【イタリア】ミラノ2024最旬カフェめぐり5選

海外旅行も活発化し、イタリア・ミラノへ来られる方も多いのではないでしょうか。

ちょっと休憩はもちろん、空間美のカフェでゆったり過ごすのも旅先での楽しみのひとつ。老舗からニューオープンまで今行きたいミラノのカフェ5つをセレクトしました。

ぜひご旅行の際に立ち寄ってみてください。

目次

1.藤の椅子が目を引く「フェリチェッタ」

ミラネーゼの憩いの場、センピオーネ公園の近くに2023年3月にオープンしたカフェ。テラス席には藤の椅子が並べられ、まさにパリ風のビストロ。マリトッツォやブリオッシュ、ケーキ、イタリアでは珍しいパウンドケーキなど、朝ごはんやおやつにぴったりのドルチェが豊富に並んでいます。ランチメニューもあって、使い勝手はバツグンです。

【イタリア】ミラノ「フェリチェッタ」
<天気のいい日にはテラス好きのイタリア人がいっぱい>

店内のインテリア
<店内のインテリアも可憐な雰囲気>

マリトッツォや小さなケーキ
<マリトッツォや小さなケーキ、パスティチーノなど、ドルチェもさまざま>

席数
<席数も豊富で居心地の良い空間>

Felicetta Cafè & Bistrot

  • 住所:Via Vincenzo Monti, 56, 20123 Milano
  • 休館日:無休
  • 営業時間:7:00〜21:00
  • 公式サイト:Felicetta Cafè & Bistrot

2.日本人の作るパンがヒット「パン」

日本人のパン職人により2023年4月にオープンしたパンカフェです。店頭に並ぶのは、食パンやカレーパン、あんぱん、クリームパンなど懐かしい日本の味。週末はブランチ、平日はランチメニューがあり、夜にはワインバーにもなります。

私は品切れで食べることができなかったのですが、柚子や抹茶入りのブリオッシュ(クロワッサン)はイタリア人に大人気だそう。

イタリア「Pan Milano」
<2023年4月にオープン>

パン
<日本人の心をくすぐる日本風のパンたち>

店内
<モダンナチュラルなインテリア>

ランチ
<ランチのホットサンドと唐揚げ>

アンパンとクリームパン
<あんぱんとクリームパンをテイクアウト>

Pan Milano

  • 住所:Via Leopoldo Cicognara, 19, 20129 Milano
  • 休館日:火曜
  • 営業時間:8:00〜19:00
  • 公式サイト:Pan Milano

3.ミラノに誕生したフィレンツェの老舗カフェ「リヴォワール」

サヴォイア王家のチョコレート職人だったエンリコ・リヴォワール氏が1872年に創業したフィレンツェの老舗カフェ「リヴォワール」が、2023年5月ミラノに誕生しました。名物のホットチョコレートを筆頭にメニューも多彩。おみやげになるオシャレなパッケージのチョコレートにも注目です。

ショップや美術館のあるブレラ地区にあり、街歩きの合間にゴージャスな店内でひと休みはいかがでしょうか。

華やかな壁画
<華やかな壁画の2階>

店内
<壁画もインテリアも老舗の風格たっぷり>

シャンデリア
<店内にはシャンデリアが何台も輝いている>

テラス席
<テラス席の卓上にも豪奢な燭台をセッティング>

ノンアルコールカクテル
<ノンアルコールカクテルのアペリティーボ>

Caffè Rivoire

  • 住所:Via Marco Formentini, 9, 20121 Milano
  • 休館日:無休
  • 公式サイト:Caffè Rivoire

4.隠れ家的な老舗のモダニズム空間「ロマネンゴ1780」

ジェノバで1780年に薬局として創業し、その後砂糖菓子専門店となったロマネンゴ。そのティーサロンが2022年の終わりにミラノに誕生しました。砂糖菓子と紅茶のお店は路面にありますが、ティーサロンは中庭に位置し、まさに隠れ家的な空間です。クラシカルとモダンが融合した空間は曲線美とカラーリングからセンスが光り、落ち着いたひと時を過ごせます。

隠れ家的な老舗のモダニズム空間「ロマネンゴ1780」
<お菓子のお店とお茶&スパイスのお店がある>

ティーサロン
<中庭の中にあるティーサロン>

ディスプレイ
<アンティークとモダンが融合したディスプレイが印象的>

コンフィチュールやケーキ、ブリオッシュ
<コンフィチュールやケーキ、ブリオッシュが並ぶ>

カヌレとコーヒー
<しっとりとしたカヌレとアメリカンコーヒー>

Romanengo 1780

  • 住所:Via Caminadella, 21, 20123 Milano
  • 休館日:月曜
  • 営業時間:10:00〜19:00、日曜9:00〜13:00
  • 公式サイト:Romanengo 1780

5.愛らしくって心地良い「ユートピア」

こちらはニューオープンではないのですが、お気に入りのカフェのひとつです。チャイナタウンやターミナル駅のガリバルディ駅からも近く、ミラノに住む日本人にもファンが多いです。店内アートとパッケージのデザインは同じアーティストが担当しているとのことで、統一感があってステキ。材料からこだわって作られるケーキやブリオッシュ、クッキーはどれを食べても美味しいです。

店内
<目を引くポスター>

ケーキ
<さまざまなケーキが並び、選ぶのも楽しい>

ショーウィンドウ
<ショーウインドーも愛らしくディスプレイ>

店内
<季節の花が飾られている>

樽とケーキとカプチーノ
<タルトケーキとカプチーノ>

Eutopia

  • 住所:Via Alessandro Volta, 19, 20121 Milano
  • 休館日:無休
  • 営業時間:8:30〜19:30、土・日曜9:00〜
  • 公式サイト:Eutopia

最後に

老舗カフェの「コヴァ」や「マルケージ」など、ミラノを代表するカフェは数あれど、ニューオープンのカフェを中心に5店舗紹介してみました。イタリアならではのエスプレッソが美味しいことはもちろん、空間の心地よさも大事なポイント。

ミラノにお越しの際は、ぜひ訪れてみてください。

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YUKITALIA

真のミラネーゼになるべく、2021年よりミラノに移住した雑誌の編集・ライター。王室&貴族とテルメが大好き。

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