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2023年以降のベトナム旅行はメコンデルタへ行こう!おすすめ都市紹介!
コロナも大分落ち着きを取り戻し、2023年には海外旅行を、と考えている人も多いことでしょう。ベトナムはもともとコロナの影響をさほど大きく受けておらず、2022年夏からほとんど日常に戻っています。そのため、次の旅先にベトナムを選ぶ日本人旅行者も増えてきている様子です。
日本人旅行者にとって旅先としてのベトナムは、北部ハノイ、中部ダナン、南部ホーチミンの3都市が有名ですが、もし、もう少しディープなベトナムを望むのであれば、ここで紹介するメコンデルタ地方を検討してみてはいかがでしょうか。
目次
- ホーチミン発1泊2日から行くメコンデルタ地方
- メコン川の支流が流れる町を選ぼう
- メコンデルタで一番栄えているカントーの町
- 仏教の聖山と少数民族の村が見どころ「チャウドック」
- ベトナムのリゾートアイランドと言えば「フーコック島」
- まとめ:ホーチミンと併せて周遊旅行もおすすめ!
ホーチミン発1泊2日から行くメコンデルタ地方
南部に位置するメコンデルタ地方までは、ホーチミンからバスで行くことができます。近場であれば日帰りでも行けますが、「もっとディープなベトナム旅行をしたい」のであれば、1泊2日ないし2泊3日の旅程を組むのがおすすめです。
バスは路線バスを乗り継ぐのはハードルが高いので、長距離バスを利用するのがいいでしょう。長距離バスはバックパッカーエリアとしても有名のデタム通りから出ています(チケットも購入可能)。
メコンデルタは12の省に分かれていますが、そのうち観光としておすすめできるのはいくつかの都市だけなので、ここで紹介する町を押さえておくことで、スケジュールが立てやすくなるはずです。
メコン川の支流が流れる町を選ぼう
旅行者に人気のメコンデルタ地方の都市は、メコン川に沿って点在しています。いずれもメコン観光の要所となるのでホーチミンから乗り換えなしで一本で行くことができます。
また、川沿いの町はどこもメコン川でとれる川魚や海老といった魚介が名物となるので、日本人が普段親しみのないベトナム料理を食べることができます。
メコンデルタで一番栄えているカントーの町
メコンデルタ地方最大の都市の「カントー」はホーチミンからバスで5時間弱で行くことができます。メコンデルタ地方で最も発展している町となり、日本人も満足できるホテルも幾つかあります。
カントー市街の見どころとしては「カントー博物館」、「タンアン市場」、「ナイトマーケット」となります。その他旅行者向けにオープンしたカントー市場もありますが、残念ながらそれほどにぎわってはいません。
ナイトマーケットはタンアン市場傍で毎夜開催されているので、カントー旅行の夜スポットとして絶対に押さえておいてください。
最大の見どころは「水上市場」
カントーを旅先に決める最大の理由は「水上市場の見学」です。メコンデルタ地方には幾つか水上市場が開催されているスポットがありますが、外国人旅行者が一番行きやすい場所がここです。カントー市街地からタクシーで20分ほどで行くことができます。
水上市場は朝の4~5時からはじまり、11時ころにはほとんどの船が撤収してしまうので、朝靄がかかる早い時間に行くことになります。
ただし、数十の商船が大量に果物や野菜を載せて船同士で売買をしている光景は圧倒的です。非日常の時間を体験できるでしょう。
仏教の聖山と少数民族の村が見どころ「チャウドック」
ホーチミンからバスで6時間で行けるチャウドックは、ベトナム人にとっては仏教の聖山サム山がある町として知られています。実際にチャウドックの観光スポットはサム山くらいしかありませんので1泊2日でも十分満喫できます。
サム山では仏教寺院「バーチュアスー廟」やベトナムとインドの様式が混在した「西安寺」。バーチュアスー廟周辺で毎夜開催される「夜市」があります。また、山頂に上ると、カンボジアの国境に面した美しい田園風景を見ることができます。
ダーフック村で少数民族と交流しよう
チャウドック近郊にあるダーフック村はイスラム教信仰の少数民族・チャム族が暮らす村となります。チャム族はベトナム最大規模の少数民族となり、独自の言語・風習・慣習を持っているのが特徴です。川沿いに建つ家屋はご覧のように高床式住居となります。
一部の家屋ではチャム族が自分たちの暮らしを案内してくれたり、手工芸品をお土産販売しているところもあったりと、積極的に外部と交流してくれます。
ベトナムのリゾートアイランドと言えば「フーコック島」
ホーチミンから国内線で約1時間で行ける「フーコック島」は、ベトナム最大面積を誇るを離島となります。近年ベトナム政府が観光開発に力を入れている観光地でもあり、ベトナム初となるサファリパークやベトナム人入場ができるカジノもフーコック島発となります。
2010年以降は立て続けに5つ星のリゾートホテルがオープンし、しかも宿泊料金はいずれも安めの設定です。オーシャンビューやプール付き客室など、贅沢なホテルライフを満喫するのもおすすめです。
素朴なリゾートライフをおくるのがおすすめ
フーコック島における外国人旅行者定番の観光地としては、「コショウ畑」、「ヌクマム工場」、「真珠の養殖場&工房」、「博物館&寺院」となります。そのため、食費を除くとあまりお金を使う観光地ではないので、その分ホテルのグレードを上げたり、シーフード料理を堪能するために予算を全振りするのがおすすめです。
まとめ:ホーチミンと併せて周遊旅行もおすすめ!
今回紹介したメコンデルタ地方は単独で行くのもいいですが、いずれも1泊2日が目安となる旅程となります。そのため、ホーチミンと併せて2都市周遊旅行を計画するのもおすすめできます。
ベトナム最大の商業都市であるホーチミンと併せて行けば、よりメコンデルタの大自然に圧倒されることでしょう。
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古川悠紀
- ホーチミンに移住して自由気ままに生きています。ライター業と取材を生活の糧にしているためベトナム全土を駆け回っています。趣味はバドミントン!