公開日:
最終更新日:
【ベトナム】ビーチリゾート地「ニャチャン」でたっぷり1日観光プラン!
日本人旅行者の認知度はそれほど高くはありませんが、ベトナム最大級のビーチリゾート地として古くから欧米人に知られている「ニャチャン」。ベトナム中南部カインホア省に位置する海の町で、常夏の熱帯気候の中でどっぷりと南国バカンスを満喫できる観光地です。
今回は、ニャチャン旅行者におすすめしたい1日観光プランを紹介。ニャチャンは海水浴だけではなく、グルメや景勝地、遺跡探索等ができることも大きな魅力の1つです。
目次
- ニャチャンの観光エリアは大きく3つ!
- 午前最初の観光スポット「ホンチョン岬」
- 歴史好きは必見!チャンパの遺跡「ポーナガル」
- 昼食:海鮮食堂で絶品シーフードを堪能
- 午後は市内中心を探索。海水浴もおすすめ
- ベトナムらしさを求めるなら「ダム市場」がおすすめ!
- 夜はナイトマーケット&お店散策をしよう
- まとめ:初めてのニャチャン旅行は事前に行動計画を立てよう
ニャチャンの観光エリアは大きく3つ!
ニャチャンの観光エリアは大きく分けて3つあり、北部・中心部・南部に分けることができます。北部は景勝地や遺跡探索を楽しむことができ、中心部は海水浴や市場、ナイトマーケット、町散策。南部は巨大エンタメ施設や博物館があります。ただし、日本人旅行者が楽しめるのは主に北部と中心部となるので、今回の1日プランも両都市を中心に紹介します。
また、宿泊ホテルは中心部に偏っています。あまり南方に滞在すると町散策が楽しめなくなり、どこへ行くにもタクシーが必要となるので注意が必要です。
午前最初の観光スポット「ホンチョン岬」
午前中は北部エリアを観光します。熱帯気候のニャチャンは午後になると気温がぐっと上がるので、自然探索は午前中に済ませるのがポイントです。
ホンチョン岬は岩場を歩く観光スポットとなり、絶景のオーシャンビューを見学できます。
こちらがホンチョン岬の名物岩。絶妙なバランスで挟まっている岩石の下で記念撮影するのが定番で、正直かなり怖いです。ただしガイドブックにも必ず掲載されている人気スポットなので、どの旅行者も押さえておきたいところです。
また、先端に向けて歩いていくと、さらに大きな一枚岩を見ることもでき、自然の力強さを実感することができます。
歴史好きは必見!チャンパの遺跡「ポーナガル」
続いては「ポーナガル」と呼ばれるチャンパの遺跡に向かいます。ホンチョン岬からタクシーで5分圏内とすぐです。
ポーナガル遺跡はかつてベトナム沿岸地域に栄えた独立海洋国家「チャンパ王国」の聖域です。チャンパの民はベトナムとは異なる言語や習慣を携えており、少数民族のチャム族はこのチャンパの末裔と言われています。
ベトナムは仏教大国ですが、チャンパ王国はヒンドゥー教でした。遺跡の敷地内には小さな博物館があり、シヴァ神をはじめ、ガネーシャ、パールバティ、ガルーダといった神々の石像も見ることができます。
また、遺跡は小高い丘にあるため、ここから望むニャチャンの景色も見逃さないでください。絶景の写真撮影スポットです。
昼食:海鮮食堂で絶品シーフードを堪能
海の町に来たからにはシーフードは必ず押さえておきたいところです。ポーナガル遺跡周辺と南部エリアに行くとベトナム人向けの海鮮食堂があり、中心部に戻れば清潔なシーフードレストランがたくさんあります。もちろん後者は割高となるので、どちらを選択するかはお好みです。
シーフードは南シナ海で獲れる魚介となるので、日本ではあまり馴染みのない魚が多いです。また、ニャチャンは生のウニを食べられる場所としても近年アジア人観光客に人気があります。日本のウニとは種類が異なるようですが、1個200~300円と安いのでぜひ食べてみてください。
午後は市内中心を探索。海水浴もおすすめ
昼食後は市内中心部の町散策を楽しみます。ただし、5つ星ホテルやリゾートホテルに宿泊しているのであれば、ホテルに戻って屋外プールやスパといったホテルライフを満喫するのもおすすめですし、海水浴も良いでしょう。海沿いにはマリンショップが幾つもあるので、サーフボードやシュノーケルのレンタルもできますし、ジェットスキーなど現地ツアーの申し込みもできます。
ベトナムらしさを求めるなら「ダム市場」がおすすめ!
ニャチャンの市内観光スポットを巡るなら「ダム市場」がおすすめです。日本にはないベトナムらしい活気に満ちた市場で、コロナを経てリニューアルされて綺麗な内外装となっています。またお店は外にまで溢れ、朝から夕方まで旅行者や地元商人で賑わっています。
夜はナイトマーケット&お店散策をしよう
ニャチャンの夜も中心部の散策が主となります。北部と南部エリアは夜が深くなると人の気配がなくなるので、女性旅行者は注意してください。
中心市街地では海傍で毎夜ナイトマーケットが開催されます。数百メートルの一本道に所狭しと夜店が並び、ベトナム雑貨や食品土産を購入することができます。ニャチャンはお土産店がそれほど多くないので、ここで調達するのもおすすめです。最近はぼったくりも減ってきているようですが、念のため値段交渉は忘れずに。
日中は蒸し暑い時間が続くので、本格的なお店散策は夜の方が良いかもしれません。ナイトマーケットから徒歩圏内にはレストラン、スパ&マッサージ店、アパレル店等が数多く建ち並んでいます。
スパ&マッサージ店を利用するときは、事前に口コミを調べて行くのがおすすめです。行き当たりばったりで入る場合は、ボディマッサージではなく軽いフットマッサージ程度にするのがトラブル回避のコツです。
まとめ:初めてのニャチャン旅行は事前に行動計画を立てよう
ニャチャンはここで紹介した以外にも数多くの観光スポットや楽しみ方があります。2023年9月はすでにコロナ以前と同じ活気に戻っているので、どこへ行っても楽しめるはずです。
そのため、初めてニャチャンに訪れる旅行者は、現地でどのような時間を過ごしたいのかを考えながら、日本を発つ前にスケジュールを考えておくのがおすすめです。
関連記事
Rankingベトナム記事ランキング
-
古川悠紀
- ホーチミンに移住して自由気ままに生きています。ライター業と取材を生活の糧にしているためベトナム全土を駆け回っています。趣味はバドミントン!