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【イギリス】クリスマス時期の定番お菓子&スイーツ5選
クリスマスを目前に控え、例年通りイギリスではどこのスーパーマーケットでもクリスマス定番のお菓子コーナーが特設されています。
今回は、この時期に外すことのできないお菓子類5点を独断で選んでみました。
目次
クリスマス特別仕様のチョコレート
チョコレート製品はもちろん、年間を通じて人気のある商品ですが、特にこの時期はこれ!というアイテムがいくつかあります。まずはリンツ(Lindt)社のトナカイ&テディベアのチョコレート。春のイースター時期を彩るイースターバニーのチョコレートと同様、ゴールドの包みがまぶしいリンツのチョコレートたちは、間違いなくクリスマスを象徴する商品のひとつです。
そして、キャドバリー社のチョコレート・セレクションも同じく子どもたちが大好きなクリスマスのお約束アイテム!クリスマス・デザインが施されたボックスの中には、キャドバリーのお馴染みのチョコレートバーが通常のパッケージのまま数種類入っているだけなのですが、このキャドバリーカラーのクリスマス・セレクションの影響力はとてつもなく、スーパーマーケットの一角に膨大な数の紫のボックスが積み上げられている光景には毎年のことながら度肝を抜かされてしまいます。
今年の一押しはどこの商品?ユールログ
各スーパーマーケットの自社商品を比べて、「今年一押しのユールログはこれ!」なる記事が毎年各種メディアで展開されるユールログ(Yule Log)。日本では「ブッシュドノエル」の名称での方が良く知られているかもしれません。クリスマスの時期に食べられる、薪や丸太を模したチョコレートケーキで、イギリスのスーパーで売られているものは、各メディアによるランキングの結果は問わず、どこの物もとにかく強烈な甘さとなっています。
今回購入してみたのは、イギリスの大手スーパーマーケット・チェーン、セインズベリーズのTaste the Differenceシリーズのもの。イギリスの大手スーパーマーケットではどこも、自社製品においては通常のラインアップに加え、少し割高&高級志向の商品シリーズを取り揃えており、セインズベリーズではTaste the Differenceシリーズがそのランクアップ版に相当します。上の写真の商品は440グラム、8人前で5ポンド(約909円)。
甘すぎてあまり多くは食べられないことを考慮すれば、お得と言えるのかも?
※参考換算レート:£1.00=181.72円(2023年12月10日現在)
伝統のお菓子1:クリスマスプディング
イギリスの伝統的なクリスマスのお菓子については、過去にもこちらの記事でご紹介しています。
とはいえ、イギリスのクリスマス時期のお菓子について語るうえで絶対に避けて通ることができないのが、クリスマスプディング。ということで、改めて触れさせていただくと、クリスマスプディングは、ドライフルーツをナッツ類、ラム酒、ブランデー、パン粉、牛脂、香辛料などと混ぜ合わせてしばらく寝かせ、その後それを何時間もかけて蒸しあげて作るデザート。モチモチとした食感の、とにかく濃厚なデザートです。
スーパーで購入したクリスマスプディングは、通常、電子レンジで温めていただきます。クリームを添えて食べるのも美味ですが、いかんせんリッチな味わいなので、こちらも少量ずつトライしてみるのがいいでしょう。
伝統のお菓子2:ミンスパイ
クリスマスプディングと同様、すでにご紹介済みながら避けては通れないお菓子その2がミンスパイ。細かく刻んだレーズンなどのドライフルーツやリンゴなどをブランデーや香辛料などを混ぜ合わせ、パイ生地で包んで焼き上げた焼き菓子です。
こちらはイギリスの大手カフェ・チェーン店、コスタ(Costa)でいただいたミンスパイ。この時期、どのこカフェでも温かい飲み物の季節限定メニューがあるのですが、今回はその中で「ローステッド・ヘイズルナッツ・ホットチョコレート」と一緒に味わってきました。どちらも美味しかったけれど、やはりとにかく甘かった・・・。
冬のおすすめ:チョコレート・メルティング・プディング
最後はクリスマス限定ではなく、冬の人気&定番デザート、チョコレート・メルティング・プディング。お店によって呼び方は色々とありますが、内側からチョコレート・ソースがとろけ出てくる、温めていただくチョコレートのケーキです。こちらも自宅で電子レンジで簡単に温めて食すことができます。外側のしっとりとした濃厚なチョコレートのスポンジ生地を、内側からとろりと出てくる熱々のチョコレートソースにからめていただくと、美味なことは間違いないものの、やはりとてつもない甘さ!小さなサイズでも、気を付けていただきたいものです。
こちらのプディングは多くのパブなどでも定番メニューとなっているので、ぜひ試してみてください。
<こちらもクリスマス定番のお菓子、パネトーネ>
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ハル・リーチ
- 音楽、映画・演劇・TV、サッカーなど、UKカルチャーをこよなく愛す。2001年よりロンドン在住。以来、会社員&ものかき業を継続中。