【長野】飯山かまくらの里に行ってきました!

飯山かまくらの里

こんばんは!たびこふれライターの中尾です。

長野県北部の飯山市は県内有数の豪雪地帯です。毎年冬になるとたくさんの雪が積もりますが、この積もった雪を利用して『飯山かまくらの里』がオープンします。そこではご当地グルメとセットプランになった『レストランかまくら村』も同時にオープンします。

豪雪地帯ならではの"かまくら"を体験しようと思い、星空イベントが同時開催される日に合わせて訪問してきました。なかなか体験することができない"かまくら"をレポートします。(※2023年は終了しました)

目次

飯山かまくらの里について

信州いいやま観光局の公式サイトによると、『飯山市の公式ガイドブックの表紙を飾り、いいやまの冬の風物詩ともなっている「かまくらの里」。かつてこの地区には「信濃平スキー場」 がありました。屋根から下ろした雪で作ったかまくらで、子どもたちが遊ぶことは、飯山の冬の日常的な光景。スキー場や民宿の軒先にかまくらを作り、スキー客をもてなしていました。

2001年(平成13年) にスキー場が閉鎖。地元の観光協会は目の前にある雪を活用した「かまくら」を、冬の観光資源とすることにしました。それまでスキー場で開催されていたかまくら祭りは、毎年1月中旬に地区で行われる道祖神祭りの会場で行うことになりました。それが現在の「かまくらの里」です。』【信州いいやま観光局公式サイトから引用】

飯山かまくらの里訪問時の注意点

"かまくら"の中も外気温と同じくらい寒いです。防寒、防風、防雪の服装で訪問しましょう。特に足元が冷たくなりますので、厚手の靴下、防水の靴は必須です。カイロなどさらに防寒対策が必要だと感じました。

レストランかまくら村について ※2023年の参考情報

  • 開催日:例年1月下旬~2月下旬 ※2023年は1月20日~2月26日に開催されました
  • 会場:長野県飯山市寿807-2
  • 交通手段:路線バス(時間に注意)または自家用車(駐車場完備:無料)

【プラン1】お食事プラン(かまくら利用+のろし鍋+飯山産コシヒカリのおむすび1個)

  • 営業時間:平日 昼12:00~13:30、夜18:00~19:30/土日祝 昼11:00~12:30/13:15~14:45、夜16:30~17:45/18:30~19:45
  • 料金 (Webクレジットカード決済):
    昼 大人4,100円、小学生2,600円、未就学児無料
    夜 大人4,600円、小学生3,000円、未就学児無料 ※夜は自家用車がないと他の交通手段がありません

※当日および電話予約の場合、上記金額から一人あたり500円アップ

【プラン2】おやつプラン(かまくら利用+お汁粉又は雪だるま大福※1人1つ)

飯山かまくらの里の会場を案内します

会場の少し手前に駐車場があります。入口で係員が案内してくれます。駐車料金は無料です。

駐車場

駐車場から100mで飯山かまくらの里に到着。道路を横断しますので車に注意してください。

飯山かまくらの里

入口に「かまくらハウス」と書かれた建物があります。ここで受付を済ませます。

かまくらハウス

今回訪問した時はかまくらが25基設置されていました。

レストランかまくら村

受付の隣には売店と飲食店があります。

売店

売店には地元の商品や飯山かまくらの里来場記念Tシャツなどが販売されていました。

売店

そしてその奥にはお休み処があります。寒い時はこちらで休憩することができます。

お休み処

ここで一つ注意点があります。ゲートには「飯山かまくらの里」になっています。「レストランかまくら村」とどう違うのかと言いますと、かまくらを利用して食事をするかどうかの違いだけです。なので、食事をしなくても"かまくら"を見ることができます。とにかく"かまくら"を見たいという人は行ってみましょう!

飯山かまくらの里 入場ゲート

"かまくら"って意外と大きいのが特徴。

かまくら

"かまくら"の後ろに回ると密室にならないよう空気穴が開けられています。

かまくらの後ろ側

かまくら神社もあります。

かまくら神社

レストランかまくら村の全景です。

飯山かまくらの里 全景

隣接して子供用の雪山があります。子供も大満足です。

飯山かまくらの里

スノーボール...雪合戦場です。

飯山かまくらの里 スノーボール

トイレは飯山かまくらの里前の道路を渡ったところにあります。とても清潔なトイレでした。

トイレ

"かまくら"ができるまで

かんじきを履いて集合。

かんじき
<写真提供:信州いいやま観光局>

"かまくら"を設置する場所をかんじきを使って踏み固めます。

かまくら製作
<写真提供:信州いいやま観光局>

そして形を作っていきます。

かまくら製作
<写真提供:信州いいやま観光局>

詳しい作り方はこちらをご覧ください。

かまくら製作案内

レストランかまくら村で提供される『のろし鍋』とは

レストランかまくら村の夕食付プランを申し込みましたが、夕食まで時間がありましたので、売店で「やきえも(1本200円)」と「おしるこ(300円)」を買ってきて小腹を満たしました。やきえもは地域の方言で、いわゆる焼いものことです。

やきえも(やきいも)とおしるこ

受付を済ませるとレストランかまくら村の注意事項が書かれた案内を渡されます。

利用上の注意

そしてセッティング!左の白い球体は室内で投射できるプラネタリウム機材です。

レストランかまくら村

そして「のろし鍋」が到着しました!

のろし鍋

「のろし鍋」とは、『白菜やきのこ等の地元産野菜を入れた信州味噌仕立ての鍋のこと。名前の由来は戦国時代に黒岩山にあった上杉謙信方の「のろし台」にはじまると言われています。』【信州いいやま観光局公式サイトから引用】

のろし鍋

のろし鍋ができました!(ある程度作ってから持ってきます)

のろし鍋

のろし鍋の食材はこの通り。"かまくら"の中はやはり寒いのですが、アツアツの鍋を食べていると寒さも吹っ飛びます。ただし、食べ終わるとその反動がきますが...(笑)。

のろし鍋 材料

星空かまくらレストラン

夜の帳が下りると"かまくら"から淡い灯りがもれ、とても幻想的な雰囲気になります。

飯山かまくらの里

夕食時になるとレストランかまくら村はとても賑わいます。

飯山かまくらの里

このようなイルミネーションを配して、会場全体をさらに包み込みます。

飯山かまくらの里

『星空かまくらレストラン』は、2023年2月19日(日)に開催された一夜だけのイベント。レストランかまくら村とローソンエンタテインメントがタッグを組んだイベント。"かまくら"と"星空"の両方を楽しもう!という企画で今年から始まったイベントです。

あいにく当日は曇り空でほとんど星空を観ることができませんでしたが、予め用意されたプラネタリウム投射機によってかまくら内に満天の星空を作り出してくれました。

飯山かまくらの里 プラネタリウム

普段体験することができない、"かまくら"とプラネタリウムによって描き出される星空に参加者は大満足でした。

飯山かまくらの里 プラネタリウム

星空かまくらレストランは、旅行企画・実施:ローソントラベル株式会社ローソンエンタテインメントが運営)と、星空を創造する会社:星空プロダクト株式会社 の協同企画です。

ローソントラベルと星空プラダクト株式会社では星空に関するツアーを企画しています。
>>詳しくはコチラをご覧ください

いつまでも滞在していたい"かまくら"...。

飯山かまくらの里

でも寒いのでそろそろホテルに向かいましょう!

飯山かまくらの里

※当記事は、2023年2月19日に開催された時のものです。

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