3世代旅行の宿選びや旅行先選びのポイントとは

3世代旅行の宿選びや旅行先選びのポイントとは

子供を連れて親に会いに行きたいけれど、普通の旅行もしたい! 実家が遠いから、中間地点で会えるようにしたい! 子供との楽しい旅行を、親にも味わってもらいたい!

そんなときにおすすめしたいのが、3世代の家族旅行。家族勢揃いで出かける旅行にはいつもの旅行にはない魅力がいっぱいです。そこで今回は、3世代旅行の宿選びや旅行先選びのポイントについて、詳しく解説していきます。

目次

<1. 3世代旅行のメリット>

<2. 3世代旅行での宿泊! 部屋分けはどうする?>

<3. 3世代旅行での支払いはどうする?>

<4. 3世代旅行における旅行先選びのポイント>

<5. 3世代旅行におすすめの旅行先例>

<6. 3世代旅行における宿選びのポイント>

3世代旅行のメリット

3世代旅行の宿選びや旅行先選びのポイントについてご紹介する前に、まずは3世代旅行の魅力をおさらいしておきましょう。お子さんだけでなく、親も誘って出かける3世代旅行には、多くのメリットがあります。なかでも一番のメリットは、やはり3世代で共通の思い出が作れるということ。

自分が子供の頃、親に旅行に連れていってもらった方も多いと思いますが、一般的には成長するにつれ、親と一緒に外出する機会もぐっと減ってしまうケースは少なくありません。社会人になって親と離れて暮らすようになった場合には、旅行という密度の濃い時間は親にとっても素敵な思い出になるものです。子供と一緒に出かけられることに加え、孫と一緒の思い出ができることを嬉しく思う親世代も多いでしょう。

また、3世代旅行は両親の結婚記念日や誕生日などのプレゼントにできるのも嬉しいポイントです。人数が増えることで取りまとめが大変にならないか心配な方もいるかもしれませんが、実際には親が一緒に旅行をしてくれることで子供を見守る目が増え、自分たちが旅を楽しむ余裕ができることも大きなメリットでしょう。

親が遠方に住んでいる場合には、お互いの住まいの中間地点を旅の目的地として集まることもできるため、移動の負担を減らすことも可能です。

普段「何か親孝行をしたいけれど、なかなかできない」と感じている方には、3世代旅行は最高の親孝行になることが多くおすすめです。

3世代旅行での宿泊! 部屋分けはどうする?

ホテルの部屋
<出典:写真AC

メリットの多い3世代旅行ですが、人数が多くなることで宿泊時の部屋分けに悩む方も多いのではないでしょうか。というわけで、ここからは3世代旅行での、ホテルや旅館での部屋分けのポイントについて詳しくご紹介します。

親1部屋と子・孫の1部屋の2部屋とるのが基本

親のために1部屋、自分とその子供たちで1部屋という分け方は、3世代旅行で最も基本的な分け方のひとつです。

とりわけ自分の子供が小さい場合には、旅行という環境の変化で夜泣きをしたり、なかなか寝付けなかったりすることもあるため、この部屋分けが理想的でしょう。日中一緒に行動し、夜はそれぞれ部屋を分けてゆったりとくつろぐのがおすすめです。

兄弟姉妹や他の親も一緒に行く場合は?

規模の大きな3世代旅行になると、自分の兄弟姉妹や義理のご両親も一緒に行くというケースもあります。

この場合には、「親1部屋、兄弟姉妹の家族ごとに1部屋」という考え方が理想的ですが、兄弟の人数によっては部屋数の確保が難しいことも。そのようなときには、親も同じ部屋にするという選択肢もありますが、その際には必ず兄弟姉妹に相談をしておくことも大切なポイントです。

また、自分の親だけでなく義理のご両親も一緒に旅行をする場合には、それぞれの親に部屋を割り当てるのが無難でしょう。

コネクティングルームを利用する方法もあり

宿泊先にコネクティングルームがある場合には、その部屋を利用するというのも方法のひとつです。

コネクティングルームというのは、2つの部屋が「コネクティングドア」という内側のドアでつながっている部屋のこと。ドアを開けておけば部屋を広々と使うことができるだけでなく、廊下に出なくてもノーメイクや部屋着のまま内側で行き来ができて大変利便性の高い部屋です。

就寝時間までは二つの部屋をつなげておき、寝る時間になったらドアを閉めるなど、臨機応変にプライベート空間を確保できるのも大きなメリットでしょう。ただし、コネクティングルームのある宿泊先はそれほど多くなく、施設によっては部屋数も少ないため早めに予約をする必要があります。

部屋は近くになるよう宿泊先に相談

3世代旅行でいくつかに部屋が分かれる場合には、それぞれの部屋が近くになるように宿泊先に相談しておくことも大切なポイントのひとつです。空室が多い場合には比較的柔軟に対応してくれるケースが多いため、早めに予約を入れるようにしましょう。

3世代旅行での支払いはどうする?

