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千葉といえば何だろう? 定番観光スポットや食べ物などの基礎知識
千葉にはレジャー施設や港、自然を楽しめるスポットなどが数多くあります。首都圏からアクセスしやすいエリアではあるものの、旅行をするとなるとどこで遊ぶか迷うという方もいるのではないでしょうか。
この記事では、「千葉といえばこれ」という定番観光スポットやおすすめのイベント、食べ物などをご紹介します。千葉への旅行を検討している方はぜひ参考にしてください。
目次
1. 千葉といえば?
千葉は日本の関東地方の南東に位置する、三方を海に囲まれたエリア。
観光地やレジャースポットが多い千葉には、夏になると多くの海水浴客が集まります。多くの国際便が発着する成田国際空港は、国内外の人が出入りする日本の玄関口です。農業や水産業、製造業、化学工業など幅広い産業が営まれていることも千葉の特徴といえるでしょう。
2. 千葉の観光スポットといえば
千葉には多彩な観光スポットがあり、アトラクションやショッピング、動物とのふれあいなど楽しみ方は様々です。「千葉の観光スポットいえばここ」という代表的な場所をご紹介します。
東京ディズニーリゾート®
<出典元:写真AC>
子どもから大人まで幅広い世代に親しまれている東京ディズニーリゾート®。ディズニーの世界観が余すところなく詰め込まれたテーマパークでは、アトラクションやショッピングが楽しめます。
イースターやハロウィン、クリスマスなど季節ごとのイベントも盛りだくさん。数々のキャラクターによるダンスと音楽が繰り広げられるパレードも必見です。
- 住所:千葉県浦安市舞浜1-1
- 公式サイト:東京ディズニーリゾート
鴨川シーワールド
<出典元:写真AC>
1970年のオープン以来、50年以上にわたって運営されている水族館。3つの水族館エリアと、ショーが行われる会場があり、千葉県一の規模となっています。
魚や海辺の鳥類が数多く見られるほか、国内で数少ないシャチが見られる水族館としても人気です。友人やカップル、ファミリーで海の生き物との出会いを楽しんでみてはいかがでしょうか。
- 住所:千葉県鴨川市東町1464-18
- 公式サイト:鴨川シーワールド
東京ドイツ村
東京ドイツ村は、ドイツの風景を再現した自然豊かなテーマパークです。四季の移り変わりに応じて、お花を見たり収穫体験をしたりなど多彩な楽しみ方ができます。
東京ドイツ村にはキャンプエリアもあり、テントを張って宿泊することも可能です。「マメ汽車」やユニークな形の「おもしろ自転車」など、子ども向けのアトラクションも充実しています。
- 住所:千葉県袖ケ浦市永吉419
- 公式サイト:東京ドイツ村
成田山新勝寺
<出典元:写真AC>
成田山新勝寺(なりたさんしんしょうじ)は、東京ドーム約3.5個分という広い敷地を持つ、歴史あるお寺です。毎年1,000万人以上の参拝客が訪れるパワースポットとして親しまれています。
荘厳な造りの総門を始め、仁王門や釈迦堂など、国の重要文化財に指定された建造物も見どころ。
- 住所:千葉県成田市成田1番地
- 公式サイト:成田山新勝寺
マザー牧場
<出典元:写真AC>
動物や自然との触れ合いが楽しめるマザー牧場。羊やアルパカ、ヤギなどにエサをあげたり、牛の乳しぼりを体験したりできます。
花畑の鑑賞やいちご狩り、ブルーベリー摘み、さつまいも掘りといった季節ごとのアクティビティもあり、主にファミリー向けのレジャースポットとして人気です。
- 住所:千葉県富津市田倉940-3
- 公式サイト:マザー牧場
市原ぞうの国
