大切な人に旅行のプレゼント! 選び方や贈り方の基礎知識

大切な人に旅行のプレゼント! 選び方や贈り方の基礎知識

自分にとって大切な人へのプレゼントをするなら、ちょっとだけ趣向を変えて、モノではなく旅行を贈ってみませんか?

でも、「アイデアはステキだけど、どんなふうにプレゼントすればいいの?」という声も聞こえてきそうです。それでは、旅行をプレゼントするにはどんな方法があるのか、どう選べばいいのか、旅行先はどうすればいいのかなどを確認してみましょう。ぜひ、参考にして大切な人に旅行をプレゼントしてみてください。

目次

<1. 旅行のプレゼントにはこんな選択肢がある!>

<2. 旅行をプレゼントする相手によっての選び方>

<3. 旅行券やカタログギフトをプレゼントする際の注意点>

<4. プレゼントされると嬉しくなるような旅行先>

1. 旅行のプレゼントにはこんな選択肢がある!

まず、旅行のプレゼント方法についてお伝えします。選択肢はさまざまあるので、大切な人を思い浮かべて、ピンとくるものを選んでみましょう。

旅行券をプレゼントする

旅行券は、旅行代理店や鉄道会社、航空会社などが発行する旅行用の商品券です。発行する代理店、鉄道会社、航空会社の窓口、グループ店舗や指定店舗で、宿泊予約や指定席チケットの購入をする際、金券として使うことができます。

形態は、1枚1枚に額面が印刷されている商品券型と、プリペイドカード型の2パターン。商品券型はデザインが固定されているのに対し、カード型は、オリジナルデザインで作ることができます。イラスト、写真、メッセージも入れられるので、プレゼントする相手の似顔絵や写真を入れたデザインにして贈ると、喜ばれるのではないでしょうか。

基本的に有効期限は設定されていないので、贈った相手のタイミングで使うことができます。ただ、中には期限つきのものもあるので、購入する際にはご注意ください。

パッケージツアーをプレゼントする

旅行代理店や交通各社が企画するパッケージツアーをプレゼントするという方法もあります。日帰りバスツアー、宿泊つきの名所めぐりなど、行く先もテーマもよりどりみどりです。

移動から宿泊だけでなく、ツアーによっては観光プランや食事もすべてついているので、荷物だけ持って旅行を楽しむことができます。

旅行先で楽しめるギフト券などをプレゼントする

テーマパークのチケット、クルーズの乗船券、有名レストランの食事券など、旅行先の施設やアクティビティが発行するギフト券をプレゼントするという方法もあります。これならプレゼントされた側も、旅行計画が立てやすいのではないでしょうか。現地までの乗車券や宿泊チケットを一緒に渡しても、気がきいたプレゼントになります。

旅行プランが含まれるカタログギフトをプレゼントする

旅行専用のカタログギフト、あるいは旅行プランや体験プランが含まれたカタログギフトをプレゼントするのも楽しい方法です。

カタログギフトなら、商品券のように額面がわかってしまうということもありません。また、贈った相手に好きなプランを選んでもらえるという点もポイント。旅を選ぶワクワク感も一緒にプレゼントできます。

旅行プランを考えてプレゼントする

交通手段から宿泊先までオリジナルの旅行プランを立て、すべて手配をしてプレゼントするというのも一興ではないでしょうか。贈る人の顔を思い浮かべながら、ああでもないこうでもないとプランを練ることで、自分自身も旅気分が味わえそうです。

2. 旅行をプレゼントする相手によっての選び方

ひと口に旅行といっても、行く先や移動手段、宿泊先の組み合わせはさまざま。贈る相手によって選び方も変わってきます。どのように選べばよいのか、ポイントを押さえておきましょう。

親へのプレゼント

自分の親であれば、だいたいの嗜好は把握できているのではないでしょうか。子どもならではの視点で、興味関心のありそうな旅先をピックアップしてプレゼントしてみましょう。交通手段もセットになっていると、移動も楽です。

あるいは、親自身が、自分たちでは選ばないような旅先を選んでみてもよいかもしれません。ただし、体力的なことも気にかけてあげましょう。旅先で楽しんでほしいことは多々ありますが、無理のない旅程を組むことが大切です。

親、自分、わが子の3世代で旅行を計画してプレゼントする場合は、「3世代旅行の宿選びや旅行先選びのポイントとは」も参考にしてください。

兄弟姉妹へのプレゼント

きょうだいの好みは、わかっているようで意外とわからないかもしれません。仕事や家庭があれば、スケジュール調整も難しくなるでしょう。そう考えると、兄弟姉妹の場合は、交通手段や宿泊先が決まった旅行をプレゼントするよりも、自由に使える旅行券や旅行カードのほうが喜んでもらえそうです。

使用期限のない旅行券や旅行カードなら、いつでも好きなように使えますし、何に使うかも本人が決められます。旅行をプランする楽しさも、味わってもらえるでしょう。

友人へのプレゼント

友人にプレゼントする場合は、まず本人が旅行好きかどうかを考えてみてください。旅行好きな人なら、しょっちゅうどこかへ出かけていますし、旅行をプレゼントしたら大喜びしてくれるはず。旅のカタログギフトもおすすめです。

もうひとつ心がけたいのは、相手の生活状況に配慮すること。友人が独身なら、一人旅に出かけることもできますが、家族がいる場合は、なかなかそうはいかないでしょう。贈る相手の状況に合わせ、テーマパークのチケットなら家族の人数分を贈る、ペアで楽しめる旅行を贈るなど、状況を考慮すると、受け取ったときの嬉しさも倍増です。

