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【新潟】第38回長岡雪しか祭りに行ってきました!※2023年は終了
<TOP画像写真提供:長岡観光コンベンション協会>※過去の写真です
こんばんは!たびこふれライターの中尾です。
新潟県は日本有数の豪雪地帯です。最近は温暖化の影響で雪が少なくなったと言われていますが、それでも年によってたくさんの雪が積もります。今年の新潟は12月にたくさんの雪が降り積もりましたが、年明けからはそれほど降らず例年に比べると少なかったと言われています。雪国では冬でもイベントが盛りだくさん。その中で昭和61年(1986年)から続く『第38回長岡雪しか祭り』に会場設営のボランティアから携わりましたのでレポートします。
※2023年は終了しました
目次
- 長岡雪しか祭り
- 「雪しか」とは?
- 長岡雪しか祭りの会場設営(ボランティア)
- 長岡雪しか祭りの会場を案内します
- 雪あかりがスタート
- 長岡花火「雪花火」がスタート
- 長岡雪しか祭りの会場撤収(ボランティア)
長岡雪しか祭り
長岡雪しか祭りは昭和61年(1986年)から続く、長岡市民の冬のお祭りです。今年で38回目を迎えます。毎年「雪を苦にせず、雪を活かす」「長岡の冬を思いっきり楽しむ」ことを目的にさまざまなイベントを開催しているのが特徴です。
基本情報
- 開催日:2023年2月18日(土)~19日(日)
- 時間:18日(土)11:00~18:30/19日(日)10:00~16:00
- 開催場所:ハイブ長岡、千秋が原ふるさとの森、長岡リリックホール
- イベント内容:
1. わんぱく広場
2. 100だるま大会
3. 食楽座・雪しか市
4. 雪しかステージ
5. 手作りマルシェ&ワークショップ
6. キッズランド
7. 雪あかり・長岡花火「雪花火」 - 公式サイト:長岡雪しか祭り
- 関連サイト:長岡観光コンベンション協会
「雪しか」とは?
冷蔵庫が家庭に普及する以前、長岡の各地で雪をピラミッド形に積み上げ、表面をむしろで覆って雪を保存する「雪にお」がつくられていました。その雪は一年中、冷蔵用などに売られていました。雪しか祭りの「雪しか」は、雪氷を売っていた「雪しか屋」の屋号に由来しています。当時の長岡の人たちは「雪にお」のことを「雪しか」と親しみを込めて呼んでいたといいます。【長岡市公式サイトより引用】
長岡雪しか祭りの会場設営(ボランティア)
長岡雪しか祭り実行委員会事務局より会場設営の説明を受けます。
説明後、事務局が用意した"かんじき"を履きます。
これは現代版のプラスチック製の"かんじき"です。履いたことないので履くのに一苦労です。
"かんじき"を履いた状態。長靴を持っていない僕を哀れに思ったのか、長岡観光コンベンション協会が貸してくれました(笑)。
昔ながらの"かんじき"はこんな感じのもの。長岡では今でも"かんじき"を持っている家庭が多いそうです。
それでは会場へ向かいましょう!
今回、会場設営のボランティアのみんなで『雪あかり』の会場を作りました。
会場は千秋が原ふるさとの森です。雪が積もると公園には誰も立ち入らないので、皆で列を作って雪を踏み固めていきます。
だから"かんじき"が必要なのですね。最初はズボッズボッと足を取られていましたが、皆で踏み固めていくと道になっていきます。
日本一の大河・信濃川です。いつ見ても雄大な川です。
皆でやれば作業も早く進みます。雪国のイベントはこの作業がボランティアによって進められているのです。
窪地はしっかりと踏み固めます。
会場が出来上がってきました!
続いて会場に置くモニュメントを運び出します。
こんな感じに設置。
最後は"あかり"を設置します。皆で協力して等間隔に置いていきます。
ほぼ設置が完了しました。
"あかり"はLEDを使います。当日は雨が降っていましたので、LEDにビニールをかぶせて和紙で包みます。
"あかり"を上から見るとこんな感じです。
最後に立ち入り禁止区域にテープを張ります。
準備完了です!事務局テントで上着を乾かします。
長岡雪しか祭りの会場を案内します
駐車場は混み合いますので公共交通機関の移動がおすすめです。
100だるま大会の会場です。
イベント案内ボードでタイムスケジュールを確認しましょう!
わんぱく広場会場です。ここではジャンボスノーすべり台がひときわ目立っていました。※過去の写真です
<画像提供:長岡観光コンベンション協会>
アルパカふれあい広場でアルパカと触れ合えることができます。※過去の写真です
<画像提供:長岡観光コンベンション協会>
雪しかステージが開催されている長岡リリックホールに行ってみましょう。
こちらではステージイベントが開催されています。※過去の写真です
<画像提供:長岡観光コンベンション協会>
続いてハイブ長岡へ行ってみましょう。食楽座・雪しか市です。
キッズランドです。
手作りマルシェ&ワークショップです。※過去の写真です
<画像提供:長岡観光コンベンション協会>
雪あかりがスタート
あたりが暗くなり始めると雪あかりが幻想的に見えてきます。
来場者も増えてきました。
日本各地で雪あかりのイベントが開催されていますが、雪の上のキャンドルってとても素敵だと思います。
さぁ間もなく「雪花火」が打ち上がります!
長岡花火「雪花火」がスタート
2月18日(土)の18時から長岡花火「雪花火」が打ち上がります。この日はあいにくの雨でしたが素晴らしい大輪の花が長岡の夜空に咲き誇りました。
花火はオープニング花火からメッセージ花火、そして長岡花火財団のベスビアス超大型スターマインの6本のプログラムで構成されていました。
足元は雪原に映える雪あかり、そして花火のコラボレーションは最高でした!
各自思い思いの場所で花火を見上げていました。※過去の写真です
<画像提供:長岡観光コンベンション協会>
ラストを飾る長岡花火財団のベスビアス超大型スターマインを動画でご覧ください。
※雨が降っていたので、雨音が入っています。
長岡雪しか祭りの会場撤収(ボランティア)
会場を設営しましたので、もちろん撤収作業も行います。雪あかりを撤収しました。普段の公園に戻りました。
撤収した雪あかり。倉庫に山積みとなりました。
ボランティア活動認定書をいただきました!
来年も期待です!
そうそう、来年お祭り参加を検討されている方は、寒さ対策・雪道用の靴を必ず準備しましょう!
※当記事は2023年2月18日時のものです。
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中尾勝
- 旅が大好き!国内海外を問わず飛び回っていますが、海外へは2011年に渡航して以来、出国していません。今は原点に戻り国内を旅しながら日本の良さを体感中。