市原ぞうの国は、ぞうを始め70種類以上の動物と触れ合えるレジャースポット。ぞうのパフォーマンスを見たり、背中に乗せてもらったりする貴重な体験が楽しめます。
他にも、カンガルーやカビバラ、カワウソ、ペンギン、フラミンゴなどかわいらしい動物をたくさん見られることが市原ぞうの国の魅力です。
- 住所:千葉県市原市山小川937
- 公式サイト:市原ぞうの国
養老渓谷
<出典元:写真AC>
養老渓谷(ようろうけいこく)には5つの滝があり、山林の澄んだ空気が味わえます。
トンネルの跡地である「弘文洞跡(こうぶんどうあと)」や、出世のご利益があるといわれる「立國寺(りっこくじ)」、養老渓谷駅近くの足湯など、周辺のスポットも養老渓谷の見どころ。広いエリアの散策には、観光案内所などで借りられるレンタサイクルがおすすめです。
- 住所:千葉県夷隅郡大多養老渓谷喜町
- 公式サイト:養老渓谷観光協会
九十九里浜
<出典元:写真AC>
千葉県の位置する九十九里浜は、夏になると多くの海水浴客でにぎわいます。
太平洋を一望できるダイナミックな景色は、海水浴のオフシーズンでも一見の価値あり。海沿いの道をドライブするだけでも開放的な気分になれることでしょう。
海産物の直売所では、千葉でとれた美味しい魚介類が購入できます。
- 住所:千葉県九十九里町
- 公式サイト:九十九里町観光協会
濃溝の滝
<出典元:写真AC>
千葉の中央あたりの山中に位置する濃溝(のうみぞ)の滝。近くの「亀岩の洞窟」で撮られた幻想的な写真がSNSで注目を集め、観光スポットとして人気になりました。岩がハート形のシルエットに見えることから、多くのカップルが訪れています。
開運のご利益があるとされる「幸運の鐘」が設置されているので、大切な人と訪れた際はぜひ一緒に鳴らしてみましょう。
- 住所:千葉県君津市笹1954
- 関連サイト:清水渓流広場(濃溝の滝・亀岩の洞窟)(きみつの観光情報)
3. 千葉のお祭りやイベントといえば
千葉では、四季折々のイベントが各地で開催されています。
ここでは、千葉の代表的なお祭りやイベントをご紹介します。
佐原の大祭
<出典元:写真AC>
千葉県香取市で行われる佐原の大祭は、関東三大山車祭りの1つ。国の重要無形民俗文化財や、ユネスコ無形文化遺産として登録されている由緒あるお祭りです。
佐原の大祭は、7月上旬に行われる夏祭りと、10月中旬に開催される秋祭りの年2回が開催されます。10台以上もの大きな山車がひきまわされる様子は圧巻です。
かつうらビッグひな祭り
<出典元:写真AC>
かつうらビッグひな祭りは、千葉県勝浦市で2月から3月までの2週間にわたって開催されます。名前に「ビッグ」とついている通り、合計約3万体ものひな人形が勝浦市内の様々な場所に飾られることが特色です。
期間中は街中がお祭りムードになり、遠見岬神社では夜にライトアップされたひな人形が見られます。
佐倉チューリップフェスタ
<出典元:写真AC>
佐倉チューリップフェスタは、千葉県佐倉市で3月下旬から4月中旬ごろに開催されるイベントです。畑一面に広がる約70万本ものチューリップや、佐倉ふるさと広場のオランダ風車など、素敵な景色を見に多くの観光客が訪れます。
珍しい品種のチューリップも植えられているため、お花好きの方におすすめです。
4. 千葉で有名なグルメ、伝統料理といえば
水産物・農産物が充実した千葉では、様々な美味しい食べ物が楽しめます。
千葉で有名な料理や食べ物は次の通りです。
なめろう
<出典元:写真AC>
千葉の伝統的な郷土料理といえば、アジの刺身を味噌やショウガ、ネギと一緒にみじん切りにした「なめろう」です。
もともとは、波で揺れる漁船の上で鮮魚を調理するための料理として考え出されました。現在は家庭や居酒屋などで幅広く食べられています。粘りのある食感で、コクのある味わいがたまらない逸品です。
