公開日:
最終更新日:
北海道の有名な場所といえばここ! 種類別にまとめました
豊かな自然や独自の文化・歴史を持つ北海道は、見どころや魅力あるスポットが各地に点在しています。そのぶん「北海道旅行にいきたい!」と思い立ったとき、どこに行こうか迷ってしまいがちです。
今回の記事では、北海道の中でも特に有名なスポットを「自然」「テーマパーク」「建物」「温泉」の4つのジャンルに分けて厳選し、情報をまとめました。北海道旅行や観光に行かれる際はぜひ参考にしてください。
目次
1. 北海道で自然が美しい有名な場所
北海道と言えば、広大な自然です。まずは、そんな北海道で自然が美しい有名な場所からご紹介します。
洞爺湖(とうやこ)
<出典元:写真AC>
洞爺湖町と壮瞥町(そうべつちょう)にまたがる洞爺湖は、日本で9番目、カルデラ湖の中では3番目に大きい湖です。澄んだ水面の色と広大な自然の景色がとても美しく、日本百景にも選ばれています。
美しい洞爺湖を見渡すなら、洞爺湖温泉街から車で15分ほどの場所にあるサイロ展望台がおすすめです。逆に洞爺湖の美しさを間近で感じたい人向けに、カヌーなどのアクティビティも展開しています。
また、周辺には温泉リゾートやカフェなどの飲食店もあります。時間をかけて洞爺湖周辺をじっくりと楽しむのもおすすめです。
- 住所:北海道虻田郡洞爺湖町洞爺町
大雪山国立公園
<出典元:写真AC>
大雪山国立公園は、日本で最も広い国立公園です。その大きさは、22万6千ヘクタール。これは東京ドーム約4万8千個分の大きさです。
公園の敷地内には旭岳、十勝岳、トムラウシ山、黒岳などの山々があるほか、然別湖(しかりべつこ)、糠平湖(ぬかびらこ)などの湖や、湿原の沼ノ原、温泉街まであります。また、雄大な自然の中には、めずらしい生き物もたくさん生息しています。登山やトレッキングが好きな方におすすめのスポットです。
なお、公園内の山々の中には登山が難しい山もあるため、必ず事前に情報を確認しておきましょう。
- 住所:北海道上川郡上川町層雲峡
白金青い池
<出典元:写真AC>
美瑛町にある白金青い池は、十勝岳の火山砂防工事によって生まれた人造池です。偶然生まれた池ではあるものの、その美しい青色の景色が話題を呼び、今や美瑛町を代表する観光スポットとなりました。
「BIEI BLUE」とも呼ばれる神秘的な青い池の色は、季節や時間帯によってその色を変えるところも魅力です。穏やかな午前中、日差しが水面に降り注ぐ午後とでは、別の景色が楽しめます。また、11〜4月には夜のライトアップも行われ、いっそう幻想的な光景が広がります。
白金青い池について詳しくは「【北海道】世界的に有名!? 神秘的な景色が広がる「白金青い池」の魅力を徹底レポート」の記事もご覧ください。
- 住所:北海道上川郡美瑛町白金
釧路湿原国立公園
<出典元:写真AC>
釧路湿原国立公園には、約2万2千haと国内最大の泥炭性草原湿地が広がります。特別天然記念物に指定されているタンチョウなど、貴重な動物たちも生息する神秘的な公園です。
そのため立ち入りが制限されているエリアもありますが、公園内には多数の展望台が設置されています。また、ホーストレッキング、カヌーツアーなどのアクティビティも。北海道ならではの美しい自然を体感するのにぴったりのスポットです。
住所(温根内ビジターセンター):北海道阿寒郡鶴居村温根内
2. 北海道の動物園やテーマパークで有名な場所
北海道ならではの生き物が観察できる動物園や、テーマパークもおすすめです。ここでは、特に有名な3つのスポットをピックアップしました。
札幌市円山動物園
<出典元:写真AC>
札幌市円山動物園は、北海道初の動物園として1951年に開園しました。近年も進化を続けており、2018年にはホッキョクグマ館が大幅リニューアル、2019年にはゾウ舎がオープンしました。2024年には、オランウータン館(仮称)も新たに登場予定です。
