可能性もありますので、実際に利用される際はTRCの公式サイトなどで最新の情報をご確認ください。
予約は実際に駅に行ってチケットを買うか、TRCのサイトから予約して買う2通りの方法があります。直接買う場合は、駅の3階に売り場があります。時間帯によっては列に並ぶ必要があるので、時間に余裕のある日に行くと良いようです。
<チケットの例>
友人はサイトから三日前に予約しましたが、売り切れている便もあったそうなので、予定が分かれば1週間前など、早めに予約すると安心です。ではサイト経由の予約方法をご紹介します。
1. サイトにアクセス
TRCのサイトから入ると、「Book SGR Ticket」というタブがありますので、そこから予約サイトに入れます。「SGR」で検索すれば、ストレートにこの予約画面に入ることもできます。予約するにはアカウントが必要ですので、サインアップから新たに作ってから始めます。
2. 使う便を検索
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最初の画面では以下の情報を入力します。
- 片道か往復か選択
- 乗車駅
- 降車駅
- 利用する日付(往復の場合は復路の日付も入れる)
- 乗車人数
3. 利用する便を選択
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次の画面では、利用したい時間と席のグレードを選択します。席シートのアイコン部分が0となっていたら、そのグレードの席は満席ということになります。また、その時間のラインが灰色になっていたら、その便は全て満席という意味です。普通(ORDINARY LINE)と急行(EXPRESS)があり、お値段が変わりますのでご注意ください。
ちなみに席のグレードは以下の通りです。値段はダルエスサラーム〜モロゴロで、ざっくりとした日本円換算になります。
- ロイヤルクラス(1列に4席、食事付き、ゆったりシート)普通 740円、急行 1,300円
- ビジネスクラス(1列に4席、軽食付き)普通 1,900円、急行 2,200円~3,100円
- エコノミークラス(1列に5席)普通 2,200円、急行 2,800円~4,000円
4. 支払い
クレジットカード決済が可能ですが、友人はどのクレジットカードもエラーになって払えなかったそうです。その場合は支払い用のコントロールナンバーが発行されますので、それを指定の銀行に持って行って支払うか、タンザニアの携帯の口座があれば、それで支払うことができます。その後チケットが添付されたメールが届きます。
当日は、出発時刻の2時間前までに到着しておくようチケットに注意書きがあります。身分証の提示が必要になるため、パスポートを忘れずに持参してください。荷物は2つまで持ち込め、重量はエコノミーが20kg、ビジネスとロイヤルクラスは30kgまでとなっています。
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<チケットに記載されている注意書き>
友人は2時間ちょっと前に駅に着き、入口でセキュリティチェックを受けました。飛行機と同じように、飲み物はその場で没収されるそうなのでご注意ください。2階にはレストランやお土産屋さんがあり、少しショッピングも楽しめます。3階が乗り場で、そこで座って待つことができます。
時間になると掲示板に自分の便が表示されます。乗車は出発の30分前から始まり、案内が出ると周りの人たちが自然に列を作って改札に並び始めます。改札では、チケットに記載された名前と身分証の名前が一致しているか確認され、その後チケットのQRコードを機械にかざして通過します。
友人たちはその後、改札内にあるイミグレーション(入国審査・出入国管理)に行くよう指示され、そこでパスポートとビザの確認を受けました。ダルエスサラーム側の駅では、外国人はこのイミグレカウンターに立ち寄る必要があるようです。
手続きが終わったら列車のホームへ移動し、そのまま乗車する流れになります。友人によると、列車は予定時刻通りスムーズに出発したそうです。
旅で使えるスワヒリ語<電車旅で役立つフレーズ集>
電車の旅で使えるスワヒリ語をご紹介しますので、ぜひ使って地元の人たちとの心温まる交流に役立ててみてください。
挨拶
- 普通の挨拶:Habari? ハバーリ?(元気ですか?)-Nzuri. ンズーリ(元気です)
- 若者の挨拶:Mambo? マンボ?(よ!)-Poa.ポア(やぁ)
- 年長の方への挨拶:Shikamoo. シカモー(敬意を払う意味)-Marahaba. マラハバ(それを受け入れる意味)
基本フレーズ
- ありがとう:asante アサンテ
- どういたしまして/ようこそ:karibu カリブ
- 良い旅を:Safari njema! サファリ ンジェーマ!
買い物・注文で使う表現
- 〜をください:Naomba~.(ナオンバ〜)
- いくらですか?:Shingapi? シンガッピ?
- ご飯は何がありますか?:Kuna chakula gani? クナ チャクーラ ガーニ?
- お釣り:chenji チェンジ
よく使う名詞
- 水:maji マジ
- ジュース:juisi ジュイスィ
- ピーナッツ:karanga カランガ
- カシューナッツ:korosho コロショ
移動・道案内で使う表現
- 〜へ行きます:Naenda~.ナエンダ〜。
- 今、私たちはどこですか?:Tuko wapi sasa? トゥコ ワピ ササ?
- ここで降ります:Nashuka hapa. ナシュカ ハパ
最後に
今回はタンザニアの鉄道についてご紹介しました。物価の影響でなかなか海外旅行が難しい中ではありますが、おいでの際はぜひタンザニアで、素敵な旅をお楽しみください。
※この記事は、2026年6月上旬までの情報に基づいたものです。
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