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北海道の遊園地はここにある! ルスツなど人気遊園地で遊ぼう
観光地として見どころの豊富な北海道。楽しみ方がたくさんあって迷ってしまいますが、「思いっきりレジャーを楽しみたい!」という人は、北海道の遊園地にも行ってみるのはいかがでしょうか。
北海道には、広大な自然を活かした大規模な遊園地はもちろん、人気観光地に併設された個性豊かな遊園地も。今回は、北海道ならではの自然を感じながら、家族や友達、恋人と楽しむのにぴったりなおすすめ遊園地について紹介していきます。
目次
北海道には遊園地がどのくらいあるの?
北海道の代表的な遊園地として挙げられるのは「ルスツリゾート遊園地」「北海道グリーンランド」です。この2つの大規模な遊園地のほかには、観光施設に併設されたものや、北海道ならではの体験に特化した小規模の遊園地が各所に点在しています。小規模ながら、アトラクションが豊富であったり、レトロな雰囲気の残った味のある雰囲気があったりと、個性豊かな遊園地が豊富です。
また、遊園地ではないものの、北海道ならではの体験ができるスポットなど、他県ではなかなかできない楽しみ方ができる施設もあり、観光にもぴったりですよ。
なお、北海道の遊園地は、冬季の間は休業しているのが一般的です。必ず開園期間を事前に調べてから向かうようにしましょう。
北海道にある遊園地といえば!「ルスツリゾート遊園地」
<出典:フォトライブラリー - 北海道 ルスツリゾート>
「ルスツリゾート遊園地」は、北海道でも有数の大規模な遊園地です。緑豊かなルスツ高原の敷地を活かしたスケールの大きいアトラクションだけでなく、子どもたちがのびのびと遊べる広大なエリアもあり、大人から子どもまで楽します。
アクセスは、新千歳空港から車で90分です。また、ルスツリゾート宿泊者は、新千歳空港から専用有料バスを利用することもできます。
人気のあるアトラクション
<出典:フォトライブラリー - 北海道 ルスツリゾート>
「ルスツリゾート遊園地」の中で人気の高いアトラクションといえば「ハリケーン」!足が宙に浮いた状態で、台風のように駆け抜ける迫力満点の宙吊り絶叫コースターです。身長130cm以上かつ、年齢は10歳以上と乗車制限があります。
他にも垂直落下の「ウルトラツイスター」、立ち乗りで360度回転する「スタンディングコースター」、日本最大級の回転コースター「ループ・ザ・ループ」など、絶叫好きの人にはたまらないアトラクションが豊富です。
絶叫アトラクションだけでなく、お子さまの遊園地デビューにもぴったりな乗り物も。「こどもランド」は、知育玩具で遊べる「ルースの広場」、「ムースの白い砂場」など、お子さまがのびのび遊べるエリアとなっています。「アミューズメント」のエリアにも、子どもたちも楽しめるかわいらしい乗り物がたくさんありますよ。
営業期間はゴールデンウィーク頃~10月頃まで
「ルスツリゾート遊園地」の営業期間は、例年4月末のゴールデンウィークの期間から10月頃までです。特に気温が下がる冬のシーズンは休園しているため、注意しましょう。
とはいえ、北海道は年間を通して気温が低いです。4月〜6月、9月〜10月は気温が10度台である日も少なくありませんので、しっかりと寒さ対策をして出かけることをおすすめします。
また、7月〜8月のサマーシーズンの服装にも注意が必要です。日中は25度前後と涼しく過ごせますが、朝夕は20度以下と肌寒くなることも。「ルスツリゾート遊園地」を楽しむ際には、必ず羽織れる上着を持っていくようにしましょう。
「ルスツリゾート」ではスキーやキャンプもできる!
