在住者おすすめ、アイスランドで体験して欲しいこと!

<TOP画像:氷河の上を歩くツアーに参加したときの写真。アイスケーブツアーではないですが、こちらも氷河を肌身で感じられるのでおすすめ>

アイスランドに来てやってみたいことはなんですか?

おそらく多くの方がオーロラを見るため、氷河ツアーに参加するため、もしくは大露天風呂ブルーラグーンなどを目的に来られるのではないのでしょうか。

もちろんアイスランド旅行の目玉にはなってくるでしょうが、在住者としてはもう少し深く楽しんで欲しいところ。そこで、今回は超主観的ではありますが、アイスランドを訪れる際にぜひ体験して欲しいことを紹介したいと思います。

目次

ブルーラグーン: 現地に着くまでの道のりに注目してほしい

アイスランド旅行に来られる方は、ほぼ皆さんブルーラグーンに行かれるのではないでしょうか?お風呂はもちろん楽しみだとは思いますが、ぜひ注目していただきたいのが現地に着くまでの道のりと景色。

実は、今年の噴火によって道路が溶岩で遮断されてしまったのでブルーラグーンまでの道も急遽仮設で作られているのです(2024年11月現在)。途中までは苔に覆われた溶岩の景色ですが、急に真っ黒な岩に変わる場所があり、そこからは2024年産の溶岩で覆われたエリアになります。

ブルーラグーンがあるエリアはこれから先も火山活動が続くだろうといわれていますが、安全対策は徹底されているので不安になる必要はありません。アイスランド人にとって噴火は日常の一部なのです。

ブルーラグーン
<ブルーラグーンでは噴火に対する安全対策は徹底されているので心配せずに心からゆっくり楽しんでください>

ブルーラグーン(Blue Lagoon)

  • 住所: Norðurljósavegur 9, 240 Grindavík
  • 公式サイト: Blue Lagoon  

滝でずぶ濡れになってほしい

アイスランド北部ゴーザフォス
<アイスランド北部ゴーザフォス(Goðafoss)と呼ばれる滝は国内でも最も迫力がある滝の1つ>

アイスランドの滝は迫力型が多く、轟々と流れる滝を間近でみられる場所が多くあります。私がおすすめしたいのはぜひ近くまで行って全身で滝の威力を感じて欲しいということです。

前回の記事でも紹介しましたが、南海岸を回られる方は必ず訪れるであろう2つの滝、スコガフォス(Skógafoss)とセリャランズフォス(Seljalandsfoss)、は特に濡れるのにおすすめです。

間近に行くことができてと風向きによってはずぶ濡れになることができます。もちろん防水防風の服装で行くのをお忘れなく!

<セリャランズフォスをぐるっと一周した際の動画です、いかにびちょびちょになれるか感じていただけるでしょうか>

ゴーザフォス Goðafoss Waterfall

スコガフォス Location: Skógafoss

セリャランズフォス Seljalandsfoss

運転をしていろんな場所を訪れてほしい

海外で運転をすることは不安な人も多いと思いますが、アイスランドではぜひ車で旅をしてみてください。車の醍醐味は、なんといっても好きな場所で時間を使って自分の思うように1日のプランができること。

さまざまなバスツアーはありますが、時間の制限があったり行く場所が決まっているので融通がなかなか効きません。アイスランドは有名な場所でなくても止まって写真を撮りたくなるような景色がたくさんあるのでぜひ時間に追われずゆっくりと旅をしてもらいたいのです。

アイスランド
<アイスランドは右車線の左ハンドル、それだけ注意すればレイキャビックの外は車のは少ないので案外運転できます>

絶景
<車があれば秘境といわれる場所でも行くことができます、この場所はフィヨルドの先端を車で進んでいって出会えた景色です>

アイスランドでフィヨルドをぜひ見てほしい

自然が好きな方や北欧に興味がある方は、フィヨルドに行ってみたいという方も多いのではないでしょうか?アイスランドも氷河の国であり、氷河の浸食によって形成されたフィヨルドは国中で見られます。

