公開日： 2023.09.23

最終更新日： 2023.10.13

【兵庫】六甲山で現代アートに触れる旅

＜TOP画像：アーティスト名：武田真佳 / 作品名：Case＞

六甲といえば、六甲山からの夜景、有馬温泉が有名ですよね。

そんな六甲山で、自然の中を散策しながら現代アートを楽しむことができる芸術祭イベント「六甲ミーツ・アート芸術散歩2023 beyond」が期間限定で開催されています。今回、内覧会に参加してきましたので、その際の現地の様子を紹介します。

ぜひ、今年の秋の六甲山へのお出かけにいかがでしょうか？お子様から大人までどの世代の方でも楽しめるイベントです。

＞＞繁体字版文章：【兵庫】在「六甲山」感受現代藝術之旅

六甲ミーツ・アートとは

六甲ミーツ・アート芸術散歩は、2010年から続く毎年秋に開催される現代アートの芸術祭です。これまで延べ470組以上のアーティストの方々が参加しました。今年で14回目の開催となり、「表現の向こう側（にあるもの）　Beyond Representation」というテーマで六甲ミーツ・アート芸術散歩2023 beyondとして開催されています。

今年の開催期間は2023年8月26日（土）〜11月23日（木・祝）で、ROKKO森の音ミュージアムなどを含む神戸・六甲山上の9会場に総勢50組のアーティストの作品が出展されています。

今年度の取り組みとして、新会場の「トレイルエリア」で自然の中を散策しながらの芸術鑑賞や、地域のこどもたちとの連携の一環として六甲山小学校に通うこども達が作成したデザインのスタンプを利用したスタンプラリーなどが行われています。地元のこども達が作成したデザインのスタンプが可愛らしく、ほっこりとした気持ちになります。

「六甲ミーツ・アート芸術散歩2023 beyond」基本情報

期間：2023年8月26日（土）～11月23日（木・祝）
開催時間：10:00～17:00（会場により一部異なる）※「ひかりの森～夜の芸術散歩～」は9月23日（土・祝）～11月23日（木・祝）の土日祝にて17:00～20:00の開催（19:30最終入場）　
鑑賞パスポート：ナイトパス付鑑賞パスポート： 4,000円/鑑賞パスポート： 3,000円/ナイトパス：1,900円/単館券：ROKKO森の音ミュージアム 1,500円,六甲高山植物園 900円,風の教会エリア 800円
※パスポートはそれぞれ購入期間・方法ヶ異なっていますので、購入前に公式サイトをご確認ください
公式サイト：六甲ミーツ・アート芸術散歩2023
公式SNS：Instagram,X（旧：Twitter）

【問い合わせ先：六甲ミーツ・アート芸術散歩事務局】

TEL：078-891-0048 (受付時間 10:00～17:00)
Mail：rma-info@rokkosan.com

会場へのアクセス

今回、私は阪急電車の六甲駅から神戸市バスにて六甲ケーブル下駅まで移動し、六甲ケーブルを利用して六甲山上駅まで移動、そこからは六甲山上バスを使用して展示会場を巡りました。

電車、神戸市バス、六甲山上バス、ケーブルカーがお得にセットになった六甲・まやレジャーきっぷも販売されています（11月30日まで）ので、詳細は公式ホームページにてご確認ください。

＞＞六甲・まやレジャーきっぷについてはこちら

また、車でのアクセスも可能です。六甲山でのドライブにプラスして、アート巡りはいかがでしょうか。

芸術作品を巡る旅（1）

まず、有名な建築家・安藤忠雄氏の作品として有名な「風の教会」を訪れました。

通常は非公開ですが、会期中限定で展示会場として公開されています。

こちらは教会へと向かう道です。

＜アーティスト名：椿昇 / 作品名：Daisy Bell＞

教会の中に入ると、椿昇氏の作品「Daisy Bell」が突如として現れます。アートの意味は、ぜひ現地を訪れて確認してください！

芸術作品を巡る旅（2）

＜六甲ガーデンテラスエリア・イメージ＞

次に六甲ガーデンテラスエリアを訪れました。六甲山の山頂近く、標高約880mにあり、眺望スポットです。こちらでは食事やお買い物を楽しみながら、エリア内に点在している作品を巡ることができます。

訪れた日は快晴で、とても見晴らしがよかったです。

＜六甲ガーデンテラスエリア・イメージ＞

芸術作品を巡る旅（3）

＜アーティスト名：鮫島弓起雄 / 作品名：山を解く＞

現在放映中の連続テレビ小説「らんまん」主人公のモデル牧野富太郎博士のゆかりの地である、六甲高山植物園も展示会場になっています。

園内を歩きながら、自然と調和した現代アートの作品たちを鑑賞することができます。

＜アーティスト名：加藤美紗 / 作品名：溢れる＞

＜アーティスト名：柴田まお / 作品名：Camouflage Print＞

＜アーティスト名：古賀小由実 / 作品名：音泉＞

園内のショップ内も展示会場になっていて、古賀小由実氏の作品「音泉」では神秘的な空間が広がっていました。

訪れた日は8月の猛暑日でしたが、植物園内は高地であることもあり気温が低く、木陰にいると涼しく感じました。避暑地としてもおすすめです！

芸術作品を巡る旅（4）

ROKKO森の音ミュージアムも展示会場になっていて、こちらにも色々な作品が展示してあります。

＜アーティスト名：コニシユウゴ（たま製作所） / 作品名：Moon Plants＞

こちらの作品も六甲高山植物園のように自然と調和しており、とても素敵な空間でした。

今回は昼間に訪れましたが、雰囲気の異なる夜に訪れるのもおすすめです。

六甲ミーツ・アート芸術散歩2023 beyondでは9月23日（土・祝）～11月23（木・祝）の間の土日祝でROKKO森の音ミュージアムと六甲高山植物園を会場に「ひかりの森～夜の芸術散歩～」も行っています。期間中は作品とともに会場内の木々もライトアップされる予定です。会場内の紅葉の見頃は10月中旬～11月中旬です。※鑑賞には「ナイトパス」または「ナイトパス付鑑賞パスポート」が必要です。詳細は公式サイトをご確認ください。

＞＞鑑賞パスポートの詳細はこちら

＜アーティスト名：船井美佐 / 作品名：森を覗く山の穴＞