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【長野県】第2回全日本木ゾリ選手権大会に出場!
<TOP画像:日本木ゾリ協会 代表理事 吉崎雄貴氏>
こんにちは!たびこふれライターの中尾です。
今日は木ゾリを紹介します。ソリは皆さんご存知だと思います。となると、木ゾリは...?ハイそうです。木ゾリはその名の通り木製のソリのこと。でも、日本ではまだまだ普及していないので「ふーんそうなんだ」というレベルではないでしょうか。でも、実際に滑ってみるとめちゃくちゃ楽しい雪上の乗り物です。それも誰でも簡単に扱うことができます。スキーやスノーボードができなくても木ゾリはできるという人もいらっしゃるそうです。
それでは皆さん一緒に滑ってみましょう!
目次
ゾリとは?
木ゾリは世界30ヶ国、約1,000のスキー場で楽しまれているアクティビティです。木ゾリと言っても難しく考えることありません。誰でも簡単に楽しく滑ることができるアクティビティです。さらに、まだまだ日本では普及していないので、珍しいと注目を集めるアクティビティでもあります。真っすぐ滑るだけでなく、慣れてくるとスキーやスノーボードのように右へ左へ曲がりながら滑ることもできます。さらに1人乗りはもちろん、カップルや親子で2人乗りも可能。とても楽しいアクティビティです。
日本木ゾリ協会
吉崎雄貴氏が代表理事を務める日本木ゾリ協会。
吉崎氏は2010年リュージュ競技のトレーニング環境を求め長野市へ移住。そして2013年リュージュ競技全日本選手権3位。元日本オリンピック委員会認定強化指定選手でした。ワールドカップや世界選手権に挑戦するも結果を残せずケガのため引退。引退後、彼はリュージュ競技普及のため、木ゾリの開発・販売・イベント開催を開始して今に至ります。
今、彼は木ゾリを通し、木ゾリの楽しさを再発見してもらうために、木ゾリをお客様へレンタルや販売をしていただけるスキー場をどんどん増やす活動を行っています。また、木ゾリの大会も開催し、さらには各スキー場と連携し、グランプリシリーズ大会開催も計画しているそうです。夢はでっかく持つもの、そして実現するものですね!
木ゾリの扱い方
スキーやスノーボードとは違い、乗った初日から誰でも楽しめるのが木ゾリの特徴です。
木ゾリに座る⇒ヒモを持つ⇒足を浮かせる。これでスタートです!
止まる時は両足(かかと)を雪面に付けて抵抗で止まります。とても簡単ですよ!
第2回全日本木ゾリ選手権に出場しました!
吉崎氏とのご縁もあり、2023年3月12日に長野県の黒姫高原スノーパークで開催された『第2回全日本木ゾリ選手権』に出場しました。この競技は、成人男子の部・成人女子の部・親子2人乗りの部に分かれていました。
舞台となったのは黒姫高原スノーパークです。
この日は天気が良く、後方には妙高山も見えていました。
受付でエントリー。
全日本選手権だけに優勝トロフィーも用意されていました。
吉崎氏が自ら開会式を行いました。
そしてルールの説明と諸注意を。
今回の大会に集まった参加者たち。参加者はゼッケンを着てその場で待機します。
いざ出発!
木ゾリを持ったままリフトに乗ることができます。
いざ滑走場に向かう参加者たち。
競技は横一列に並んで直滑降に滑り下ります。それではスタート!
コツさえつかめばスピードも出て楽しい競技です。バランスよく状態を寝かせて滑ると安定します。
僕は...やれやれ...。(予選落ち)
親子の部。
動画でもご覧ください!
成人男子の部
成人女子の部
親子の部
競技が終わり表彰式。成人男子の部。
成人女子の部。
親子の部。
参加賞をいただきました!
日本木ゾリ協会の吉崎さんからコメントをいただきました
約140年前にスイスのダボスに木ゾリの専用コースができ、ヨーロッパを中心に生活に溶け込んでいる木ゾリ。まだまだ日本では木ゾリの文化はありません。オリンピック種目のリュージュはフランス語で木ゾリを意味し、リュージュの原型でもあります。しかし木ゾリはリュージュの様な高度な技術や速度とは違い、スキー場のような圧雪したゲレンデにおいて誰でも簡単に雪上滑走を楽しめます。またスキーやスノーボードの様にスラロームして楽しむこともできます。私は今後、日本中のスキー場で木ゾリが楽しまれることを熱望しております。日本でも木ゾリの文化が定着する頃には、ソリの楽しさからリュージュ競技に興味を持つ人も増え、未来のオリンピック選手発掘の機会にも繋がります。楽しみで仕方ありません。
これからもイベントを開催していくそうです。公式サイトを要チェックしてくださいね!
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中尾勝
- 旅が大好き!国内海外を問わず飛び回っていますが、海外へは2011年に渡航して以来、出国していません。今は原点に戻り国内を旅しながら日本の良さを体感中。