「ルスツリゾート遊園地」は、「ルスツリゾート」というリゾート施設に併設されている遊園地です。リゾート内には遊園地以外にも、スキーやキャンプ、ゴルフ、ホテル、温泉など、さまざまな施設を併設しています。
遊園地とともにリゾートを満喫するなら、季節ごとに北海道ならではの自然が楽しめるアクティビティがおすすめです。特に涼しい夏はラフティングやネイチャーツアー、マウンテンバイクや熱気球フライト体験など、さまざまサマーアクティビティを展開しています。
「ルスツリゾート遊園地」とともに、北海道の大自然を感じられるアクティビティを体験してみてはいかがでしょうか。
ルスツリゾート遊園地の基本情報
- 住所:北海道虻田郡留寿都村字泉川13番地
- 公式サイト:ルスツリゾート遊園地
札幌から一番近い遊園地「北海道グリーンランド」
<出典:写真AC>
北海道のもう一つの大規模な遊園地が、岩見沢市にある「北海道グリーンランド」です。広大な敷地を活かし、冬はホワイトパーク、それ以外の時期は遊園地と2つの顔を持ち、オールシーズン楽しめる施設になっています。
また「札幌・旭川から一番近い遊園地」というのも魅力の一つ。車なら札幌から約30分、旭川からは約1時間で到着します。札幌からは直通バスも運行していますよ。電車の場合、JR函館本線の岩見沢駅からタクシーにて15分ほどで向かうことも可能です。
人気のあるアトラクション
「北海道グリーンランド」で人気が高いのが、北海道最大の高さを誇る「大観覧車」です。同遊園地のシンボルでもある観覧車で、自然豊かな北海道の絶景を楽しむことができます。0歳〜5歳の小さなお子さまも、保護者同伴で乗車可能です。
そのほか、子どもたちが楽しむのにぴったりのアトラクションが盛りだくさん。メリーゴーランドやミニコースターはもちろん、「巨大立体迷路」「ミステリーマンション」「海中さんぽ」など、少し変わった迷路型のアトラクションも、家族で楽しむのにおすすめです。
また、道内最長1,500メートルをおよそ3分で駆け抜ける「轟音」、3回転ジェットコースターの「龍王」など、絶叫を楽しみたい人におすすめのアトラクションも。大人から子どもまでたっぷり楽しめる遊園地です。
営業期間は4月下旬~10月頃まで
他の遊園地と同じく「北海道グリーンランド」の遊園地も、例年4月下旬~10月頃の営業になっています。来園を検討される際は注意しましょう。
また、道央に位置する岩見沢市も、年間を通して気温が低い傾向にあります。春・秋は10〜20℃になる日もあるため、冬のアウターを用意しておくと安心です。また、夏場も天候が悪い日や、朝夕の冷え込みに備え、羽織れる上着を用意しておけば、遊園地でも安心して楽しめるでしょう。
冬季は「北海道グリーンランドホワイトパーク」が開園
10月の遊園地シーズンが終わると、例年「北海道グリーンランド」はホワイトパークへと姿を変えます。銀世界につつまれた観覧車やジェットコースターのレールを横目に、広大な敷地でスキーやスノーボードなどを楽しむことができますよ。
ホワイトパークのオープン時期は例年12月初旬〜3月中旬になっていますが、雪不足などの影響で遅れる場合もあります。訪れる際は必ず事前に公式サイトなどで情報をチェックしましょう。
北海道グリーンランドの基本情報
- 住所:北海道岩見沢市志文町1015
- 公式サイト:北海道グリーンランド
小規模だけど味のある遊園地
北海道には他にも、小規模ながら味のある遊園地が豊富です。施設に遊園地が併設されていることが多いため、周辺観光と共に楽しむことができますよ。北海道ならではの個性あふれる遊園地を楽しんでみたい!という方は、ぜひ足を運んでみてください。
Family愛LandYou
