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【ドイツ】ベルリンを訪れるなら活用したい！主要な美術館・博物館が無料になるミューゼウムスゾンタグ
ベルリンは多くの美術館や博物館がある文化都市です。そこにある文化施設では素晴らしい展示を行なっており、観光にぴったりの場所と言えるでしょう。そうした美術館や博物館を多く訪れたいところですが、入場料のため訪れるのを躊躇してしまう人もいるかもしれません。
そこでおすすめしたいのが、ミューゼウムスゾンタグです。それは月に1回、ベルリンにある多くの博物館や美術館が無料になる日のことです。今回は、そんなミューゼウムスゾンタグについて、そしてその利用方法について説明したいと思います。
目次
- ベルリンで新しく始まった新しい取り組み
- 主要な美術館を無料で訪れることができる
- ミューゼウムスゾンタグの利用方法
- 予約不要な場所もあるので気楽に訪れられる
- 特別なイベントも開催
- ベルリンを訪れるならぜひ活用したい！
ベルリンで新しく始まった新しい取り組み
ミューゼウムスゾンタグとは日本語では「博物館の日曜日」という意味です。毎月第一日曜日に、ベルリンにある多くの美術館や博物館が入場無料になることから名付けられています。この枠組みが始まったのは2021年の7月のこと。開催が始まってから2年半ほどしか経っていない新しいものなのです。
とても人気がありますが、ベルリンであっても誰もが知っているものではありません。そのため日本語での情報も少なく、ガイドブックでは紹介されていないでしょう。新しいで枠組みのため見逃されがちですが、見逃すのはもったいない重要なものなのです。
主要な美術館を無料で訪れることができる
規模の大小はありますが、ベルリンには美術館や博物館が150館以上あると言われています。
ミューゼウムスゾンタグに参加しているのは、およそ70館の施設。つまりベルリンにある半数近くの美術館や博物館が参加しているのです。もちろん、そこにはベルリンを代表するものも含まれています。例えば、博物館島にある美術館や博物館です（現在休館中のペルガモン博物館は含まれていません）。
他にも、ドイツ技術博物館やフンボルト博物館（自然史博物館）、そして絵画館などベルリンで特に人気の施設が含まれています。このようにミューゼウムスゾンタグを活用すれば、ベルリンを代表するような施設を無料で楽しめるのです。
ミューゼウムスゾンタグの利用方法
ミューゼウムスゾンタグの利用で忘れてはいけないことがあります。人気のある施設の場合、事前に予約を取らなくてはいけないことです。
予約は公式サイトで取ることができます。ただし、予約可能になるのは開催日の1週間前から。つまり毎月最終日曜日に翌月開催のものを予約できるのです。
あとは訪問時間を決めて、名前や住所、そしてメールアドレスなどを入力すれば、登録したメールアドレスにチケットが送られてきます。それをスマホなどに保存して訪問する施設で見せれば、無料で入場できます。
予約不要な場所もあるので気楽に訪れられる
しかし、予約をとるのが難しいと思う人もいるかもしれません。ですが、心配は無用です。施設によりますが、当日に無料券が配布されることもあります。また来場者が少ない郊外の施設、また小規模な施設では予約がなくても訪れることが可能です。こうした予約不要の施設ですが、その数は少なくありません。
2024年2月の開催日には、約40館が予約不要になっています（ただし展示によって予約の有無を変更する施設もあります）。そのため気軽にミューゼウムスゾンタグを利用することができるでしょう。
特別なイベントも開催
ミューゼウムスゾンタグの魅力は展示を無料で楽しめることだけではありません。
一部の施設では来場者向けに特別なイベントを開催することもあるのです。例えばコンサートや展覧会のガイド、そして子供向けのワークショップなどです。イベント情報については公式サイトに掲載されているので、イベントから訪れる施設を決めても良いでしょう。
このように展覧会と合わせてイベントを楽しめるのもミューゼウムスゾンタグの醍醐味です。お金を使うことなく特別な体験を楽しんでみましょう。
ベルリンを訪れるならぜひ活用したい！
ベルリン旅行の際には多くの人が博物館や美術館を訪れることでしょう。ですが、入場料を考えると、訪れたい施設全てを訪れることは簡単でないかもしれません。そこで訪れる時期を第一日曜日に調整してみると良いでしょう。
そうすれば、多くの文化施設を無料で訪れることができるのです。ベルリンを訪れるなら、お得なミューゼウムスゾンタグを逃すは手はありません。ぜひフル活用して観光を楽しんでみてください！
ミューゼウムスゾンタグ / Museumssonntag Berlin
- 開催日：毎月第一日曜日
- 参加博物館・美術館：博物館島の美術館や博物館などベルリンの主要な文化施設
- 料金：無料
- 公式サイト：ミューゼウムスゾンタグ
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K.Hayashi
- 大学卒業後に渡独。フリーランスライターとしてドイツの文化について多くの記事を執筆中。
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