円山動物園の魅力は、動物を近い距離で観察できること。ホッキョクグマやアザラシが泳ぐ姿を真下から見られる水中トンネルや、レッサーパンダ、アムールトラなどのめずらしい動物が近くで見られるアジアゾーンも必見です。また、寒い冬でも鑑賞しやすいよう、屋内の観察エリアも充実しています。札幌市内に位置しており、アクセスしやすい点も魅力です。
- 住所:北海道札幌市中央区宮ケ丘3番地1
旭川市旭山動物園
<出典元:写真AC>
旭川市旭山動物園の名前を、テレビ番組などで聞いたことがある人は多いかもしれません。動物たち本来の行動を引き出し、それを来園者に見てもらう「行動展示」で、一躍注目を集めました。
動物たちの生態に合わせて作られた展示空間では、動物たちがいきいきと快適に動きまわり、その様子を来園者も楽しみながら観察できます。また、動物たちが餌を食べる「もぐもぐタイム」が毎朝発表されるので、その時間に合わせて園内をまわるという楽しみ方も。季節ごとのイベントも豊富で、動物たち、そして来園者が楽しく過ごせるようにと、たくさんの工夫が凝らされた動物園です。
- 住所:北海道旭川市東旭川町倉沼
白い恋人パーク
北海道の銘菓「白い恋人」のテーマパークが札幌市にあることをご存じでしょうか。白い恋人パークでは、「白い恋人」の製造工程を見学したり、オリジナルの「白い恋人」を作ったりと商品にまつわる体験を楽しむことができます。
また、ここでしか食べられないスイーツが味わえるチョコレートラウンジや、限定商品が販売されているショップもあるため、スイーツ好きの方には特におすすめです。撮影スポットも豊富で、冬季限定でイルミネーションも登場します。
- 住所:北海道札幌市西区宮の沢2条2丁目11-36
3. 北海道で建物が有名な場所
独自の歴史や文化を築いてきた北海道には、有名な建造物も点在しています。ここでは、観光で一度は行っておきたい特に有名なスポットを4つ厳選しました。
さっぽろテレビ塔
<出典元:写真AC>
札幌の中心部・大通公園にあるさっぽろテレビ塔は、1956年に完成して以来、札幌のランドマークタワーとして愛されています。
観光であれば、塔内にある展望台へ向かってみましょう。地上約90mの高さから360度、札幌の景色を見渡すことができます。天気がよければ、石狩平野や日本海まで見えることも。
また、大通公園でホワイトイルミネーションや雪まつりが開催される冬季は、塔内からその様子を見下ろしてみるのもおすすめです。お土産にはぜひ、ゆるキャラの「テレビ父さん」グッズをゲットしましょう。
- 住所:北海道札幌市中央区大通西1丁目
札幌市時計台
<出典元:写真AC>
札幌市時計台も札幌の中心に位置し、街のシンボルとして愛されているスポットです。時計塔となったのは1881年のことですが、それから140年以上、毎正時に鐘の音を響かせ続けています。
外から時計台として眺めるのはもちろんですが、中にある資料館を見学してみるのもおすすめです。札幌市時計台はもともと、旧札幌農学校の演武場として使用されていた歴史があります。初代教頭のクラーク博士による提言で建築されたことから、資料館内にはクラーク博士の銅像も展示されています。
時計台の構造や歴史まで詳しく学ぶことができるため、時間があればぜひ資料館まで見学してみましょう。
札幌市時計台について詳しくは「【札幌】「ガッカリスポット」とは呼ばせない! 札幌市時計台の魅力に迫る!」の記事もご覧ください。
- 住所:北海道札幌市中央区北1条西2丁目
金森赤レンガ倉庫
<出典元:写真AC>
北海道を代表する観光地・函館の有名な場所と言えば、金森赤レンガ倉庫です。港にレトロな赤レンガ倉庫が立ち並ぶ景色だけでなく、買い物や食事も楽しむことができます。