ホテルのカウンター
<出典:写真AC

3世代旅行でもうひとつ悩むことといえば、旅行代金の支払いです。

これはそれぞれの家庭の事情によっても考え方が異なり、これが正解という形はありません。親の方が多めに負担をするというケースも多いですが、記念日のプレゼントや親孝行が目的の3世代旅行の場合には、提案する側が負担するという方法もあります。

旅行代の全てを負担することが難しい場合には、ディナーなどの食事をプレゼントするなど部分的に負担するのも良いかもしれません。また。宿泊代はどちらかが負担をして、それ以外にかかる費用についてはそれぞれに支払うなど、費用負担を工夫して分けることもおすすめです。

3世代旅行における旅行先選びのポイント

3世代旅行を計画するにあたって、旅行先をどこにするのか決めるのも、楽しいけれど悩ましいところです。

ここからは、3世代旅行の旅行先選びのポイントを詳しくご紹介します。

3世代それぞれが行きやすい場所にする

3世代旅行は、目的地を決めるのが一番大変な工程だと感じる人は少なくありません。幅広い年代が一緒に旅をすることになるため、それぞれが行きやすい場所を選ぶことが大切です。

例えば、目的地まで遠すぎず移動の負担が少ない場所や、休みたいときに休憩できる環境の整った場所であれば、年齢が上の方も小さな子供がいる家庭にとっても安心でしょう。自家用車での移動が可能な場所や、新幹線や飛行機を降りてからの移動距離が少ない場所などを目安に目的地を決めていくのがおすすめです。

親か孫の喜ぶ場所にする

3世代旅行を成功させるもうひとつのポイントは、親か孫の喜ぶ場所を選ぶということです。

とはいえ、テーマパークや遊園地といった場所は若い世代にとっては楽しめますが、高齢のご両親にとっては疲れてしまう可能性があります。

反対に、寺社めぐりや温泉旅館でゆっくりするという旅行は若い世代にとっては退屈に感じてしまうこともあるかもしれません。

バランスよく、どちらの要素も楽しそうなところが理想です。それが難しく、例えば子供に合った場所ばかりになったとしても、例えば食事は親の好みに合わせるなど、喜んでくれそうな時間を用意しておくなど工夫してみましょう。

参加者の誰も嫌がらない場所にする

せっかく3世代旅行をするのですから、参加者一人ひとりが楽しめることが理想的です。全員が好きなところというのはなかなか見つかるものではありませんが、少なくとも参加者の誰かが我慢したり、嫌だと感じてしまうような場所はできるだけ避けるべきでしょう。

3世代旅行におすすめの旅行先例

ここからは、3世代旅行におすすめの旅行先をいくつかピックアップしてご紹介していきます。

有名な温泉地

熱海
<出典:写真AC

国内旅行の定番ともいえる温泉地は、幅広い年代が集う3世代旅行にぴったり。温泉につかってゆっくりすることもできますし、家のお風呂とは違う広々とした大きなお風呂は子供にとってもわくわくするものです。室内プールやアミューズメント施設を併設した宿泊宿を選べば、アクティブに遊びたい子供から、ゆったりした時間を過ごしたい親まで楽しむことができます。

例えば、国内屈指の人気温泉地・熱海なら、街並み散策でも幅広い世代がそれぞれに楽しい時間をすごすことができるはずです。

観光スポットが集まる地域

金沢
<出典:写真AC

観光スポットが集約された地域は、移動距離を減らしつつ満足度の高い旅行を楽しむことができます。例えば金沢は、兼六園と金沢21世紀美術館、それに近江町市場と、有名な観光スポットが金沢駅から近いところに集まっています。

また、軽井沢や蓼科などの避暑地では、ショッピングスポットやグルメスポット、乗馬やアスレチックなどのアクティビティを楽しめるスポットがあるため、自然を満喫しながら幅広い世代が旅を満喫することが可能です。

ゆったりと過ごせる島

石垣島の川平湾.jpg
<出典:写真AC

移動距離は増えますが、石垣島や宮古島などの離島は、ゆったりとした時間と非日常感の両方を楽しむことができる場所です。

きれいな海や雄大な自然が身近にあり、ただいるだけで心いやされるひとときを過ごすことができるだけでなく、子供たちも思いっきり体を動かしてアクティブな時間を過ごすことができます。また、リゾートホテルも充実しているため、滞在型の旅を楽しみたい方にもおすすめです。

3世代旅行における宿選びのポイント

3世代旅行の目的地が決まったら、できるだけ早めに宿泊先を予約するのが理想的です。というわけで、ここからは実際に宿泊先を決める際の選び方のポイントを詳しくご紹介します。

最優先は、やはり必要な部屋数が確保できる場所であるということ。特に兄弟姉妹の家族が一緒の場合には人数が多くなり、必要な部屋数も増えます。年末年始やゴールデンウィーク、夏休みなどの繁忙期には部屋の確保が難しくなってしまうこともあるため注意が必要です。

また、洋室・和室などの希望も事前にヒアリングしておくのが安心でしょう。例えば小さい子供がいる家庭では、洋室よりも和室の方が便利な場合もあるでしょうし、両親の年代によってはベッドよりも布団が良いというケースもあるからです。

そして、3世代旅行を計画する際につい忘れてしまいがちなのが、それぞれの金銭感覚に応じた宿泊先選びをするということ。兄弟姉妹であっても、家庭の経済状況はそれぞれ違うため、過度に高すぎたり安すぎたりする宿選びには注意が必要です。親だけでなく兄弟姉妹の家族も一緒に旅行をする場合には特に、事前に旅行予算について相談をし、各家庭で負担にならない金額を明確にしておきましょう。

3世代旅行は人数が多くなるため、計画から準備・調整に手間がかかるのも事実ですが、それを超えるメリットもたくさんあります。上記でご紹介した内容を参考にして、ぜひ3世代旅行を検討してみてはいかがでしょうか。

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