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【フランス】ヨーロッパ最大級の入場者数を誇るテーマパーク、Niglolandの楽しみ方

仏オーブ県にあるNiglolandは欧州で最大級、年間入場者数もフランスで第三位を誇る、老若男女楽しめるテーマパークです。
この記事では、フランスならではアトラクションはもちろんのこと、パーク内のデコレーションや食事など、Niglolandを存分に楽しむための見どころをご紹介します。
目次
- Niglolandへのアクセス
- フランスならでは!?バラエティ豊かなアトラクション
- 季節ごとに変わる、おとぎ話のようなデコレーション
- 特典満載の公式ホテルでの宿泊
- パーク内でも楽しめる地元メシ
- まとめ
Niglolandへのアクセス
ニグロランド(Nigloland)はフランス東部のオーブ県、シャンパーニュ地方の中心部に位置しています。ニグロランドへのアクセスとしては、パリから車でVendeuvre-sur-BarseもしくはBar-sur-Aubeまで行き、そこからタクシーで10分ほどで行く方法。
もしくは、夏の期間の場合、パリ東駅からトロワ(Troyes)まで電車で行き、そこからシャトルバスが運行しています。シャトルバスのタイムテーブルは、毎年5月ごろ公式ホームページに掲載されます。
車で訪れる場合は、シャンパーニュのワインヤードへの訪問や毎年恒例のシャンパーニュの祭典「La route de champagne」と併せて訪れるのもおすすめです。
近隣都市トロワにはデザイナーズアウトレット「McArthurGlen」もあり、高級ブランド品やコスメをお手頃価格で買うことができます。もちろん、免税対応も有り!
ニグロランドのチケットは、事前にオンラインで購入できる指定券が最も安いですが、当日現地でも購入できます。身長1m未満の子供は無料です。
入場チケットがあれば、ゲームセンターなどを除く園内の乗り物の全てを無料で楽しめます。今回はヨーロッパでも最大級の入場者数を誇るニグロランドの楽しみ方をご紹介します。
フランスならでは!?バラエティ豊かなアトラクション
ニグロランドがフランスで第三位の入場者数を誇る理由の一つに、大人も子供も楽しめる、幅広く多様なアトラクションがあることが挙げられます。
数多くアトラクションがあるため、夏休み中などのハイシーズンを除くと、それぞれのアトラクションの待ち時間は10-20分ほどと短め。
特に、大人向けのジェットコースターなどのアトラクションは5-10分ほどの待ち時間で乗れるため、1日でも数多くのアトラクションを回れます。
パーク内は「カナディアンヴィレッジ」「ロックンロールヴィレッジ」「ワンダフルヴィレッジ」そして「スイスヴィレッジ」の4つのゾーンに別れています。
ロックンロールヴィレッジでは、ハリウッドをテーマにしたアーケードやスポーツカーの乗り物、暗闇を走るローラーコースターがあります。
スイスヴィレッジには、アルプスを題材にしたジェットコースター「Alpina Britz」があるほか、こちらも大人に大人気のウォータースライダー「Kramps Expedition」があります。
また、ヨーロッパの子供がみんな大好きな、トラクターに乗りヨーロッパの田舎を彷彿とさせる農場を回るアトラクションも、このスイスヴィレッジに。
観覧車は、日本よりもかなり早いスピードで、ぐるぐると何周もしますが、周辺のシャンパーニュの畑が一望でき、眺めは最高。
パークの中で最も大きい「ワンダフルヴィレッジ」には、フリーフォールやお化け屋敷といった日本でも馴染みの深い乗り物があります。
季節ごとに異なる花々が満開になった中を小舟で進む「Riviere Echantee」や、公式キャラクターであるNigloに乗って森を探検する「Herisson de la foret magique」、そしてジャングルの中を船で進む「Africa cruise」など子供と一緒に楽しめるアトラクションも。
カナディアンヴィレッジには、ネイティブアメリカンをモチーフにした乗馬のアトラクションや、筏風のローラーコースターがあるほか、マスコットキャラクターであるNigloとその仲間が歌を歌ったりダンスをするショーが行われます。
Nigloショーは1日に数回しか行われないため、ぜひ一度見てみて!
季節ごとに変わる、おとぎ話のようなデコレーション
Nigloとは、このテーマパークのマスコットキャラクターであるハリネズミのロマ語の名前。Niglolandのもう一つの楽しみ方は、Nigloとその仲間たちをモチーフにした、季節ごとに異なるデコレーション。
春にはイースターのデコレーションが、秋にはハロウィーンなど、季節ごとに大々的にデコレーションが変わります。デコレーションされた欧風のテーマパークは、まるでおとぎ話の中に入り込んだように素敵です。
特典満載の公式ホテルでの宿泊
ニグロランドは周辺地方都市から少し離れたところに位置するため、一日を存分に満喫するのであれば、併設された宿泊施設に泊まるのがおすすめです。
公式ホテルは海賊をモチーフとしてHotel de Piratesと、2025年4月にオープンしたてのCabainaの二つ。Hotel de Piratesでは毎朝Nigloがグリーティングサービスにやってきてくれたり、子供向けのアスレチックが併設されています。
このホテルのレストランで提供されるブッフェは、ソフトドリンクのみならず、赤白ワインも飲み放題で、味もフランス人納得のクオリティ。
Cabainaホテルは川岸で自然を楽しむロッジ風ホテル。シャンパーニュ地方の自然を楽しみたい大人におすすめです。
パーク内でも楽しめる地元メシ
フランスといえば美食の国として知られていますが、テーマパーク内でもフランスの郷土料理を楽しめます。カナディアンヴィレッジには、クレープ専門の「Creperie Canadienne」が有り、ハムやチーズの入った食事用クレープからデザートクレープまで、多様なチョイスが揃っています
「ゴーフル」と呼ばれるフランス風ワッフルも売っています。おすすめは、ヨーロッパで有名なチョコレートクリーム「ヌテラ」を添えたゴーフル。
スイスヴィレッジでは、フランスやスイスの郷土料理「ラクレット」やドイツの「プレッツェル」が食べられる「Lara Clette」が。もちろん、これら以外にも、ホットドッグやピザなどの軽食も揃っており、パーク内の食事には困りません。
公式サイト:パーク内のレストラン
まとめ
今回は、フランスで第三位の入場者数を誇るニグロランドをご紹介しました。フランス風のアトラクションや食事を楽しめ、日本とは全く異なる非日常を楽しめるテーマパーク。
大人も子供も一緒に、数多くのアトラクションを少ない待ち時間で楽しめるほか、季節ごとのデコレーションを眺めながら散策するだけでも心が躍ります。フランス東部を訪れる際、ぜひニグロランドへ足を運んでみてはいかがでしょうか。
Nigloland
- 住所: D619, 10200 Dolancourt
- 開園時間:毎年4月初~11月末迄
- 入場料: 購入タイプよって異なる
- 公式サイト:Nigloland
※開園時間・入場料は時期、購入タイプによって異なるため、公式ホームページを要確認
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Saori K. Courtois
- 西アフリカ在住の国際公務員。アフリカの日常的観光スポットから~旅行に役立つ情報まで幅広くお届けします。