沖縄県最北端の離島 伊平屋島でのんびりステイ。おすすめスポット4選もご紹介!

野甫大橋

今回の舞台は、県の最北端に位置する伊平屋島(いへやじま)。運天港からフェリーで約1時間20分のところにある、豊かな自然が肌で感じられる島です。天候によりフェリーが欠航になる時も多々あるため、行けるか行けないかは運次第。そんな沖縄県屈指の秘境をご紹介します。

目次

伊平屋島とは

伊平屋島

伊平屋島は沖縄県の最北端で、東シナ海洋上に浮かぶ離島です。北緯27.2度、東経127度58分に位置し、那覇市から北方に117km、フェリー発着の今帰仁村運天港より41.1kmの距離にあります。

村は伊平屋島と、野甫大橋でつながれた野甫島の2つの島から成り立ちます。年間を通じて温暖な気候で、近年は村の活性化図るために、島の自然や歴史文化等の地域資源を活用した体験型観光振興に力を入れ、様々な取り組みを展開しています。

そんな伊平屋島のおすすめスポットをご紹介していきたいと思います。

おすすめスポット1 念頭平松

念頭平松

2016年には国の天然記念物にも指定された、念頭平松。樹齢は300年以上ともいわれ、高さは約8m、枝張りは約25mという何とも大きな松です。

かつて同じ場所には、兄松と呼ばれる美しい一本松があったのだそうです。しかし、隣の伊是名島に住む山太築登が兄松を伐採してしまい、山太築登は松の祟りで病死してしまいます。山太築登の弟や親類は、兄の所業を詫びて代わりの松を植え、それが育ったものが今の念頭平松だと言われています。

本当にびっくりするほどの大きさです!来島の際には、ぜひ訪れてみてください。

おすすめスポット2 クマヤ洞窟

クマヤ洞窟

2億8千万年前にできた岩石が、長年の風と波、そして雨によって削られてできたのがこちらの洞窟です。昭和33年には県の天然記念物として指定されました。

クマヤ洞窟

洞窟へ行くまでの道は険しく、人一人がやっと通れるくらいの岩壁の間を進んでいきます。

クマヤ洞窟

洞窟の中に入ると、広々とした空間が広がっていました。時間によって光の入り方が異なり、その時々で違った表情をみせてくれます。洞窟の中は涼しく、真夏でも快適に過ごすことができました。

クマヤ洞窟は観光スポットとしても人気ですが、研究者に興味深い場所とされています。江戸時代の国学者藤井貞幹が、天照大神の「天の岩戸」の地であるという説を発表したことがきっかけとなり、現在でも国学関連の大学の研究機関、沖縄史跡研究者が調査へと訪れています。

おすすめスポット3 野甫大橋

野甫大橋

伊平屋島と野甫島を結ぶ全長320mの橋です。今まで様々な海を見てきましたが、その中でどこよりも透き通っていました。まるでプライベートビーチのような美しい砂浜は、訪れた人々を癒してくれます。

野甫大橋

おすすめスポット4 潮下浜

潮下浜

久葉山の裏側にたたずむ美しいビーチです。夕日スポットとしても有名で、カップルに人気のスポットです。

潮下浜

こちらは、海岸から50mほど沖合にそびえるヤヘ岩と呼ばれる岩山で、太古築城の後があり干潮時には、海岸から歩いて渡ることができます。釣りやダイビングにも適した場所です。

伊平屋島を旅してみよう

今回は沖縄県の離島、伊平屋島をご紹介してきましたが、いかがでしたか。歴史や自然を感じる、素敵なスポットがたくさんありましたね。伊平屋島内は自転車でも回れないことはないですが、高低差があるため車での移動がおすすめです。

ゆったりとした時間が流れる、伊平屋島。ぜひ訪れてみてくださいね。

関連記事

沖縄」に興味わいてきた?あなたにおすすめの『沖縄』旅行はこちら

※外部サイトに遷移します

Related postこの記事に関連する記事

Ranking沖縄記事ランキング

ランキングをもっと見る

この記事に関連するエリア

この記事に関連するタグ

プロフィール画像

南谷有美

フリーランスのカメラマン。

Pick upピックアップ特集

全国の動物園&水族館 徹底取材レポート特集!デートや家族のおでかけなど是非参考にしてみてください♪

特集をもっと見る

たびこふれメールマガジン「たびとどけ」
たびこふれサロン

たびこふれ公式アカウント
旬な情報を更新中!