【旅行前に必読】知らずにやるとヤバい!? インドネシアのタブー10選

みなさん、こんにちは!

アジアの中でも独自の文化と圧倒的な多様性を持つ国、インドネシア。バリ島のリゾートやジャワ島の世界遺産、スマトラ島の神秘的なジャングルなど、旅好きにはたまらない魅力がインドネシアには詰まっています。

しかし、実はインドネシアには「うっかりやってしまうと失礼になるタブー」が意外とたくさんあるんです!この記事では、インドネシア旅行では絶対に知っておきたいタブーをご紹介します。

宗教色が強いインドネシアですので、知らずにやってしまって現地で冷たい目を向けられたり、神聖な場所でトラブルになったり......なんてことを避けるためにも、ぜひ最後まで読んでくださいね。

目次

タブー1. 左手で物を渡す

左手で物を渡す

インドネシアでは用を足した後、トイレットペーパーを使わず洗い流すのが習慣です。左手で洗うため、不浄の手とされているので握手はもちろんダメですが、物を受け渡しするのもあまりよくないです。お会計の時も右手でお金を渡してくださいね。

万が一、右手がふさがって左手で受け渡しする時は「左手でごめんなさい」とひとこと添えるといいでしょう。インドネシア語で「左手でごめんなさい」は「Maaf tangan kiri マアフ タンガン キリ」です。

タブー2. 公共の場でイチャイチャする

公共の場でイチャイチャする

イスラム教では、軽い性的表現でも公の場で行うことは禁止されています。実際にアチェ州ではイスラム法が行政の大半を占めているので、男女でのバイク二人乗りや結婚前のカップルが手をつなぐだけでも禁止されています。(家族、兄弟はOK)

法的処置を取られると、公共の場でむち打ちの刑が今でも執行されています。ですので、恋人同士で旅行される方は必要以上のスキンシップは避けた方がいいでしょう。

ちなみに結婚前のカップルの同棲もダメですね。大家さんも貸してくれないケースがほとんどです。

イスラム教徒の恋愛観について詳しくは下記の記事をご覧ください。

>>【インドネシア】手をつなぐのもダメ!?婚前交渉は、、、?イスラム教についてインタビューしてみました!【Part 2】

タブー3. 宗教施設での服装

キャミソールやホットパンツなどの露出の多い服

インドネシアは暑いので、ついつい薄着になりがちですが宗教施設では、キャミソールやホットパンツなどの露出の多い服はやめたほうがいいです。ウルワツ寺院などは、肌を隠すサロンを貸してくれますが、貸してくれない所や場所によっては入場拒否される場合もありますのでお気をつけください。

特に女性は、肩や膝が隠れる服装がいいでしょう。宗教施設以外でもなるべく露出が多い服はやめた方がいいですね。

ちなみに、大使館やイミグレーションなど公的機関では半パン、サンダルでの入館は拒否されますのでご注意ください。

タブー4. 飲酒について

飲酒について

みなさんご存じかと思いますが、イスラム教ではお酒が禁止されています。厳密に言うと、料理酒やみりんもだめなんです。(酔ってお祈りしなくなるのが禁止されている理由です。)ですので、公園などでの飲酒や歩きながらの飲酒はやめましょう。

お酒を提供していないレストランで、お酒の持ち込みは嫌がられることもありますので事前に許可を取ってくださいね。お酒を提供しているレストランでは問題ありませんので、マナーを守って楽しみましょう。

タブー5. お酒、豚肉の強要

イスラム教では飲酒が禁止されているのと、豚肉が禁止

イスラム教では飲酒が禁止されているのと、豚肉が禁止されているのは有名ですね。お酒もそうですが、「この豚肉おいしいからちょっとだけでも食べてみて。」という日本の文化を押し付けるのはやめましょう。

相手の信仰や価値観に配慮し、無理に勧めるのは避けた方がいいです。

バリ島はイスラム教徒が多くないので、お酒や豚肉は好まれますがバリヒンドゥー教では牛が禁止されています。

タブー6. お祈り中に近づく

お祈り中

イスラム教では1日5回のお祈りがあります。観光客でもモスク(礼拝所)を見学しても構いませんが、お祈り中は静かに終わるのを待ちましょう。

お祈りは神と向かい合うことですので、誰でも邪魔はされたくありませんよね。相手の宗教を尊重する気持ちで見学しましょう。もし、写真を撮りたいなら事前に撮影許可を取れば問題ありませんよ。

タブー7. 宗教に対する冗談

宗教に対する冗談

どの宗教に関してもそうですが、神に関する軽い冗談は避けた方がいいでしょう。日本人の宗教観と違って、見た目は一般的でも厳格な方も多くいらっしゃいます。

冗談のつもりが相手はひどい侮辱と受け取り、トラブルになる可能性もありますので、冗談でも言わないようにしましょう。日本人の「無宗教」は彼らにとって理解できないことですので。

タブー8. 異性との握手

異性との握手

イスラム教では、結婚していない異性との身体的な接触は避けるべきという教えがあります。

インドネシア人はよく挨拶のときに握手をしますが、画像のように胸の前て手を合わせている異性の方がいらっしゃれば、無理に握手するのではなくご自身も同様に胸の前で手を合わせ、お辞儀するといいでしょう。

相手が手を差し出してくれたら、握手して問題ありませんよ。

タブー9. 人前で怒鳴る 

人前で怒鳴る

インドネシアでは、人前で怒鳴ってしまうと「恥をかかされた」と捉えられてしまいます。面子を非常に大切にする人たちですので、もし問題があれば個々で話し合いの場をもうけましょう。

観光ではあまり人を怒鳴ることに巡り合わないと思いますが、お店でクレーム入れる際は大声で怒鳴らないように気をつけてください。冷静に落ち着いてクレーム入れましょう。

まぁ私はあまりにも腹が立ったら、おかまいなしに怒鳴り散らしますが。。。笑

タブー10. 断食中について

イスラム教の教え

イスラム教では1ヶ月間、日の出から日没まで一切何も口にしない断食月があります。断食している人の前での飲食は、なるべく控えましょう。

断食は単なる食事の我慢ではなく、信仰心の強化・自己抑制・心の清めを目的とした宗教的行為です。目の前で飲食されると「思いやりに欠けた行為」と見なされてしまいます。

宗教が違い、飲食する分には問題ありませんが、外から見えないレストランに入るなど少し配慮した方がいいでしょう。

断食について詳しくは下記の記事をご覧ください。

>>【インドネシア】イスラム教で最も重要な宗教行事「断食&断食明けの大祭」とは...

まとめ

インドネシア

いかがだったでしょうか?「えっ!そんなこともダメなの!?」と思った方も多いのではないでしょうか?ちょっとしたマナーを意識するだけで、現地の人との距離はぐっと縮まります。

私もインドネシアに来てから、人々の優しさ、文化の豊かさ、信仰の深さに何度も関心しました。

文化や宗教の違いを「面倒」と思うのではなく、「学び」として旅に取り入れてみればもっとインドネシアを楽しめると思います。

それでは素敵なインドネシア旅行になりますように♬最後までありがとうございました。

★maki green★

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インドネシア在住で「なんでも屋」をやっているgreenです。猫アレルギーなのに、猫10匹と共存中。在住者だからこそ見えてくるインドネシアの魅力をご紹介します!

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