ドイツのお菓子、定番人気や新作で!〜スナックテラーを作ろう〜

ドイツのお菓子 スナックテラーを作る様子

ドイツのお菓子をお土産にするなら、みなさん何にしますか?

HARIBO(ハリボー)やLEIBNIZ(ライプニッツ)など??せっかくならそういったドイツブランドを選びたいけれど、他のヨーロッパブランドも入り乱れているので、判別がつきにくい...。

筆者はドイツに住み初めの頃、意気揚々と他国のお菓子をドイツ土産にしたことがありました。。そこで今回は、ドイツブランド(&ドイツゆかりブランド)のお菓子を定番人気から新作まで様々ラインナップ。せっかくなので(!?)、我が子たちとSnackteller(スナックテラー)を作ってみました。

目次

1. スナックテラーとは?
2. ドイツのお菓子ってどんなのがあるの?
 ◎スナック系
 ◎クッキー、ウエハース系
 ◎チョコレート
 ◎グミ、キャンディー系
3. 三者三様のスナックテラーが完成!
4. まとめ

スナックテラーとは?

スナックテラーとは、ドイツ語を直訳すると、スナックのお皿!おやつタイムやちょこっと小腹を満たしたいとき、その名の通りスナックを載せたり、軽食を盛り付けたりして自由にいただきます。

我が家では、子供の友達が集まるとき、普段なら2、3種類、誕生日パーティーなら5種類くらいお菓子を用意して、好きなスナックテラーを作ってもらいます。といっても、みんな自分の欲望のままにモリモリ載せるので、見た目メチャクチャですが(笑)。

スナックテラーに欠かせないグミ
<スナックテラーに欠かせないのがグミ。HARIBOは1kg入りのボックスも売っています!>

ドイツのお菓子ってどんなのがあるの?

◉スナック系

スナックコーナーでどどーんと面積を占めているのは、やはりポテトチップス。日本のような種類の豊富さはないけれど、定番のおいしさがいつもそこにあるという感じ。そしてドイツならではといえば、ブレーツェル。シンプルな塩味はお酒との相性もよく、老若男女に愛されています。

>>以前の記事『おみやげにもぴったり!食べなきゃ損するドイツのやみつきポテトチップスBest 5+番外編2』はこちら

健康フードを使ったスナック菓子
<キヌアやレンズ豆など健康フードを使ったスナック菓子も!>

◉クッキー、ウエハース系

クッキーは、チョコがけ、チョコサンド、チョコチップ入りなど、オーソドックスな顔ぶれが並びます。しかもそのほとんどは、創業1889年の老舗ビスケットブランド、バールセン社から発売されているもの。Leibniz、Messino(メッシーノ)、PiCK UP!(ピックアップ)などが有名です。

ウエハース系は、1983年に西ドイツで誕生したKnoppers(クノッパース)、フェレロ社のhanuta(ハヌータ)が二大勢力!どちらもヘーゼルナッツ入りのチョコをサンドしたものですが、それぞれに根強いファンがいます。ちなみにフェレロ社はイタリアの会社...ですが、ドイツに工場があり、ハヌータはドイツで商標登録されているので、ドイツ仲間ということで入れさせてもらいました。

江崎グリコのポッキーがMIKADOという名で陳列
<江崎グリコのポッキーが、MIKADOという名で陳列!他にも海外モノが混じっています>

◉チョコレート

スナックに続いて、賑わっているのがチョコレートコーナー。milka(スイス発祥のブランドだが、生産拠点はドイツ)、Ritter Sport(リッターシュポルト)、Kinder(キンダー : フェレロ社だがドイツで商標登録済み)など、それぞれのシリーズで多彩なフレーバーがラインナップ。どのチョコレートも味わい深い上、お手軽価格のものからギフトにもできる高級パッケージまであるのが嬉しいところ。

ドイツのチョコレートについて、詳しくは『ドイツの人気チョコレート、Ritter Sportを30個大人買い!』もぜひご覧ください。

ショゲッテン
<1962年の誕生以来、愛され続けるSchogetten(ショゲッテン)。ネーミングにも魅かれる・笑>

◉グミ、キャンディー系

HARIBOの国だけあって(!?)、グミの種類の多いこと!HARIBOだけでも、クマの形以外にも異なるキャラクター、フレーバー、食感があり、試すのが楽しい。ほかに、ビーガンで合成着色料、人工香料を使わないブランド、Katjes(カッチェス)、60年以上もの歴史を持つ"nimm2(ニムツヴァイ)"ブランドなど、まだあまり日本に出回っていないものも!MAOAM(マオアム)をはじめ、ソフトキャンディーも人気があります。

種類がありすぎるグミ
<ブランド?フレーバー?パッケージ?どうやって選べばいいか迷ってしまいます>

三者三様のスナックテラーが完成!

