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【国境の島】対馬の8つのホテルを視察してきました。

こんにちは!たびこふれ編集部のシンジーノです。
長崎県に属する国境の島「対馬」に旅したことはありますか?
名前は聞いたことあるけどよく知らないという方も多いのではないでしょうか。
私は一度対馬を訪れてその魅力にハマってしまいこれまで3度旅しています。
対馬の魅力がわかる記事(歴史編・グルメ編)はこちら↓
今回は、対馬のホテルにフォーカスした情報をお伝えします。
目次
- 対馬のホテルとは
- 東横INN比田勝(上対馬町)
- 東横INN厳原(厳原町
- 対馬グランドホテル(美津島町)
- 宿坊 西山寺(厳原町)
- 丸屋ホテル(厳原町)
- ホテルベルファーレ(厳原町)
- ツタヤホテル(厳原町)
- 対馬ホテルまとめ
- おまけ・対馬で出会った凄いレンタカー会社
対馬のホテルとは
対馬には、5つ星豪華リゾートホテルのような施設はありません。
しかし建物は新しくなくても掃除がいきとどいて清潔なホテル、全国チェーンのビジネスホテル、料理に定評があり、リピーターが多いホテルなど、特徴あるホテルも多いです。
今回は対馬の中心地 厳原町周辺と、北部の比田勝(ひたかつ)の対馬の主エリアのホテルをいくつかご紹介しましょう。
東横INN比田勝
<東横INN比田勝>
対馬北部の比田勝にあり、「日露友好の丘」対馬一美しい白砂海岸「三宇田浜海水浴場」からほど近い、丘の上に建つ風光明媚なホテルが東横INN比田勝です。
<部屋内部>
部屋から見える夜明け
窓が額縁となってまるで絵画のような美しさでした。。。
手つかずの自然が残る三宇田浜海水浴場は「日本の渚100選」にも選ばれています。
「日露友好の丘」辺りから東横INN比田勝を映した風景です。ホテルの左側に見えるのが三宇田浜です。
自然が残ったとても素敵な場所ですが、レストランやコンビニなど何もありませんので必要なものは事前に買っておくことをおすすめします。逆に何もないところが良いところかもしれません。お寿司屋さんなど飲食店が並ぶ比田勝港ターミナルまではホテルから無料シャトルバスが運行しています。
東横INN比田勝
- 住所:長崎県対馬市上対馬町西泊1217-5
- TEL:0920-88-6045
- 公式サイト:東横INN比田勝
東横INN厳原
対馬で一番賑やかな厳原町にそびえたっているホテルが東横INN厳原です。
<東横INN厳原の外観>
<部屋の内部>
部屋からの風景。比田勝に比べるとコンビニ、スーパー、ドラックストア、食べ物屋さんなど揃っています。
ホテルの裏手にある夜の繁華街 川端通り。川沿いに柳の木があって風情があります。コロナ前は賑わっていたそうですが、私が訪れた時はとても静かでした。
東横INN対馬厳原
- 住所:長崎県対馬市厳原今屋敷771-1
- TEL:0920-53-6145
- 公式サイト:東横INN厳原
対馬グランドホテル(美津島)
※以降のホテルは写真掲載がないものが中心となります。それぞれのホテルの特徴をひとことで表しています。詳しくは各公式サイト等でご確認ください。
対馬の中で一番格式のあるホテルがこちら対馬グランドホテルでしょう。小高い丘の上に立ち、全室オーシャンビューで対馬海峡を望むことができます。結婚式場やチャペルも揃い、温泉「海望の湯」もあるこれぞ「ザ・ホテル」です。
対馬グランドホテル
- 住所:長崎県対馬市美津島町鶏知甲41-10
- TEL:0920-54-9100
- 公式サイト:対馬グランドホテル
宿坊 対馬西山寺(せいざんじ)(厳原)
お寺とは思えない充実した施設が備わった禅宗のお寺の宿坊。座禅体験、写経体験もできます。町の高台にあり、厳原の市街地や港を見渡すことができます。
朝食はひとつひとつ丁寧に作られ、心がこもったものでした。
<宿坊 対馬西山寺の朝食>
宿坊 対馬西山寺
- 住所:長崎県対馬市厳原町国分1453
- TEL:0920-52-0444
- 公式サイト:宿坊 対馬西山寺
丸屋ホテル(厳原)
正直、建物は年季が入っていますが、食事の美味しさに定評のあるホテル。宿泊は別のホテルでも、食事は丸屋ホテルで、というお客さんもいるそうです。また社長の優しく温かい対応は、まるで実家に帰省したような安心感があります。
丸屋ホテル
- 住所:長崎県対馬市厳原町国分1409
- TEL:0920-52-1970
- 関連サイト:対馬観光物産協会
ホテルベルフォーレ(厳原)
個人向きのホテルで立地至便。部屋のサイズが広めでくつろげるのもリピーターが多い理由のひとつかもしれません。ベルフォーレとはフランス語で「美しい森」という意味です。
【ホテル ベルフォーレ】
- 住所:長崎県対馬市厳原町今屋敷660(対馬市交流センター裏)
- TEL:0920‐52‐1301
- 公式サイト:ホテル ベルフォーレ
ツタヤホテル(厳原)
朝食が郷土色豊かで評判のホテル。 女将さんの温かい対応に癒されます。柳の木が立ち並ぶ風情ある川端通り沿いに建っています。
ツタヤホテル
- 住所:長崎県対馬市厳原町大手橋1053
- 電話:0920-52-0806
- 関連サイト:ツタヤホテル
対馬ホテルまとめ
対馬のホテルをご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
正直、他の観光地に比べて、施設が飛びぬけて洗練されていたり、機能的にすべてが揃っているとはいいがたいのが現状でしょう。