湧別町・サロマ湖の近くにある道の駅「愛ランド湧別」には、遊園地「Family愛LandYou」が併設されています。サロマ湖の眺望が楽しめる観覧車、迫力ある「グレートポセイドン」、自然豊かな空気や景色をいっぱいに楽しめるサイクルモノレールやゴーカートなど、お子さまはもちろん、大人も楽しめるアトラクションもありますよ。
遊園地のほかにも、サロマ湖を一望できる自然派公園「いこいの森」も併設しています。天然林が立ち並ぶ遊歩道もあるので、散策を満喫するのもおすすめです。
道の駅「愛ランド湧別」は、旭川駅から車でおよそ2時間20分ほどの場所にあります。道東エリアのドライブの際など、道の駅でのお買い物や散策と共に「Family愛LandYou」を楽しんでみてはいかがでしょうか。
- 住所:北海道紋別郡湧別町志撫子6-2
- 関連サイト:Family愛LandYou(湧別町公式サイト)
函館公園こどものくに
函館市電・青柳町を下車して徒歩約3分の場所には、明治12年からの歴史を持つ函館公園があります。自然豊かな空間の中に、なんと「こどものくに」という遊園地が併設されているんです。小さいお子さまの遊園地デビューにぴったりなかわいらしいアトラクションやゲームが充実している施設となっています。
特に必見なのが「空中観覧車」。実は日本最古の観覧車として、登録有形文化財にも指定されているんです。そんなレトロなアトラクションの数々に、子どもたちはもちろん、大人も「懐かしい!」と胸がときめくことでしょう。
函館公園には遊園地のほかにも、北海道の有形文化財である「旧函館博物館一号・二号」「市立函館博物館本館」「旧市立函館図書館」などの歴史ある建造物や、道内初の動物飼育施設などがあります。家族で1日ゆったり過ごせるスポットとしておすすめです。なお「函館公園こどものくに」は、11月中旬〜3月中旬の冬季は休園しているため、注意しましょう。
- 住所:北海道函館市青柳町17-4
- 公式サイト:函館公園こどものくに
きたみファミリーランド
北見市にある「きたみファミリーランド」は、自然休養村ファミリーキャンプ場に併設されている遊園地です。なんと入園料が無料で、キャンプと共に気軽に楽しむことができます。
一番人気は、同園目玉の大型遊具コースター「クレイジーマウス」。そんな迫力ある乗り物もいくつかあるほか、メリーゴーランド、ゴーカートなど、小さなお子さまも安心して楽しめるアトラクションが充実していて、家族で楽しい時間を過ごすのにぴったりです。
「きたみファミリーランド」は、JR北見駅から車でおよそ13分の位置にあります。営業期間は例年、4月末のゴールデンウィークシーズン〜10月中旬です。
- 住所:北海道北見市若松638
- 公式サイト:きたみファミリーランド
水族館に併設された遊園地
魅力的な水族館も豊富な北海道。その中には、遊園地が併設されたスポットもあります。海の生き物に癒された後には、遊園地をワイワイ楽しんでみてはいかがでしょうか。
登別(のぼりべつ)マリンパークニクス
デンマークにあるお城をイメージして造られたという建物が特徴的な水族館・登別マリンパークニクス。幻想的な水族館だけでも見どころたっぷりですが、さらに隣には「ニクスランド」という遊園地が併設されています。地上30mからの眺めを堪能できる観覧車や、お子さまも楽しめるメリーゴーランドなど、親子でほのぼの楽しめるアトラクションがありますよ。
営業期間は例年、4月末のゴールデンウィークシーズン〜10月中旬。基本は期間中の土日祝の営業ですが、ゴールデンウィークや夏休みの期間は毎日営業しています。なお「ニクスランド」のみの利用はできず、登別マリンパークニクスの入園料が必要になるので、注意しましょう。
また、JR登別駅より徒歩5分と、好アクセスな場所にあるのも魅力的。水族館と遊園地を両方満喫すれば、忘れられない楽しい思い出になること間違いなしです!