パートナー(彼氏、彼女、夫、妻など)へのプレゼント

パートナーの誕生日、2人の記念日などでも旅行のプレゼントはいかがでしょうか。2人で一緒に行けば、忘れられない思い出になるはずです。

必ず喜ぶとわかっている旅行先があるなら、サプライズで予約まで済ませておくのもいいですし、一緒にどこに行くか考えるのもいいでしょう。相手の都合がわからない日に勝手に予約をしたり、自分が行きたいだけの場所を選んだりするのは避けて、パートナーの都合や希望優先で進めましょう。

3. 旅行券やカタログギフトをプレゼントする際の注意点

旅行券やカタログギフトをプレゼントするときには注意したいことがあります。というよりも、ちょっとした心遣いと言ったほうがよいかもしれません。

それは、贈る前に、旅行券やカタログギフトの使い方、内容を自分自身が理解しておくこと。理由は、扱いに慣れていないと勘違いをしてしまうかもしれないからです。

例えば旅行券では、宿泊先での精算に使えると勘違いしてしまうケースがあります。前述したように、旅行券は発行元の店舗やグループ店舗、指定店舗で、宿泊チケットや交通チケットの購入をする際に使える金券です。それを知らずに、旅行券を持って旅に出てしまい、現金代わりに使おうとしたら使えないというようなことになっては、せっかくのプレゼントが台なしになってしまいます。

カタログギフトの場合は、有効期限があることに注意が必要です。知らずにいると、いざ申し込もうと思ったときには期限切れだったということにもなりかねません。

旅行券やカタログギフトは、発行元によって使い方も違えば、有効期限等の設定も異なります。

まずは自分が使い方や注意事項を把握し、プレゼントするときや渡した後に、補足で説明をすると親切です。受け取ったほうも安心して使うことができるでしょう。

4. プレゼントされると嬉しくなるような旅行先

具体的な旅行先を決めてプレゼントする場合、悩ましいのが「場所をどこにするか」です。数ある選択肢の中から、相手が喜んでくれる場所をどのように絞り込んでいくか、そのヒントをお伝えします。

定番の観光スポット

多くの人が訪れる定番の観光スポットは、「一度は行ってみたかった」という人が多いものです。仮に以前に行ったことのある場所でも、定番スポットなら見どころも多く、はずすことはありません。

例えば、寺社仏閣の数が多く、日本の歴史にも触れられる京都は、年代を問わずに楽しめる観光地です。知る人ぞ知るスポット、パワースポットなど、変化球的なスポットをプランに組み込んでオツではないでしょうか。バスツアーやタクシー観光を利用できるようにしておけば、移動もスムーズにできます。

 京都のイメージ
<出典:写真AC

北海道や沖縄も、多くの人が行きたいと口にする定番スポットです。

北海道の場合は、季節を考慮するとよいかもしれません。例えば初夏ならラベンダー、冬なら流氷など、その時期にしか見られない風物を組み合わせると、より思い出に残る旅行になりそうです。

沖縄は、水族館などの施設をメインにした観光できますし、海や離島など、自然を満喫することもできます。どちらのパターンでも、思い出に残る時間が過ごせるでしょう。

前から行きたいと言っていた旅行先

もし、プレゼントする相手が「行ってみたい」と言っていた場所があるなら、そこへの旅行を贈ってもよいのではないでしょうか。思わぬサプライズにもなりそうです。

可能なら、どうして行きたいのか、その場所にどんな魅力があるのか、さりげなく引き出せると、プランを決める際の参考になります。ただ、あまりにも突っ込みすぎると怪しまれるので、気をつけて。

ドラマや映画のロケ地として知られている旅行先

富良野(ふらの)、鎌倉、葛飾区柴又など、ドラマや映画に使われたロケ地や施設も、訪れるのが楽しい観光スポットです。画面越しに見た光景が目の前にあるというのは、なかなかの感動モノ。登場人物になりきって観光地を歩くこともできます。

ロケ地ではありませんが、お気に入りのアイドル、ミュージシャンの歌に出てくる場所を旅行先にすることもおもしろいのでは? プレゼントする相手の好きなミュージシャンや歌がわかっているなら、調べてみてはいかがでしょうか。

その人にとって思い出のある旅行先

「できれば、もう一度行ってみたい」など、プレゼントをする相手にとって、何かしらの強い印象や思い出が残っている場所を旅行として贈るというのも、アリです。

自分からする旅行の場合、どちらかというと「いろいろな所へ行ってみたい」という人が多いようで、一度行った場所に再び訪れることは、なかなかないようです。だからこそ、思い出のある旅行先のプレゼントには、意義があるというもの。

例えば親にプレゼントするなら、新婚旅行先はいかがでしょうか。当時の思い出がよみがえり、家族での会話もはずみそうです。

 夫婦の旅行
<出典:写真AC

一緒に行って楽しそうな旅行先

プレゼントもかねて一緒に旅行するなら、相手も自分も楽しめる旅行先を考えてみましょう。

花や景色がきれいな場所、美術館や博物館巡り、テーマパークでアトラクション三昧、土地の名物食い倒れツアーなど、相手と自分の共通点から選べばまちがいありません。

ただし、自分の好みの押しつけにならないように、その点だけは十分に気をつけて。自分も一緒に行くけれど、あくまでも相手へのプレゼントであることを忘れないことが大切です。

旅行のプレゼントって、考えただけでもワクワクしませんか? プレゼントの方法には、いろいろなパターンがあります。大切な人に喜んでもらえるよう、自分の予算とも照らし合わせながら、ぜひこの記事を参考にプレゼントを選んでみてください。

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