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リニューアルオープン!あらかわ遊園のあれこれおすすめをご紹介
2018年12月に休園し、2022年4月に約30年ぶりにリニューアルオープンしたあらかわ遊園。
およそ40億円をかけ大規模改修が行なわれ、バリアフリー化も大きく進化しました。今回のリニューアルには、地元のボランティアの方々のご協力が大きな支えになっています。改めて...荒川区って温かい街です!
東京都にありながらも、実は行ったことがないという声も多く、古い遊園地というイメージを持つ人も多いとおもいます。あらかわ遊園は、約100年前の1922(大正11)年に開園、その後1941(昭和16)年に第二次世界大戦の影響で荒廃地となり、その後1950(昭和25)年に荒川区荒川遊園として再度開園したという歴史の長い遊園地です。
実は私も子どもの頃は訪れたことがなく、リニューアル前(2017年頃)に一度親子で訪れたのみでした。今回は、遠足気分で楽しもうと朝早くから親子で張り切って行ってきました!
目次
チケットや入場券は?
入園料・施設料
- 料金:大人 800円、65歳以上 600円、中学生 400円、小学生 200円、未就学児・2歳以下 無料
- フリーパス(入園料+のりもの乗り放題):大人 1,800円、65歳以上 1,400円、中学生 1,000円、小学生 700円、未就学児 500円、2歳以下 無料
とにかく安い!!公園と遊園地の間というところでしょうか。お財布に優しく1日めいっぱい遊べるのでおすすめスポットなんです。
※今回、朝から遊び、夕方に帰宅してしまったため見られませんでしたが【アフター4】という夕方からのパスを利用すれば、夜のあらかわ遊園を楽しむことができます。(営業を短縮している場合があるため、公式サイトにて事前のご確認をおすすめします)
幼児はフリーパス?のりもの券購入?
2歳以下はメリーゴーランド、豆汽車、観覧車、わくわくパークが無料です。ウォーターシューティングライド、スカイサイクル、ファミリーコースターは2歳以下利用不可。その他は、1回利用につき1~3枚の乗物券が必要です。
ですので、3歳以上かつ身長80cm以上ある子は乗れるものが多いため、フリーパスがおすすめ!と言いつつも、怖がりなわが家の3歳児はのりもの券で十分かなと迷いましたが、今回は試しにフリーパスを購入。日曜日に行ったので待ち時間も心配の1つでしたが、そこまで長く待つことなく、なんだかんだ1日いると乗り物もたくさん乗れました。結果、のりもの券を購入するより100~200円得だったかな~。僅かですが、おかげ様でおやつ代になりました!笑
小学生以上のお子様は間違いなくフリーパス一択ですね。付き添い(入場・見学だけでも)の保護者もチケットが必要な施設が多いので、大人もフリーパスが便利です。
のりもの広場
ファミリーコースター
いも虫型の日本で一番遅いジェットコースター(自称)だそうで^^笑、80cmの子どもから乗れるジェットコースターなんです!
そしてさらに驚くのは乗車方法。以前、小さい子どもの横には必ず保護者が座ってというルールだったはずですが、通常親子2名で座れる広さのシートに小さい子どもでも各1名ずつ座るのです。(1列1名)
わが家の子は、もちろん初めてだし怖がりだし戸惑っていると、お兄さんが優しく「はい、1人でここ座ってね」と。。私には優しい言葉も試練の一言にしか聞こえず、戸惑いながらも後ろの席に着席。外れにくそうなシートベルトにT字のバーを股の間に来るように下げ、さらに小さい子は頑丈な布袋に足をすっぽり入れ、横ずれ防止に。その姿が寝袋みたいでまたかわいいんです!笑
親子で座ると、どうしても子どもに対してバーが緩くなり心配ですもんね。ありそうでなかった納得の安全策です。コースは短いのですが2周しちゃいます!人気かつ回転が悪いので、時間に余裕を持って列に並ぶか、比較的空いている朝一がおすすめ!10時頃に行った時にはすでに1時間待ちでした。
メリーゴーランド
子ども達が気に入ってしまい、1日で2回乗りました。馬だけではなく、パンダやいるか、恐竜などがありました。車いすの方も乗車OK。個人的には2度目に乗った夕暮れ時がよかったです!
豆汽車
1周3分ほど。リニューアルしてどうぶつ広場がよく見えたり、踏切を通ったり、昭和25年から園内を走るこの汽車は親子代々で楽しめます。窓がないのでお花の香りも届き、小春日和を満喫できてとにかく気持ち良かったです。あと一歩で芝生広場の桜もこの汽車から楽しめそう!もちろん車いすの方も乗車OKです。
ウォーターシューティングライド
消防士気分で中央の建物へ放水し点数を獲得していくアトラクション。
水のゴーという大きな音に娘は怖がり、乗っている間棒立ち笑。。早かったかな~~難易度も少し高いので少し大きいお子様向けな感じです。
私が並んだ時間は風が吹いてきていたので、放水された水が待機列に容赦なく降りかかる~なかなか立派なミスト体験でした。1位になるとちょっぴり表彰もされちゃいますよ!