落花生
<出典元:写真AC>
千葉は、国内の約8割に相当する量を生産する落花生の名産地。独特な風味が特徴の千葉半立(ちばばんだち)や、大きめであっさりとした味わいのナカテユタカなど、複数の品種が作られています。
一般的に市場で流通している乾燥した落花生だけでなく、新鮮な生落花生を塩ゆでする食べ方もおすすめです。
梨
<出典元:写真AC>
千葉の温暖な気候や水はけのよい火山灰土壌は、梨の栽培に適しています。酸味が少なく甘みの強い「二十世紀梨」は、千葉県の松戸市で見つかった品種です。
千葉には直売場も多くあるため、旅行中に見つけた際は新鮮な梨を手に入れてみてはいかがでしょうか。
勝浦タンタンメン
<出典元:写真AC>
千葉県勝浦市で1954年に開発されたご当地グルメ、勝浦タンタンメン。しょうゆベースのスープの表面が真っ赤になるほどのラー油が浮かび、みじん切りの玉ねぎやひき肉のうま味を引き立てます。
刺激的な辛口が特徴の勝浦タンタンメンは、勝浦の海で冷えた漁師さんや海女さんの体を温める料理として人気を博しました。現在ではラー油の辛味を抑えたマイルドな勝浦タンタンメンを提供するお店もあります。
5. 千葉のお土産といえば
千葉に遊びに行くなら、地域ならではのお土産を買って帰りたいもの。
ここでは、千葉でおすすめのお土産をご紹介します。
ぬれ煎餅
<出典元:写真AC>
ぬれ煎餅とは、焼いた後にしょうゆダレを染み込ませて作られる千葉の名物です。経営危機を迎えていた銚子電鉄に、銚子の煎餅店がぬれ煎餅の製法を伝え、販売をしたことで難を逃れたというユニークなエピソードがあります。
銚子電鉄の売店「ぬれ煎餅駅」では、ごまぬれ煎餅という限定商品が販売されているため、近くに立ち寄った際に買ってみてはいかがでしょうか。
ぴーなっつ最中(なごみの米屋)
<出典元:写真AC>
ぴーなっつ最中は、殻付きの落花生の形を模した和菓子です。落花生が練りこまれた餡の甘みが、外側を包む最中のソフトな皮とマッチします。
1粒ずつ個包装されたぴーなっつ最中にはイメージキャラクターのぴーちゃんのイラストが描かれていて、外箱のデザインも可愛らしく、お土産としておすすめです。
鉄砲漬
千葉の代表的な漬物「鉄砲漬」。瓜の中央に開けた空洞にシソの葉で巻いた唐辛子を入れ、しょうゆやみりんを使った液に漬け込んで作られます。
瓜を鉄砲の本体、中の唐辛子を弾丸に見立てたことが鉄砲漬という名前の由来です。お酒のおつまみや、炊き立てご飯のお供として人気があります。
6. 千葉の方言といえば
千葉では一般的に標準語が利用されているものの、南部の「房洲弁(ぼうしゅうべん)」や北東部の「東総弁(とうそうべん)」、北西部の「野田弁(のだべん)」という3つの方言も話されています。
房州弁の特徴は、語尾に「べ」や「ぺ」が付くことです。また、押すという意味の「おっぺす」や、歩いて行くという意味の「やんでく」といった表現があります。
東総弁は語尾に「さ」が付くなど、茨城弁と房州弁が混ざったような方言です。あなたたちという意味の「わんらーらー」や、温かいという意味の「ぬっけぇ」などが東総弁の例です。
野田弁も茨城弁に近い方言で、語尾のイントネーションが上がるなどの特徴があります。野田弁の面白い言い回しとしては「こわい」があり、固いという意味です。怖いという意味ではないので、間違えないように注意しましょう。
千葉にはテーマパークや海辺、お寺など多様な観光スポットがあり、食べ物や季節のイベントも豊富です。ぜひ千葉に実際にいってみて、あなたならではの「千葉といえば」も見つけてみてください。
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