しかし、それぞれのホテルが、自分たちの価値(魅力)をしっかり持ち「おもてなしの心で旅人を迎えよう」という姿勢を感じました。
築年数は古くとも、きれいに掃除が行き届いていて衛生的な不安は感じませんでした。
対馬は日本の観光地の中ではまだまだ知られていない魅力に満ちた素敵な場所です。
歴史、グルメ、昔からの手つかずの自然など、今のうちに見ておくべきものが詰まっています。
対馬に訪れたことのない人はぜひ一度旅してみてください。
おまけ・対馬で出会った凄いレンタカー会社
対馬のホテルについてお話してきましたが、旅行に関する交通手段としてレンタカーがありますね。
対馬に凄いレンタカー会社があることを知りましたので、みなさんにご紹介しましょう。
そのレンタカー会社とは「バジェットレンタカー 対馬空港店」です。
何が凄いって「お客さん目線」と「おもてなしの心」です。
本石店長のお話が熱かった。
<バジェットレンタカー 対馬空港店のスタッフ。真ん中が本石店長>
「レンタカーといえば、旅の入口と出口です。そこでの印象が旅行に大きく影響するので、私たちレンタカー会社の役割と責任は大きいと思っています。」
なぜそう思うかというと、本石店長自身が旅行した時、レンタカー会社の対応が酷く、旅行全体の印象が台無しになってしまった経験があったからだそうです。
「バジェットレンタカー 対馬空港店」のスローガンは「顧客感動」です。顧客満足だけでは足りない。お客さんが感動するくらいのサービスを提供して、対馬ファンを増やしていこうというものです。
顧客感動を標榜する会社はたくさんあります。正直「ふ~ん、あちこちで聞くありふれたスローガンだな」と最初は感じました。
しかし、その顧客感動のためにやっていることがすごかったのです。
例えば、
対馬は読み方がわかりにくい地名が多い。カーナビで目的地を設定しようにも読み方がわからなければ検索するまでがひと苦労です。それを解決するためにやっていることは「Googleマップコードを記載する」というものです。マップコードの番号を入力するだけで簡単に目的地設定ができます。
また対馬にはガイドブックが少ないので、旅行者の参考になる観光情報が得にくいのが難点です。そこでやり始めたことは「スタッフ手作りガイドブックファイルの作成」です。スタッフが自分の足で集めた飲食店、ホテルの情報(忖度一切無し!)でファイルにしていきました。
また対馬はゲーム「ゴーストオブツシマ」で有名になった面もあります。ゴーストオブツシマの聖地をマップ上に落とし込んでいきました。
ガイドブックファイルは「観光編」と「釣り編」があります(対馬には釣り客も多い)。
「釣り編」は釣り場へのアクセスに留まらず、どのスポットからどちらの方向に釣り糸を投げ入れたら良いかのアドバイスまで書いてあります。
以上のように、お客さんの目線で欲しい情報、不便なことが解決できるような情報を手作りファイルにまとめ提供しているのです。
さらに「バジェットレンタカー 対馬空港店」のすごいところは、その自分たちが集めた貴重な情報を独り占めすることなく他社にも隠さず提供している点です。
時には、他のレンタカー会社で車を借りたお客さんにも、ガイドブックだけ貸したこともあるそうです。島の事業者全体で対馬を盛り上げ、対馬を好きになって帰ってもらいたいという、まるでマザーテレサのようなお店なのです。
顧客データ化にも熱心です。
過去にレンタカー利用歴のあるお客さんには「ご利用ありがとうございます。前回は●●(車種)に乗っていただきましたよね」と声をかけたり、車の返却時に「対馬はいかがでしたか?」と声をかけ、お客さんの感想や意見を聞き洩らさず顧客データに蓄積していきます。そして今後のサービス向上に活かしているのです。
「バジェットレンタカー 対馬空港店」は、対馬に数あるレンタカー会社の中でも、アンケート評価がダントツ高いと評判だそうです。
レンタカー会社というと事務的でバイトスタッフも多く、どちらかというとサービスが良くないことが多い印象を持っていましたが、この「バジェットレンタカー 対馬空港店」は "姿勢" が違いました。
自分たちの仕事に誇りを持ち、お客さんにどんなことをどんな風に提供したら喜んでもらえるか、対馬を好きになってもらえるか、を真剣に考えているのが伝わってきました。その根底には対馬ファンを増やしたいという思いがあるからです。
<バジェットレンタカー 対馬空港店のカウンター内観>
おそらくこの取組みは本社から指示がでてやっているのではなく、対馬空港店のスタッフ自らが、自分たちの意思でやっていることなのではないかと思います。
世の中には凄いレンタカー会社ってあるんだなぁと思いました。そういう思いを持った人たちがいる対馬、ますます好きになりました。
>>バジェットレンタカー 対馬空港店のサイトはこちら(口コミでも絶賛されています)
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シンジーノ
- 3人娘の父で、最近は山歩きにハマっているシンジーノです。私は「お客さまが”笑顔”で買いに来られる商品」を扱う仕事がしたいと思い、旅行会社に入って二十数年。今はその経験を元にできるだけ多くの人に旅の魅力を伝えたいと“たびこふれ”の編集局にいます。旅はカタチには残りませんが、生涯忘れられない宝物を心の中に残してくれます。このブログを通じて、人生を豊かに彩るパワーを秘めた旅の素晴らしさをお伝えしていきたいと思います。