スカイサイクル
地上5mほどにあるレールの上を3分程かけてせかせか漕ぐ昔ながらのアトラクション。
ですが、リニューアルしたあらかわ遊園にはなんと電動アシストボタンがついてましたー!アナログで足が攣りそうになりながら漕ぐのも味があって良かったんだけどな~と昔の遊園地の思い出に1人浸りつつ。。笑
観覧車
観覧車の直径が26mから40mになり、以前より14mも大きくなりました!
乗った時間はあいにく雲が広がっていましたが、荒川やスカイツリー、天気が良い日には富士山の景色をゆっくり堪能~。運が良ければスケルトンのゴンドラに乗れるかも!
ゴンドラ内にある小さなタッチパネルでは、荒川区のガイドを自由に操作して見ることもできます。
どうぶつ広場や屋外で楽しもう
ポニー乗馬
のりもの券1枚または100円で入園口にて受付。各回先着順です。今回早めの到着だったのに、うっかり申込みを忘れ逃してしまいました。
ふれあい広場・ふれあいコーナー
会える動物:ウサギ、モルモット、ヤギ、ヒツジ、ポニー、アルパカ、カピバラ、ミーアキャット、カンガルー
一部の動物にエサやりをしたり抱っこしたり等、無料で直接触れ合えることができます。
動物によって20分ごとに10分の休憩があります。今回はお目当てのモルモットの抱っこをしました。ウサギ・モルモットのエサは販売時間を分けていて、販売がスタートするとあっという間に売り切れていました。
<アルパカ・ひつじ・ヤギのエサは販売機でゲット>
こちらも数量を限定していますが、比較的手に入りやすいのかも。
<いいぞ~リラックス~!私も毎日ゆる~くいこう♪>
相変わらずミーアキャットのかわいさには癒されます。
※鳥類は鳥インフルエンザの影響のため、展示されていませんでした
ふわふわドーム
トランポリンの様に跳ねて転がって遊べる遊具です。身長によって2グループに分かれ列に並び、5分毎の交代で交互に遊べます。ひっくり返ったりお尻でバウンドしたり、わが家の子ども達はなかなかおもしろい動きを見せてくれました。こちらは動画撮影がおすすめ!
芝生広場
35mのロング滑り台は大人気。ローラーになっていて斜度は緩めなので安心設計でした。桜の横を滑る良いロケーション!
芝生広場は時期のせいなのか芝生は少な目でしたが、シートを敷いてこちらでお昼ご飯を食べました。複合遊具も楽しめます。
あらかわ遊園地では飲食持ち込み可能なので、今回このピクニックも楽しみの1つ!シートは混み合うことなく敷けるので、ぽかぽか陽気でゆっくりランチです♪シートがない場合は、ベンチやテーブルがありますし、持ち込み可能な施設もあるので困りません。
その他バッテリーカー、釣り堀、スワンの池、夏には水あそび広場など周りきれないくらいでした。
また時期を変えて行ったら違う楽しみが見つかりそうな予感です♪
雨の日でも楽しめる
わくわくハウス
2階にあるわくわくパークでは、0〜12歳まで頭や体を使って楽しめる室内遊び場があります。
- 1回目:9:30~10:30まで
- 2回目:10:45~11:45まで
- 3回目:12:00~13:00まで
- 4回目:13:15~14:15まで
- 5回目:14:30~15:30まで
- 6回目:15:45~16:45まで
利用には整理券が必要です。わくわくパークにてご希望の時間帯を伝え、受付をします。10時頃に行った際には、午前中の空きは残りわずかで午後は余裕ありでした。しかし、お昼頃には全時間帯が満員に。朝いちの受付をおすすめします。
新しい建物なので、中には綺麗でかわいいおむつ替えスペースがあり、授乳室(給湯器あり)や子ども用トイレもあります。暗証番号付きのロッカーもあるので、おむつや着替え等荷物が多い私でも安心して楽しめました。
作り方を教わりながら、折り紙でちょっと難しい作品に挑戦したり、絵本がを読んだり、赤ちゃん専用スペースや活発な子にはクライミングがあったり、かなりの規模の木製おままごともあったり。大人もつい手にとってしまうほどたくさんの遊びがありました。
ふれあいハウス
今回は行きませんでしたが、1階には都電ミニ資料館があり、地元ボランティアの方が作った都電車両の模型などが展示してあります。2階の多目的ルームではキャラクターの腹話術ショーや工作教室など様々なイベントを実施しています。
小腹が減ったら...ランチにも◎
もぐもぐハウスではカレー、うどん、お子様ランチやソフトクリーム等の販売。1階ではあらかわ遊園地オリジナルグッズも買えます。
<名物もんじゃコロッケとポテトを購入。>
このもんじゃコロッケ、ほくほくのコロッケに衣がベビースターなんです!味はもんじゃ感が少ないですが、このカリカリ感がやみつきになる味!!絶対おすすめ!
