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海と砂漠が出会うまち「パラカス」を1日で巡る!おすすめモデルコース|ペルー

ペルー南部にあるパラカスは、砂漠と海が同時に広がる、少し不思議な風景に出会えるまち。首都リマから約4時間とアクセスも良く、短い日程でも訪れやすいのが魅力です。
この記事では、実際に訪れた体験をもとに、もしパラカスで1日しか時間がなかったらどこを巡るのかを、モデルコース形式で紹介します。
野生動物に出会える島巡りから、港町グルメ、砂漠と海の絶景、博物館まで。限られた時間でも、パラカスらしさをしっかり味わいたい人に向けた内容です。
目次
- 朝|バジェスタス諸島へ。パラカスの1日は早い
- 昼|港町らしいシーフードランチを楽しむ
- 午後|パラカス自然保護区で、砂漠と海を体感
- 夕方|世界が注目する考古学博物館へ
- もし時間に余裕があれば
- まとめ|「最初のペルー」にも、「最後のペルー」にも
朝|バジェスタス諸島へ。パラカスの1日は早い
パラカス観光の定番といえば、沖合に浮かぶバジェスタス諸島(Islas Ballestas)へのボートツアーです。アシカやペンギン、無数の海鳥が生息するこの島々を巡るツアーは、早朝出発が基本で所要時間は約2時間。
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<バジェスタス諸島に向かうボート>
お昼以降は、船が出ないため、朝の行動がカギになります。ツアーは、オンライン予約もできますが、港周辺にはツアー会社が並んでおり、現地で申し込むことも可能です。
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<バジェスタス諸島に向かうボート乗り場>
船はパラカスのエル·チャコにある桟橋から出発。
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<巨大なパラカスの地上絵「カンデラブロ」>
港を出発してしばらくすると、パラカス半島の沿岸に現れるのが、全長170メートルの巨大なパラカスの地上絵「カンデラブロ」です。
突然姿を現すそのスケールに、旅の始まりから気分が高まります。
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<間近を飛び交う大量の海鳥たち>
さらに30分ほど進むと、岩礁に群れるアシカや、間近を飛び交う海鳥たちの姿が。野生動物との距離の近さと、その数の多さは想像以上で、思わず声が出てしまうほどの迫力です。正直、早朝出発は少し大変でしたが、その苦労を忘れてしまうほどの景色が広がっていました。
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<岩礁に群れるアシカ>
ボートツアーは早朝で海風も強いため、思っている以上に体が冷えます。特に冬季は、防風ジャケットや羽織れる上着があると安心です。波が高い日も多く、水しぶきがかかることもあるので、防水性のあるバッグがあると、より安心です。
船酔いしやすい人は、前日に酔い止めを用意しておくのがおすすめです。集合時間はツアー会社によって異なりますが、7時~10時ごろが目安です。朝は余裕を持って港へ向かいましょう。
また、海風の強さによっては、当日にツアーが欠航になることがあります。特に冬季は波が高くなりやすく、天候次第では出航時間が遅れることもあります。
その場合は、プランを切り替え、自然保護区や博物館をゆっくり巡るなど、予定に少し余白を持たせておくと安心です。
昼|港町らしいシーフードランチを楽しむ
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<セビーチェとチチャロン·デ·ミクスト>
ツアーを終えて港へ戻ったら、昼食へ行きましょう。パラカスは小さなまちですが、魚介料理のレストランは充実しています。
海を望む観光客向けの店でゆっくり食事をするのも良し、少しローカル寄りのお店で、セビーチェ(魚のマリネ)やチチャロン·デ·ミクスト(海鮮のフライ)を味わうのもおすすめです。朝から動いている分、海の幸が身体にしみます。
午後|パラカス自然保護区で、砂漠と海を体感
午後は、車をチャーターして、パラカス自然保護区(Reserva Nacional de Paracas)へ行きましょう。一面の砂漠が、そのまま海へと落ち込んでいく風景は、この場所ならではのものです。上の方から見下ろす赤みがかった大地と青色の海のコントラストは、写真で見る以上に迫力があります。
強い風に吹かれながら、ただ景色を眺める時間が、この場所ではとても贅沢に感じられますよ。
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<パラカスの赤みがかった大地>
自然保護区内はとても広いため、徒歩での移動は現実的ではありません。半日で回る場合は、タクシーをチャーターするか、現地発のツアーに参加するのが一般的です。
所要時間はおよそ2~3時間。ドライバーに行きたい展望スポットを伝えれば、柔軟に回ってくれることも多く、時間に限りがある旅ではチャーターが特に便利だと思います。
夕方|世界が注目する考古学博物館へ
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<パラカス博物館>
旅の締めくくりは、砂漠の中に佇むパラカス博物館(Museo de Sitio Julio C. Tello)へ。
ラテンアメリカの「ベスト·ニュー·ミュージアム」にも選ばれたこの博物館では、パラカス文化の出土品を、それらが実際に使われていたであろう"その土地"で見ることができます。
展示を見終えて外に出ると、目の前には紀元前の時代から広がっていたであろう砂漠と海。古代と現在が、風景を通して自然につながる感覚は、この場所ならではの体験です。
フリオ・セサル・テジョ・パラカス博物館
- 所在地:Reserva Natural de Paracas, Carr. Pisco - Puerto San Martín Km. 27 PERU
- 開館時間:9:00~17:00
- 休館日:月曜
- 公式サイト:フリオ・セサル・テジョ・パラカス博物館
もし時間に余裕があれば
1泊すると、朝は霧に包まれた静かな海、夕方はオレンジ色に染まる砂漠と、同じ場所とは思えないほど表情の違いを楽しめます。自然の中で、時間の流れそのものを感じられるのも、パラカスならではの魅力です。
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<オレンジ色に染まる海岸>
最後にこの1日の流れをまとめると、早朝に港へ向かい、午前中はツアーへ参加。昼は港町で食事を楽しみ、午後は砂漠と海が織りなす絶景を巡り、夕方は博物館で締めくくります。
限られた時間のなかで、海·砂漠·歴史というパラカスならではの自然と文化を一気に体感できるのが、このまち最大の魅力です。
まとめ|「最初のペルー」にも、「最後のペルー」にも
リマからアクセスしやすく、自然・動物・絶景がぎゅっと凝縮されたパラカス。初めてペルーを訪れる人にも、何度目かの人にもフィットする場所です。
リマから別の都市へ向かう前、あるいは別の国へ旅立つ前に、少しだけ足を伸ばして、パラカスを味わう時間を旅程に加えてみてはいかがでしょうか。
パラカス
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SHOKO
- ドイツ在住。旅行が大好きで、渡独後はヨーロッパ各地に旅行しました。色々な国に住むことが夢。ファッションが好きで、ジュエリー作家でもあります。




