スナックテラー用のお菓子
<アメリカ発のLay'sですが、Subwayフレーバーはドイツのみなので参戦!>

さて、スーパーでさんざん悩みまくって選んできたのがこちらのお菓子群。これらを自由にチョイスして、筆者、娘(14歳)、息子(10歳)の3人でスナックテラーを作りました。

筆者作・好きなもの全部載せテラー

スナックテラー

◎スナックテラーのお菓子◎

  • 手前から時計回りに、POM-BÄR Original、nimm2 Soft、Brandt Minis vollkorn Zartbitter、BAILEYS Bahlsen Ohne gleichen、Toffifee、Kessel Chips Cross Cut RANCH Sauce Style、Alpia Schoko BREZELN、MAYAKA Sticks、中央は、Zitronen Sables

オールジャンルから好きなものを少しずつ全部載せてみました。Kessel Chips Cross Cut RANCH Sauce Styleは、厚めのザク切りカットのチップスとサワークリームやハーブのソースが見事にマッチしていて、後から追加してしてしまったほど!

大人のみのチョイスになったのは、BAILEYS Bahlsen Ohne gleichen。チョコをコーティングしたウエハースに、クリーム系のリキュール、BAILEYS風味のフィリングが施され、上品な味わい。MAYAKA Sticksは、棒状のブレーツェル(ザルツシュタンゲン)で、甘いお菓子の多い中、塩味でキュッと全体をまとめてくれています。

娘作・見た目重視のおしゃれテラー

スナックテラー

◎スナックテラーのお菓子◎

  • 手前から時計回りに、POM-BÄR Original、Alpia Schoko BREZELN、hitschies HITSCHIES Original Mix、Werther's Original Caramel bites、hanuta、popchips、中央は、Zitronen Sables

サクッと軽い食感のクマ形スナック、POM-BÄR Originalを3匹並べたり、hanutaを半分に切って重ねたり、数を厳選して、とにかく見た目を意識した大人っぽい一皿。

Alpia Schoko BREZELNはチョコがけのブレーツェルで、一時帰国の際、必ずお土産にリクエストされるほど、日本の家族にも好評です。長い歴史を持つWerther's Originalシリーズ。チョコクッキーをクリーミーなキャラメルでコーティングしたCaramel bitesは、キャラメルの風味が口いっぱいに広がります。

新製品のpopchipsは、油で揚げない独自製法で40%も脂肪分をカット。パプリカフレーバーでジャガイモの味もしっかりするのだけど、どことなくお煎餅を思わせる不思議な味わい!

息子作・味が混ざらないよう配慮したダムテラー

スナックテラー

◎スナックテラーのお菓子◎

  • 仕切りに使っているカラフルなお菓子は、hitschies HITSCHIES Original Mix、手前から時計回りに、popchips、Toffifee、Alpia Schoko BREZELN、Katjes Wunderland Rainbow-Edition、nimm2 Soft、POM-BÄR Original、MAYAKA Sticks、中央は、Zitronen Sables、Kessel Chips Cross Cut RANCH Sauce Style

好きなものをふんだんに取り入れながらも、味が混ざらないよう、ダムよろしく仕切りを施した息子のアイデア作!

一つで色んな味が楽しめるグミ、Katjes Wunderland Rainbow-Edition、中にシュワっとする果汁ソースが入ったソフトキャンディー、nimm2 Soft、外側がコーティングされバリっとした食感のソフトキャンディー、hitschies HITSCHIES Original Mixなど、子供人気の高いお菓子が勢揃いしています。

そんな中、風格を漂わすのが、1973年に登場し、現在では100か国以上で愛されているToffifee!キャラメルのボウルにローストされたヘーゼルナッツ、ヌガークリームなどが載せられ、トップには艶やかなチョコレートをオン。すべてに引き立てられたキャラメルの濃厚な味わいがたまりません。

まとめ

3人の嗜好が似ているのか、お菓子がかぶってしまい、用意したお菓子すべてを使い切ることができなかったのが残念。

しかし、テーブルいっぱいにお菓子が溢れる光景は圧巻でした。ワイワイ言いながら自分のテラーを作っていく過程も楽しかった!次回は、子供たちの友達が来たときに、迫力のラインナップで行いたいと思います(笑)。

通常の1.5倍サイズのミルカ
<今回は誰もチョイスしなかったけれど、通常の1.5倍サイズのmilkaも開けたかった!>

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大越理恵

ドイツ生まれの日本人夫にくっついてドイツへ移住!したものの、何年住んでもドイツ語初級なフリーライター。おさんぽ旅が得意。街の匂いや雰囲気、ちょっと傾いた建物、へんてこな模様、かわいいマンホールのフタなどなど。果てしない寄り道をしながら見つけた、ドイツの風景や日常、あれこれをお届けします。

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