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海外旅行に行ったら現地ツアーに参加しよう!チリの太古の森でトレッキングに挑戦!
海外旅行の楽しみ方は、観光地を訪れ、美味しいものを食べて、買い物するというだけではないと思っています。旅先で何かを「体験」したり「地元の人と交流」したりすることで、もう1つ何かプラスされ、思い出がさらに深まるからです。
ここ数年、私は旅行すると、必ず現地でツアーに参加することにしています。最近行って来たチリのチロエ島でも、現地ガイドが行っているトレッキングに参加し、原生林を散策してきました。現地ツアーだからこそ得るもの、楽しさなどをご紹介したいと思います。
目次
現地ツアー参加への超えるべき壁「言語」
旅行先の言語が話せないと、なかなかツアーに参加する気にならないのは当たり前。でも、現地のガイドさんは、まず英語が話せますし、今はスマホがあれば、翻訳ソフトで会話が成立する時代。あまり深刻に考えず、気楽に構えてもいいんじゃないかなって思うんです。
今回の私の旅も、私のスペイン語レベルは相変わらず初級ですが、正直言って、なんとかなりました。旅行前のコンタクトは、Google翻訳を使い、予約のために国際送金までしました。当日だって、言葉の壁があるにもかかわらず、問題なくツアーを楽しめ、島の情報だっていろいろ得ることができました!
現地のガイドさんは、その土地のことに興味がある人を大切にしないわけがないので、とても親切に対応してくれるのです。コミュニケーションを必死で取ったことも、旅の思い出の1つになるでしょうし、これをきっかけにその国の言語に興味を持ち、帰国後、本格的に勉強するかもしれない。旅行後にもプラスになることがあるんじゃないかと思うんです。
ツアーの選び方
チロエ島の場合、国立公園があることが分かっていたので、まずは「トレッキングツアー」でググってみました。そうすると大手旅行会社のツアーから現地の小さなツアーまでいろいろと出てきました。どんなものがあるのか一通りチェックし、さらにInstagramでもチェック。
SNSで探す理由は、ツアーの見せ方を見るためです。その中から自分に合いそうで、気に入ったところを選ぶようにしています。旅の前から動画や画像を見て、馳せる思いを膨らませるのも旅の楽しみの1つです。ただし、実際に行ってみると、期待の大きさのあまりがっかりすることもないわけではありませんが。
私が今回お世話になったガイドさんはCHILOE360、ドローンを使って上空から島の様子を撮影しているインスタ動画がとても美しかったのが決めてとなりました。彼のチロエ愛が伝わってきました。
ツアーガイド基本情報(Agencia de Turismo CHILOE360)
- 公式サイト:CHILOE360
- 公式SNS:Instagram(CHILOE360)
予約の仕方
現地ガイドのツアーに参加する場合は、まず、Instagramのダイレクトメールや公式サイトから問い合わせをします。南米はWhatsappでのやり取りがほぼ当たり前になっているので、大抵の連絡手段はメールよりもSNSになります。
ちなみにWhatsappは、日本のラインに該当するもので、海外では非常に便利。気軽に相手と確認とかも取れますし、ツアー中に撮った写真を共有するのにも便利ですから。使用言語は、英語か現地の言語が理想だと思います。Google翻訳などの文章で大丈夫。
私の場合は、CHILOE360の公式サイトから自分が参加したいツアーを選び、まずはメールでコンタクトを取りました。その後、Whatsappでやり取りを続け、予約を入れました。予約には半額を前払いしなければならなかったので、国際送金アプリWiseから送金。ちなみに、私が参加したツアーは、タンタウコ公園トレッキングと海岸線探索。2日間のガイドをお願いしました。
トレッキングツアー基本情報
- ツアー名:タンタウコ公園トレッキング
- 所要時間:約7時間
- 料金:55,000チリペソ(2024年6月時点)
- 料金に含まれるもの:公園までの往復、ガイド料、マテ茶orコーヒー+サンドイッチ
- 公園の入館料4,000チリペソ
- メールアドレス:infochiloe360@gmail.com
- 電話番号:+56952117659
チロエ島で参加した「タンタウコ公園トレッキング」で得たこと
事前に待ち合わせ場所と時間、持ち物などの詳細をもらっていたので、当日、いざ集合場所の教会前へ。ガイドのフェリペ氏と私と連れに加え、チリ人カップルの計5人でジープに乗り、いざタンタウコ公園へ。公園までの道のり約1時間の間に自己紹介などをして、親睦を深めます。ガタガタ道の山中を抜けると公園の入口に到着。
そこで入場料を各自支払い、公園管理局の方から留意点について説明を受けました。さっぱり分かりませんでしたが、ガイドの側を離れなければ大丈夫と思って、呑気に構える私。フェリペさんからトレッキングポールが配られ、いよいよスタートです。
チロエの自生植物に関心があったため、事前にチロエの樹木に巻く蔓について、フェリペさんに問い合わせをしていました。そのため、道中、蔓を見せてくれたり、どのように根をはり、伸びていくのかなど詳しく教えてくれたりして、大変助かりました。
また、森を構成する樹木の説明から苔がいかにこの森にとって大切なのかなど、熱心に参加者に説明してくれました。話はチロエ島の環境問題などにも広がり、かなり内容の濃いトレッキングとなりました。
途中、渓流沿いの休憩所でフェリペさんが用意した自家製サンドイッチとマテ茶で一服、という時間もあり、これまた乙なものでした。渓流の音に耳を傾けて、しばらくの間リラクゼーション。
その他に、太古の森の中に突如現れる未踏の湖の絶景など、とにかく見るとこ見るとこ素晴らしく、そのうえ説明もしっかりあったので、思いっきり楽しめることができました。
トレッキング時間トータル5時間。体力的に楽勝!ではありませんでしたが、充実し、得るものがたくさんあったアクティビティとなりました。私の連れは、スペイン語が全くダメですが、英語を要所要所入れながら、コミュニケーションを成立させていました。彼女も予想以上の楽しさにご満悦。日本でもトレッキングしようかな、と意気込んでいたので、誘った私も感無量。
また、ツアーで一緒だったチリ人カップルとは、翌日のツアーでも同行したので、すっかり打ち解け、写真を撮りあったり、撮った写真をInstagramにアップしたり、写真の交換をしたり、なんだか学校の遠足みたい。久しぶりに子どものようにはしゃぎました。
まとめ「現地ツアーの良い点」
今回の記事の目的は、私が参加したツアーを通じて、海外旅行でも現地ツアーに参加でき、それがいかに楽しいか、ということをお伝えすること。最後に下記の通り、良い点をまとめてみました。
- 現地ツアーは少人数制。しかもコースの選び方やおもてなしが地元住民目線。大手ツアーのトレッキングは、一般的にはチロエ国立公園に行きますが、あえて民間の公園、タンタウコ公園のコースを用意するなど、地元の人だからこそ知っている絶景が見られる場所を案内してくれたりします。
- ガイドとの交流。その土地について多様な方面の知識が得られます。現地の人だからこそ知っているお薦めレストランや郷土料理などの情報提供もあります。
- ツアー参加者との交流。少人数なので、同じツアーに参加した人とすぐ仲良くなって、情報交換ができます。
- 何よりも主催者の地元愛が伝わってきます。その土地が好きにならずにはいられなくなります。
海外旅行に行くときは、現地ツアーの参加をぜひ検討してみてください。おすすめします!
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オシャラ
- ブラジル在住19年。今はサンパウロに住んでいます。現地ならではの旅情報を発信していけたらと思います。