2階の席大きな窓からは荒川や園内が眺められて解放感があります。テラス席もありました。エレベーターがあるので、車いすの方も2階の席を利用できます。
その他、園内にある「コッペぱんクック」では、米粉のチュロスや甘い系からお食事系まで様々なコッペぱんが買えます。また、入園ゲート脇にあるカフェ193では、昔の都電車両を利用したお店で、自家焙煎コーヒーやレモネードなどが車内で楽しめます。
リニューアルしたあらかわ遊園地に行ってみて
ただ近代的に進化したのではなく、ボランティアさん達の支えもあり、古き良きあらかわ遊園の歴史を残しつつ、小さい子がさらに利用しやすくなり、バリアフリー化や熱中症対策までも配慮された今回のリニューアルでした。
コスパ抜群!!乗り物、動物、屋外遊びと様々な遊び方ができるのもあらかわ遊園地の魅力です。気軽に行けるのでこれからは頻繁に来ようと思いました。
春のお出かけにぜひ行ってみてくださいね!!
駅までの帰り道、アフター4に合わせてなのか屋台も出ていました。それを横目に余韻に浸りつつ...とても充実した1日でした!!
あらかわ遊園までのアクセス
電車
- 都電荒川線「荒川遊園地前」下車 徒歩5分
- JR「尾久」下車 徒歩15分
※各駅からの所要時間は実際に私が歩いてみた時間です
水上バス
- 水上バス発着場 徒歩3分
※詳しくは(公財)東京水辺ラインまで/TEL:03-5608-8869
車
明治通りに出ていただくのが、わかりやすく近道です。それぞれの方面からあらかわ遊園までの道のりを記載していますので、ぜひ参考にしてください。地下駐車場もありますのでご安心ください。
- 明治通り 亀戸・東向島・三ノ輪方面--あらかわ遊園:明治通り 亀戸・東向島・三ノ輪方面から尾久駅前交差点を右折し、都電の踏切を越えてすぐに右折して荒川遊園前交差点を左折
- 明治通り 新宿・池袋・王子方面--あらかわ遊園:明治通り 新宿・池袋・王子方面から溝田橋交差点を右折して尾久駅前交差点を左折し、都電の踏切を越えてすぐに右折して荒川遊園前交差点を左折
- 首都高速中央環状線 扇大橋インター--あらかわ遊園:首都高速中央環状線 扇大橋インターから尾久橋通りを日暮里方面へ直進し、田端新町一丁目交差点を右折し、明治通りへ
※注意:新宿方面からお越しの場合は出口が利用できませんので、手前の新板橋出口で降りて白山通りを直進し、西巣鴨交差点を左折し明治通りに出てください
- 国道122号線 岩槻街道・北本通り--あらかわ遊園:国道122号線 岩槻街道・北本通りから王子三交差点を(明治通り方面へ)左折して尾久駅前交差点を左折、都電の踏切を越えてすぐに右折して荒川遊園前交差点を左折。小台橋通りを小台橋方面からお越しの場合、小台交差点は右折できません。ご注意ください
【地下駐車場】
- TEL:03-3810-0185(駐車場管理事務所)
- 営業時間:7:30~22:30
- 営業日:月~金曜 30分100円/1日(最大)500円、土日祝日 1時間300円
※ただし、春休み・夏休み・冬休み期間の料金は1時間300円になります
あらかわ遊園の詳細
- 住所:東京都荒川区西尾久6丁目35番11号
- 営業時間:9:00~17:00(夜間開園日は20:00まで)※のりものなどの各営業時間は公式サイトをご確認ください
- 定休日:火曜日・年末年始(12月29日~翌年1月1日)
- 料金:大人 800円、65歳以上 600円、中学生 400円、小学生 200円、未就学児・2歳以下 無料
- TEL:03-3893-6003
- 公式サイト:あらかわ遊園
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- おてんば1女のママ。寝る時間を削ってでも街を歩いていたい!食べることが生きがいです.国内外問わずガイドマップにはない情報や親子旅のアレコレをお伝えします!