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これが本当のアルジェリアンバカンス!?
アルジェリアの首都アルジェに住んでいる川面朝美です。
年末年始やゴールデンウィーク、お盆休みなど数少ない長期休暇を皆さんはどのように過ごしていますか?
知らない街を発見する旅やゆっくりと森林浴するなど、過ごし方は人それぞれ。
さてアルジェリアはというと、、、?
今回は年末年始に訪問したアルジェリア人のお手軽バカンス地をご紹介します。
目次
アルジェリアのバカンスの過ごし方
アルジェリア人のバカンスの過ごし方のキーワードといえば、ずばり"のんびり"です。
日本人の旅行先の過ごし方としては、たいがい予定をいっぱい詰め込み、色々なアクティビティをして充実した時間を過ごすのが一般的だと思います。
アルジェリアのバカンスは一言でいうとあまり予定がありません。バカンス先では何時間も海に滞在し、海で泳いだりお昼寝をしたりといったことを繰り返すこともしばしばあります。
しかもこのような過ごし方は一日というよりバカンスの間、つまり数日間同じように過ごしているのですから、日本人にとっては驚きです。
退屈じゃないのか?と思う方もいらっしゃると思いますが、アルジェリア人にとっては、こののんびりした時間が至福の時間になるのです。
もともと時間に縛られたくないアルジェリアの人々は、特にバカンスの間は時計なんて見ることなく自由気ままにのんびり過ごすスタイルが主流です。
アルジェ近郊のバカンス地!?
そんな長期のんびり休暇が大好きなアルジェリア人ですが、年末年始は日本のような長期休暇がありません。なんと、お休みは1月1日だけなのです。
しかし、2022年?2023年にかけての年末年始は通常の休日と合わさり3連休に。そんな短い休暇でも、のんびりとしたアルジェリアスタイルのバカンスが楽しめる場所がアルジェ近郊にあるのです!
その名もComplexe C.E.T.。
名前がすでに複雑ですが、ここはアルジェの隣に位置するティパザ県にあり、世界遺産にも登録されているローマ遺跡から程近い場所にあります。
アルジェ中心地から車でおよそ1時間程度です。
一歩踏み入れるとまるで別世界。広大な土地に設置された様々なアクティビティとビーチ。そして建ち並ぶバンガロー。
そう、ここはバンガローを借りて自由に過ごすバカンス地なんです。
主なアクティビティはこちら
- 乗馬体験
- テニス
- サッカー
- プール
- ビーチ
- ジム
もちろんアルジェリアで数少ないお酒を提供しているバーやレストランなどもあるため、バンガローで手作りする料理に疲れた時も便利です。
ここはバンガローを借りていない人でも日帰りで利用もできるので、1日だけのお休みにも持ってこいです。
平均子ども数が2.7人のアルジェリアファミリーも来やすく、大きな広場と多数のアクティビティがあり子どもたちを飽きさせないでしょう。
エメラルドグリーンの秘境
そしてアルジェリアのバカンスに欠かせないのがやはり海です。特にティパザ県の海は透明度が高く、日本ではなかなか見られない鮮やかなエメラルドグリーンなのです。
遠くから見るのも良いですが、やはり近くで見てみたいもの。そんな興味津々な方にはぐるっと周遊できるモーターボートが用意されています。
大きな船と違って、小さな船なのでガイドも私たちのためだけに説明してもらえる贅沢な時間。ローマ遺跡を海側から見ることができるのはアルジェリアではここだけとか。
浅瀬から離れるとたちまち海の色が変わり、岩場周辺には印象的なエメラルドグリーンが広がっています。
バカンスの一番の思い出となること間違いなし!
まとめ
アルジェ近郊でこんなに非現実的なバカンス気分を味わえるのはここC.E.Tならではです。
バカンス地に限らず、アルジェリアでは外壁で外から見えない面白い場所が数多く存在します。これらを自力で探すのは難しいため、人から教えてもらう方法がほとんどです。
アルジェリアに来たら、ぜひ現地の人と話をしてみてください。たくさんの驚きがあるかもしれませんよ。
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川面 朝美
- 神奈川県出身。旅行好きな両親のおかげで幼い頃から外国に行く機会があり、自然と海外に興味を示す。大学ではフランス文学科を専攻、アメリカとフランスでの語学留学を得て、異文化コミュニケーションの大切さを学ぶ。その後ファッション業界に就職したのち、日本で出会ったアルジェリア人と意気投合。2018年11月に結婚し、現在はアルジェリアの首都アルジェにて刺激的な毎日を送っている。趣味: ダンス、テニス、ジム、旅行