そして実は、レイキャヴィックから少し車で走るだけでフィヨルドの絶景を見られる場所があります。

フィヨルドの奥で発見した捕鯨船のインスタレーション
<フィヨルドの奥で発見した捕鯨船のインスタレーション?日没の光が水に映えてとても美しい>

フィヨルド
<フィヨルドならではの広大な景色に圧倒されます>

クバルフィヨルズル(Hvarfjörður)と呼ばれるフィヨルドは、レイキャヴィックから車でおよそ1時間のところに位置します。フィヨルド全体をぐるっと走って大体2時間ほどのドライブで全てが絶景という個人的に超おすすめのドライブコースです。

昔はこの湾で捕鯨がさかんに行われていたようで、クバルフィヨルズルとは鯨のフィヨルドを意味します。道のりには滝や展望台、そして温泉施設などドライブにはうってつけのコースです。

クヴァムスヴィーク(Hvammsvík)という超絶景露天風呂施設や絶景ポイントもあるので皆さんにおすすめしたいです。

クヴァムスヴィーク
<冬場に行かれる方は道路状況を確認してください>

クヴァムスヴィーク(Hvammsvík)

地元のプールでアイスランド人とお話してほしい

アイスランドはお風呂文化とプール文化が根付いており、どんなに小さい町でも必ず公共プール施設があります。プールと言っても泳ぐだけではなく、38~42度のお風呂とサウナが併設されているのでゆっくりしたりリフレッシュしたりするのに最適な場所です。

なによりもアイスランド人が平日休日問わずプールに行って泳いでお湯に浸ってリラックスしているので、必ず地元の人と出会うことができます。笑

ダウンタウンにも有名なハットルグリムス教会の近くにスンドホトリン(Sundhöllin) という名前のプールがあり、いつも地元民と観光客で賑わっています。公共プールは写真撮影禁止のため写真がありませんが、大勢が一緒にお風呂に浸かるというなんとも和やかな雰囲気が漂っているのでぜひ挑戦してみてください。

スンドホトリン(Sundhöllin)

  • 住所: Barónsstígur 45a, 101 Reykjavík
  • 入場料: 大人 1330 ISK (1ISK = 1,13JPY ) ※2024年11月現在
  • 公式サイト:レイキャヴィック市

レイキャビックでフライオーバーアイスランド(Fly Over Iceland) に行ってほしい

レイキャヴィック観光の間にぜひ体験してほしいのが、フライオーバーアイスランド(Fly Over Iceland) と呼ばれるバーチャル飛行体験ができるアトラクション。20mの球形スクリーンから映されるアイスランドの絶景たちをまるで空を飛んでいるように体感しながら見ることができます。

アトラクションと言ってもジェットコースターではなく、例えるならばディズニーランドの「ソアリン」のようなアトラクションです。

アイスランドは秘境が多いですが内陸につれてアクセスが難しく地元の人でもなかなか行くことができない美しい場所が多くあります。フライオーバーアイスランドはそんなアクセスが難しい場所をまるで本当に飛行しているかのように体験できる、絶景好きにはたまらないアトラクションです。

父親を以前連れていきましたが、最初は英語での説明のため分からなかったようですが、実際に飛ぶ体験をした後はとても満足していました。施設内にはお土産ショップやカフェも充実しているのでレイキャヴィック観光のついでにおすすめです。

フライオーバーアイスランド(Fly Over Iceland)

  • 住所: Fiskislóð 43, 101 Reykjavík
  • 入場料: 大人 5950 ISK (1ISK = 1,13JPY ) ※2024年11月現在
  • 公式サイト:Fly Over Iceland

おわりに

クバルフィヨルズル
<クバルフィヨルズルの写真、道路がフィヨルド沿いに続いているのが見ていただけると思います。とても美しいです>

いかがでしたか?

今回は少しニッチな内容になってしまったかもしれませんが、旅行の醍醐味は新しい場所を体験しながらゆっくりと自分をリラックスさせることでもあると思います。そして、アイスランドには自然を楽しむ方法やゆっくりリラックスできる場所がいくらでもあります。

ぜひ、アイスランドに来た際は時間に追われずにゆっくりと満喫してみてください。

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mimi

自然と歴史が好きな気まぐれびと。現在は、大自然とパフィンを求めてアイスランドに滞在中。

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