- 住所:北海道登別市登別東町1-22
- 公式サイト:登別マリンパークニクス
祝津(しゅくつ)マリンランド
おたる水族館は、北海道の自然を最大限に活かした水族館です。目玉はなんといっても、館内の海獣公園。目の前にある海を仕切っただけのプールになっていて、自然に近い環境で暮らすアザラシやトドの姿を楽しむことができます。
「祝津マリンランド」は、そんな人気の高いおたる水族館に隣接している遊園地です。天気が良い日には札幌市JRタワーが見えるという観覧車や、海風を感じられる「バイキング」「チェーンタワー」やゴーカート、サイクルライダーなど、子どもから大人まで楽しめるアトラクションが充実しています。
「祝津マリンランド」の営業期間は、例年4月中旬〜10月中旬です。公共交通機関の場合はJR小樽駅から、おたる水族館行きの北海道中央バスを利用するか、小樽港第3埠頭発の観光船で祝津港まで向かうのがおすすめです。車の場合は、札幌から60分前後で到着します。
- 住所:北海道小樽市祝津3-303
- 公式サイト:祝津マリンランド(おたる水族館)
トロッコに乗れる施設
遊園地ではないものの、北海道にはトロッコに乗ったり、実際に運転したりできる施設もあります。遊園地のアトラクションに負けないトロッコで、他ではなかなかできない体験をしてみたい人におすすめです。
三笠トロッコ鉄道
クロフォード公園内にある駅舎からおよそ3キロの道を通っている「三笠トロッコ鉄道」。ここでは「体験トロッコ運転」として、自然豊かな道のりを自身で運転しながら走行できるアクティビティが用意されています。運転には普通免許が必要になりますが、子どもたちを乗せて家族でトロッコの旅を楽しむこともできますよ。
また、運転せずとも「展望トロッコ列車」や「展望SL列車」に乗って走行することも可能です。そのほか、より自然の中の冒険を楽しみたい人向けの「アドベンチャートレイン」など、さまざまなトロッコ体験ができる施設となっています。北海道の大自然はもちろん、トロッコならではのハラハラを味わってみたい方にもおすすめです。
- 住所:北海道三笠市本町971-1
- 公式サイト:三笠トロッコ鉄道
トロッコ王国美深(びふか)
かつて「日本一の赤字ローカル線」として知られていた旧国鉄・美幸線の跡には現在、「トロッコ王国美深」がテーマパークとして展開されています。エンジン付きのトロッコを自ら運転して、本物のレールの上を走る体験ができる施設です。
往復10キロ・約40分の道のりの中には、白樺や木々のトンネル、渓谷や野原が広がります。自ら運転するトロッコに乗りながら感じる自然の空気は、他ではなかなか味わうことができないでしょう。
「トロッコ王国美深」は、JR美深駅から車で約30分の位置にあります。なお、利用には予約が必要で、1年の中で営業していない期間もあるため、訪れる際には注意しましょう。
- 住所:北海道中川郡美深町仁宇布215
- 公式サイト:トロッコ王国美深
【番外編】大人気テーマパーク・白い恋人パーク
こちらも遊園地ではありませんが、北海道で大注目のテーマパーク「白い恋人パーク」もぜひチェックしてほしいです。札幌市にある「白い恋人パーク」では、北海道の大人気お菓子「白い恋人」の製造ラインが見学できます。さらに自分だけの「白い恋人」作りが楽しめる体験も必見です!
また、夏はバラ、冬はイルミネーションの美しい景色を楽しむことができ、フォトスポットとしても年中人気があります。友達や家族、恋人など、誰と訪れても素敵な思い出が作れること間違いなしのテーマパークです。
車の場合、新千歳空港から有料道路を通っておよそ60分で到着します。最寄駅は地下鉄宮の沢駅で、駅からは徒歩約7分です。
詳しくは「【北海道】白い恋人パークの見どころ徹底解説~お菓子作り体験や工場見学も~」のページもご覧ください。
- 住所:北海道札幌市西区宮の沢2-2-11-36
- 公式サイト:白い恋人パーク
北海道には、大小合わせてさまざまな遊園地があります。自然あふれる広大な土地を活かした遊園地はもちろん、魅力的なスポットに併設された個性あふれる遊園地もおすすめです。また、トロッコ鉄道や「白い恋人パーク」など、遊園地に負けない体験ができるスポットやテーマパークも充実しています。旅行に訪れた際は、北海道ならではの体験ができる遊園地やスポットを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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