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今年のインド旅行はここに注意!便利なアプリも入れていこう
2022年もあと3か月!コロナや円安など海外旅行にはまだまだハードルが高いですが、そうはいっても、そろそろインドが恋しくなりませんか?
Eビザが使えるようになったり、観光ビザも5年が発行されたり、インド政府も観光客を迎え入れる準備が着々と進んでいます。
コロナによってインドの常識はどのように変わったのでしょうか。インド観光をする際に現地で注意しておきたい点をご紹介します。
目次
インターネットは必須。Wi-Fiは日本で用意する
今やどこにいてもスマホは必須アイテム。特にインドでは本体とSIMカードが別々に売られていて、旅行者はSIMカードを買える時代もありました。
しかし、現在は自分名義のSIMカードを作るのはほぼ不可能です。
理由はインドの「マイナンバーカード」ともいえる「Adhar Card(アダール カード)」の普及です。
銀行口座とも紐づいており、いろいろな申込の身分証明書がわりになっています。
観光客はこれを持っていませんので、携帯のSIMが買えません。(たぶん抜け道はいろいろあるのでしょうが)
そのため、ネット環境は日本のレンタルWi-Fiを借りるのが一番です。国際的電話会社はボーダフォンだけで、インド電話会社ではJio(ジオ)、Airtel(エアテル)が有名です。
Wi-Fiスポットなどはありますが、登録時に自分の電話番号へワンタイムパスワードが届き、それを入力する必要があります。結局使えないということもあるので注意しましょう。
必ず入れておきたいUberとGoogle Map
Uber(ウーバー)というタクシーマッチングアプリをご存じですか?
日本ではウーバイーツの認知度が高いですが、同じシステムのタクシーサービスです。
スマホのGPSで自分の位置情報とUberのタクシー情報をマッチング、明朗会計な料金表示で支払いもカード支払可能なので日本で登録さえすませておけば自分のスマホで車を呼べます。
インドはウーバオート(リキシャ―のウーバ版)があって安全に安く移動ができるので便利。道に迷うことがありません。
それに、ウーバアプリで呼んだタクシーやリキシャ―は、インドでよくある「面倒な価格交渉」がありません。もちろん例外はありますが、主にデリーやバラナシなどの北インドではよくある光景です。
これを回避できることや、現金を持ち歩かなくていいのは便利ですね。
Google MAPの上手な使い方はハイブリッド
便利なGoogle マップですが、インドでうまく使いこなすコツをお伝えします。
実は、インドは日本のように住宅や店の住所がきちんと区画整理されているわけではないため、よく誤作動を起こします。
道と認識されていた所がせますぎて車では通れなかったり、住所どおりに向かったのにGoogleマップの登録が間違っていると全く違う所に連れていかれることもあります。
インドで場所を探すなら、スマホ片手に「人に聞く」のが一番です。
ここでのポイントは、人に聞くことではなく「最後は自己責任」と思って道を選ぶことです。個人でインドに来る時は、詳しい人に聞く、近所の人に聞く、そしてスマホで調べる。このハイブリッド検索が有効です。
インドの人はこちらから声をかけて道を尋ねると、親切に教えてくれます。反対に、声をかけてくる人は注意してくださいね。
団体旅行で来る場合は、ガイドさんが案内してくれますので心配ありません。
インドでは迷うことも旅の醍醐味です。焦らずに思う存分楽しんでください。
キャッシュレスサービスの普及
コロナが観光客を足止めさせてからもう3年が経とうとしています。この間に、インドの金融機関はいろいろなシステムが変更になっています。
一つはキャッシュレス決済の浸透です。
日本でもPaypayや交通系決済などで支払いができますが、同じようにインド全域で使えるサービスはUPIというシステムで、その中でも「Paytm」や「Google Pay」などがシェアを占めています。
今では屋台のお店でもQRコードをもっていて支払をオンライン決済できるほどです。(デリー市内)
しかし残念ながら、日本のGoogle Payはインドでは使えません。これはシステムによるもので、日本ではNFC、FelicaインドのシステムはUPIで異なるシステムでは利用できないからです。
観光で短期間にお金を使う場合は、現金が必要になります。現地のガイドさんなら両替もしてくれますので一度相談してみましょう。
もし、何度も来ている方でインドのSIMカードをお持ちの方はインターネット経由でPaytmをダウンロードし、最寄りの携帯ショップでチャージしてもらうことが可能です(※お店によって異なります)。これなら現金を持ち歩く必要がないので安心ですね。
お家に着くまでが旅。日本の空港の注意点
海外旅行の感覚は、コロナ前とはすっかり変わりました。しかし少しハードルは高くなっているものの、世界各国では徐々にその扉を開けつつあります。前と同じには行きませんが、しっかりと下調べをしておけば難しいことはありません。
インドの入国では、航空会社によってチェックイン時にワクチン証明書、またはPCR検査証明書を確認しています。インドで必要なのは、インドビザ、そしてAir Suvidha という申請書です。事前登録を行う必要があります。登録画面は英語ですが、インターネット上でこの登録を説明しているページがあるので「Air Suvidha 入力方法」と検索してみましょう。
また、証明書は全てjpg またはPDFでアップロードするようになっています。データも準備が必要です。
体験した感想としては、携帯ブラウザにきちんと対応できていないようです。登録ができない場合はパソコンで行なってみてください。(2022年8月現在)
帰国時での空港対応も注意しよう
日本への帰国時の空港でも、いろいろと注意が必要です。
インドは、3回目のワクチン接種が終了している場合のみ、入国時に72時間以内に検査したPCR証明書を持参する必要がありません。詳しくは、渡航前に必ず外務省のホームページで確認しましょう。
インドのワクチンを接種している方も、コバクシン・コビシールドは3回接種者は同対象となりました。
日本への入国はMySOSアプリを入れておきましょう。登録をして証明書をアップロードしておけば空港内でもスムーズに通れます。(2022年9月現在)
今年のインド旅行はここに注意!便利なアプリも入れていこう まとめ
ルールさえしっかり守っていれば、インドに来られます。今までとは違う、と思っても焦らずに一つずつこなしていけば大丈夫です。
コロナの影響でインドはどんどんオンライン化が進みました。インドのアプリは、携帯の設定で現在国を変更すればダウンロードも可能です。
基本的なことですが、マスク・手洗い・睡眠をとる、は免疫力をさげないための基本です。余裕を持ったスケジュールで旅行を楽しんでくださいね。
情報は日々変わりますので、渡航前はかならず外務省のホームページを確認してください。
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田澤ともき
- アーユルヴェーダがきっかけでインド在住。ハイテクから古代伝統まで、100人100色楽しめますよ。インドならではの出来事や、インド生活についてお届けします。