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モスクワへ渡航し、花粉症から退避しよう!

<TOP画像:2月の赤の広場>
こんにちは、モスクワ在住のチェブラーシカです。皆さんは、花粉症になっていますか?花粉症の辛い時期に、花粉症の症状が出ない地域へ旅行したり、ワーケーションしたりするのはどうでしょうか?
今回は、日本では花粉症の時期に、モスクワへ渡航すると花粉症から避難できるということをお伝えします。
目次
日本での花粉症
2月、3月頃のスギ花粉の辛い症状に悩まされている方が多いと思います。私は、10月頃は、イネ科の花粉症でした。稲の収穫の時期に稲穂が近づいてきただけで、咳が出て、稲穂から遠ざかると咳が止まるという非常に分かりやすいアレルギー反応を起こしていました。
そして、2月頃から始まるスギ花粉。これは、鼻水、涙が止まらず、マスクを手ばなせない状態でした。私が日本に住んでいた時は、10月から3月まで、半年間も花粉症の症状に悩まされていました。12年間ほどそういう状態が続きました。
そんな花粉症だった私がモスクワに移住し、変化がありました。
モスクワの花粉症事情
モスクワにスギがないので、スギ花粉の症状は出ません。
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しかし、モスクワには、ポピュラの花粉があります。写真を見るだけで、ムズムズするかもしれません。このように白い綿が5月くらいに大量発生し、6月は、雪のように舞います。舞った後は、積もります。
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そのため、5月、6月頃にモスクワへ渡航すると、鼻がムズムズすることがあります。個人差があるため、1週間くらいの滞在では症状が出ないまま帰国する人もいます。また、長くロシアに住んでいる人で、日本で花粉症の症状があった人は、シラカバの花粉に悩まされているケースも見られます。
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シラカバの花粉に悩まされるのは、5月くらいになります。モスクワの場合、花粉症のアレルギー反応が出る可能性がある時期は、5月や6月頃となります。個人差もあり、旅行という短期間であれば、症状が出ることなく過ごせる方もいます。
日本で半年ほど花粉症に悩まされていた私ですが、今のところ、モスクワでの花粉症の症状はまったく出ていません。
日本での花粉症がひどい時期のモスクワの状況
スギ花粉に悩まされる2月、3月の時期のモスクワは、日中でも氷点下です。プラスの気温になっても、0度を少し上回る程度なので、花粉はありません。
そのため、2月、3月頃に、モスクワへの渡航計画を立てると、スギ花粉の症状を避けることができます。気温が低いので、ダウンコート、マフラー、帽子、手袋、ブーツが必須です。
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<宇宙公園>
雪が残っていますが、道路の除雪は行き届いているので、歩きやすいです。
氷点下の寒い時期は嫌だと思うかもしれませんが、室内は、セントラルヒーティングなので20度くらいで暖かいです。美術館や博物館などの室内観光を中心に予定を立てるといいです。
また、劇場は、オペラやバレエ、コンサートなどのシーズンなので、夜は、優雅に鑑賞するのもおすすめです。
寒さに強いという方は、寒い時期にこそできるアクティビティもあります。例えば、2月であれば、赤の広場でのスケートです。
2月であれば、イルミネーションもキラキラしていて、暗くなってからの散歩も楽しめます。
- 関連記事|モスクワのイルミネーション15選
まとめ
今回、花粉症を避けるためにモスクワ渡航について書きましたが、世界中を見ると、他にも2月、3月に花粉症の症状が出ない地域があると思います。
次の渡航先をどうしようかな?と迷っている方や毎年花粉症が辛すぎて、もう嫌だ!という方は、花粉症を避けられる場所への渡航先を考えてみてもいいかもしれません。
たびこふれのサイトで、他の地域などを検索すると、ぴったりの渡航先が見つかるかもしれません。
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チェブラーシカ
- 高校3年生の時に好きになったロシア。音楽、文学、歴史、美術、バレエ、料理、ロシア人気質などに興味をもちました。でも、ロシア語を専門に学んだことはありません。ロシアが好きでいろいろ知るうちに、2016年12月にロシア人男性と結婚し、2017年4月からロシアに住むことになりました。普通のガイドブックには載っていない情報をお届けします。




