カフェなどの飲食店や買い物が楽しめる「BAYはこだて」「金森洋物館」、建築当時のままの建物内にビヤホールが広がる「函館ヒストリープラザ」、コンサートや演劇などが行われる「金森ホール」の4つのエリアに分かれています。季節ごとのイベントや、夜のライトアップも必見です。
- 住所:北海道函館市末広町14-12
小樽運河の倉庫群
<出典元:写真AC>
札幌の北西にある小樽も、北海道の人気観光地です。小樽運河は、かつて北海道の玄関口としての役割を果たしてきた小樽港で、運搬を効率化するために海面を埋め立てることで生まれました。
現在は運河沿いに散策路があるだけでなく、小樽運河クルーズを楽しむこともできます。昼間の時間帯は海と山、そしてレトロな街並みの景色が、夜はライトアップされた幻想的な景色が眺められます。歴史ある港町のノスタルジックな風景を楽しみましょう。
- 住所:北海道小樽市港町6-4
4. 北海道の温泉で有名な場所
北海道は、日本の都道府県の中でもっとも温泉地の数が多い場所です。ここでは、特に有名な温泉地を3つピックアップしました。力強く雄大な自然が生み出す、北海道ならではの温泉地にも足を運んでみてください。
定山渓(じょうざんけい)温泉
<出典元:写真AC>
定山渓温泉は、札幌市内にある温泉地です。家族で過ごしやすい大型のホテルから、特別な日に利用したい高級宿、サウナが充実したリゾートスパなど、さまざまな宿泊施設が充実しています。
定山渓では、カヌーやSUP、登山、サイクリング、乗馬、果物狩りなど、自然の中で楽しめるアクティビティも体験できます。北海道にある温泉地の中では比較的アクセスしやすいため、初めて北海道の温泉を楽しむ場合にもおすすめです。
- 住所:住所(定山渓観光案内所):北海道札幌市南区定山渓温泉東3丁目212
登別温泉
<出典元:写真AC>
北海道の南西部に位置する登別温泉は、全国的にも有名な日本有数の温泉地です。温泉地のいたるところから源泉が湧き出ており、1か所で10種類もの多彩な泉種が楽しめる珍しい場所でもあります。
温泉地にある宿泊施設は、大自然の景色の中で湯に浸かれる露天風呂や、地獄谷の景色を窓越しに楽しめる温泉を備えているなど、どこも個性豊かです。湯めぐりはもちろん、周辺には景勝地や名所も多いため、たっぷりと湯の国・登別を堪能してみましょう。
- 住所:北海道登別市登別温泉町
湯の川温泉
<出典元:写真AC>
函館にある湯の川温泉は、定山渓温泉、登別温泉と並んで北海道の三大温泉郷に数えられています。函館空港からは車で5分の場所に位置しており「日本で一番空港に近い温泉」である点も特徴です。
海沿いにある温泉地であることから、オーシャンビューを楽しみながら浸かることができる温泉も多数あります。気軽に入れる日帰り温泉施設も多く、湯めぐりにも最適です。函館周辺の観光を考えている場合は、温泉街の宿泊施設を選ぶのもいいでしょう。
- 住所:北海道函館市湯川町1丁目26
ニセコ温泉郷
自然が豊かで、アクティビティやスキーが楽しめる場所として知られているニセコ町ですが、古くから温泉街としても有名です。特に日帰り入浴できる施設が豊富で、湯めぐりが気軽に楽しめるよう「ニセコ湯めぐりパス」も発行されています。アクティビティや散策をしながら、湯めぐりも一緒に楽しむのもおすすめです。
- 住所(ニセコリゾート観光協会):北海道虻田郡ニセコ町元町77-10
日本国内でも、観光地として人気の高い北海道。有名なスポットだけでもたくさん名前が挙がるほど、見どころが充実しています。北海道旅行の際は、目的ややりたいことに合わせてプランを立ててみましょう。迷ったときはぜひ、この記事を参考にしてくださいね。
関連記事
Ranking北海道記事ランキング
-
国内の人気観光地研究部
- 定番、流行、穴場、全国のあらゆる観光スポットをご紹介!