【台北】つるつる食感が嬉しい！トッピングが主役のカキ氷やスイーツ！

まだまだ残暑が厳しいこの季節、そんな時に食べたいのがひやっと冷たいカキ氷。口に運んだ瞬間、すーっと涼しくなる氷は、暑さでバテた体を元気にしてくれそうですね。

今回は「トッピングが主役」のひんやりスイーツが食べられる3軒をご紹介。思わず写真に収めたくなる、個性豊かな夏の1皿をご覧ください。

來呷甜甜品で味わう、柔らか餅とタロイモの最強コンビ！

北門駅2番出口から徒歩10分、台北カメラ街（北門カメラ商圏）の裏手にある「來呷甜甜品」は、小豆色の看板が目印。

白を基調とした店内はこじんまりとして、明るく落ち着いた雰囲気。店の前にはテーブルが4卓ほど並べられていて、オープンテラスの様な席でスイーツタイムが楽しめます。

注文は店頭でメニュー名を伝え、先に支払いを済ませるシステム。その際番号札が渡されるので、席を確保し、ゆっくり出来上がりを待ってください。

ショーケースの中にはトッピングがずらり。すぐ隣にある大きな鍋では、手作りのお餅をじっくりことこと茹でています。

甘く煮込んだとろっとろのタロイモと、茹で立ての柔らかなお餅にたっぷりピーナッツの粉を掛けた「蜜芋麻糬焼刨冰（85元）」はこの店の人気メニュー。

シャリシャリ氷の上には、黒糖シロップが掛かっていて、ねっとり濃厚なタロイモとの相性も抜群。お餅は温かいうちにオリジナルの味を確認してから、氷に絡め味を変化させてみてください。

濃厚な甘みが大好き！という方は、ミルクベースの氷を薄く削ったふわふわカキ氷「蜜芋麻糬焼雪冰（トッピングは上記と同じ/100元）」がおすすめ。この他、緑豆やピーナッツなどを使った昔懐かしのスイーツやドリンクも要チェック。台北駅や西門エリアを訪れた際に、ぜひ立ち寄っていただきたい人気の店です。

來呷甜甜品

住所：台北市中正區延平南路11號1F
営業時間：12:30～20:30
定休日：火曜日
Facebook：來呷甜甜品

覓糖『黑糖粉粿』のもちもちカラフル7色粉粿！

器の上で宝石の様に輝く、色鮮やかな7色の粉粿（わらび餅の様なもの）が食べられる「覓糖『黑糖粉粿』」は、南京復興駅1番出口から歩いて約6分。観光スポットがほとんど無いエリアに店がありますが、わざわざ足を運びたいと思える話題の店。

粉粿は伝統市場や豆花店のトッピングコーナーでよく見掛ける、半透明の黄色いゼリーの様なもの。地瓜粉（キャッサバ粉とタピオカ粉）から作られていて、ねっとりもちもちっとした食感が特徴です。そのまま食べても味は無く、冷やしてから黒蜜を掛けていただく、昔ながらの台湾伝統スイーツ。

キラキラと輝く、見た目が華やかな「黒糖1號（緑豆、薏仁/55元）」は、黒糖シロップを掛けた氷の上に、7色の粉粿と緑豆、ハトムギをトッピングした1椀。粉粿は、黒糖、芝麻（ゴマ）、玫瑰（バラ）、抹茶、山栀子（くちなし）、椰香（ココナッツ）、玫瑰（バラ）、桂花（モクセイ）の味が楽しめ、最後の一口まで飽きる事なく食べられるという、欲張りで贅沢なメニュー。

全体的に素材そのものの味を楽しむ、甘さ控えめで上品な仕上がり。一度食べたら忘れられない美味しさとビジュアルです！