ニューヨークから車で小旅行。北米のパリ「カナダ・モントリオール」へ。

ニューヨークから車で約6時間半。カナダのケベック州最大の都市、モントリオールに到着。フランスの文化や街並みが色濃く残り、現在も人々の多くがフランス語を話すことから、北米のパリと呼ばれています。古い歴史と洗練された雰囲気が混ざり合ったモントリオールにぜひ行ってみませんか？

ニューヨークから車で国境越え

ニューヨークからだと国道87号線を真っ直ぐ北上し、6時間弱でカナダ国境に到着。陸路という経験は島国である日本ではできないので、なんだかワクワクしてしまいます。

入国する車の渋滞があっても思ったより早く順番が回ってくるので、慌てないようにパスポートなどの必要書類をいつでも出せる様に準備しておきましょう。（陸路の場合、eTAというオンライン申請フォームは不要です。）入国審査の順番が回って来ると、車を進めて運転席の窓を開けます。車から降りる必要はないですが、サングラスや帽子などは前もって外しておきましょう。

飛行機で入国する場合と同じく、滞在日数や入国目的などの質問を受けるので、スムーズに答えられるように準備しておきたいですね。

メトロに乗ってみよう

メトロと呼ばれているモントリオールの地下鉄。1966年に開業したそうで、ニューヨークの古い地下鉄と比べるとだいぶ近代的に見えます。まずはチケットを買ってみましょう。料金は一律となっていて、距離は関係ないのでとても簡単。

改札横にスタッフが在中しているチケットブースがあり、自動販売機での購入方法が分からない場合はこちらがおすすめ。英語も通じます。この場合、現金のみの扱いとなっているので注意が必要。1回分や1日券、1週間券など色々な料金の種類があります。改札に入る時だけチケットが必要で、改札を出る時は必要ありません。

世界一の地下都市

モントリオールの冬はとても厳しいことで知られています。氷点下30°にまで気温が下がることもあって雪も多いこの地域には、"RESO"と呼ばれている巨大な地下街が存在するのをご存知でしょうか。全長32kmにも及ぶこの地下都市は、なんと世界一の大きさ。広くて複雑で、でも慣れるととても便利。地下鉄とも直結しているので、寒い冬でも地上に出ずに出勤や通学、買い物などを楽しむことが可能。

地下街にはフードコートやレストラン、数々のお店がズラリと立ち並び、あちこちに休憩場所もあるので、地元の人の憩いの場所になっています。

モントリオールに行ったら必ず食べたいもの

モントリオールにはヨーロッパからの移民が多いこともあり、食文化が豊富。フランスのように美味しいパン屋さんやカフェがズラリと並び、どこへ入ろうか迷ってしまうほど。まず絶対に食べておきたいものはベーグル。

ニューヨークスタイルとはまた一味違っていて、モントリオール・ベーグルのレシピには卵が入っています。もっちりとしていて、ほんのり甘いのが特徴。"フェアモント"や"サンヴィアター"などが有名。あとはユダヤ人のソウルフードで有名なデリ"シュワルツ"はいつ行っても行列ができていますが、並んで食べる価値あり。ここではスモークミート・サンドイッチが大人気。