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【茨城】関東最大級のバラ園!「いばらきフラワーパーク」でバラの色と香りを満喫
2021年4月にリニューアルオープンした「いばらきフラワーパーク」は、30haの広大な敷地を持つ「花と緑の楽園」のテーマパーク。特に茨城県の県花であるバラは900種・9,000株も植栽されており、関東最大級のバラ園として有名です。
こちらで、春バラの華やかな色と香りを楽しんできました!
目次
- 車でのアクセスがおすすめ
- バラのトンネルを抜け「バラテラス」へ
- 11色のパレット!「色別バラ」
- 「香りのバラ」のエリアで甘い芳香にうっとり
- 映えスポット!中央にそびえるバラ階段
- 「記念/殿堂入りバラ園」で有名人の名前のバラに見入る
- 圧巻!バラの品種園
- 茨城の旬を楽しむお食事やお茶
- まとめ
車でのアクセスがおすすめ
いばらきフラワーパークがあるのは茨城県石岡市。最寄り駅の石岡駅からは、関鉄グリーンバスかタクシーで、約30分です。
東京方面から車で訪れる場合は、常磐自動車道を経由して、1時間30分ほどで到着します。車で行くのが便利でおすすめです。パークには無料の駐車場(900台)があり、混雑期には周辺に臨時の駐車場も開設されます。
<いばらきフラワーパークの入口>
入口の階段を上るとチケット販売所があります。バラの開花期(5月中旬~6月下旬/10月~11月中旬)は大人1,200円、小・中学生400円のシーズン価格になりますが、その価値は充分にあります!事前にオンラインチケットを購入することもできます。
<園内の案内板。入口にはガイドマップもあるのでもらっておきましょう>
<ゲート付近の建物からバラ園を見下ろす。広い!>
バラのトンネルを抜け、バラテラスへ
園内は、テーマ別に植栽されたバラのエリアに分かれています。
まず入園すると、すぐ右手に「バラのトンネル」が伸びています。上からも横からもバラの香りに包まれるトンネルを歩くと、一気に夢見心地に浸れますよ。まるで別世界に来た気分です。
<入口付近ではバラのトンネルがお出迎え>
トンネルを抜けると、「バラテラス」と名付けられたエリアが広がります。ここは低農薬をコンセプトに、サスティナブルな環境で育ったバラを楽しむコーナー。のびのびと咲くバラが大きく広がり、奥には筑波山が見える、ダイナミックな景観が魅力です。
<バラテラスに咲く一重のバラ。奥には筑波山も見える>
<鮮やかなボーダーが印象的なバラテラス>
11色のパレット!「色別バラ」
バラテラスの東にある「色別バラ」のエリアでは、バラの見事な色彩を楽しめます。厳選された100種類のバラで、色別に分けられた、11色のバラの区画を分作り出しているのです。鮮やかな色で一面が染まる様子は圧巻!
特に人気を集めていたのは、紫色のバラが集まるコーナーです。気品のある色合いを愛でながら、多くの来園者が写真を撮っていました。
<紫のバラを集めたコーナー。中央のバラの品種名は「しのぶれど」>
「香りのバラ」のエリアで甘い芳香にうっとり
バラテラスの西には「香りのバラ」のエリアが広がります。ここは「ティーの香り」「フルーティーの香り」「ダマスクの香り」など、5つのグループに分けられた、芳香バラが集められているのです。マスクをしていてもうっとりするほどいい香り!
色形だけでなく芳香も楽しめる、バラのすばらしさを実感するエリアです。
<ダマスクの香りのバラが集められたコーナー。甘い香りが漂います>
映えスポット!中央にそびえるバラ階段
「香りのバラ」のエリアの東側には、園内中央部の「季節の花」のエリアへと下る階段があります。この階段が、遠目にもハッとするほどの華やかさです。
階段を囲むアーチには「ピエール・ドゥ・ロンサール」などのつるバラがびっしりと咲き誇り、まるで宮殿の装飾のよう。上から見ても下から見ても抜群の写真映えで、記念撮影にぴったりです。
<一番人気の映えスポット、バラ階段>
<アーチを取り巻く鮮やかなピンクのバラは「つるローズうらら」>
<階段の横にある、ハート形のバラのトピアリーも可愛い>
「記念/殿堂入りバラ園」で有名人の名前のバラに見入る
バラ園の西側には、青々とした草が茂る「グリーンヒル」が広がっています。こちらの斜面からバラ園全体を見渡すと、悠々とした気持ちに浸れること請け合いです。
丘陵のふもとにのびる小道を挟んだ向かい側には、「記念/殿堂入りバラ園」があります。ここは「世界バラ会議」で殿堂入りしたバラや、世界の王侯貴族や俳優などの名前がつけられたバラが並んでいます。
有名人の名前が付いたバラを見ると、何だか親近感が湧いてきますよ。美しい花とともに、根元に立つ品種名の立札もお見逃しなく。
<なだらかな斜面を駆け回りたくなるグリーンヒル>
<記念/殿堂入りバラ園。中央のオレンジのバラは「カトリーヌ・ドヌーブ」>
圧巻!バラの品種園
記念/殿堂入りバラ園の奥には「バラの品種園」があります。バラの歴史がたどれるような、文化的にも貴重な品種が集まるコーナーで、鮮やかなバラが密集して咲く様子は圧巻!
つるバラが木陰を作る、優美なパーゴラもあります。様々な色形のバラを眺めながら、ゆっくり過ごしたいコーナーです。
<豊富な種類のバラに圧倒される「バラの品種園」>
<バラの家のようなガゼボ>
茨城の旬を楽しむお食事やお茶
広い園内を歩き疲れたら、ランチやお茶を楽しみましょう。園内にはゲート付近に「ローズファーム カフェ」、バラテラスの奥に「レストラン ローズファーム ハウス」があり、それぞれ地元野菜や旬のフルーツにこだわったメニューを楽しめます。
「レストラン ローズファーム ハウス」の開店時間は11:00。しかしバラのシーズンは、10:30過ぎには行列ができるほどの人気です。気合を入れて並びましょう。ベーカリーやドリンクのテイクアウトもできるので、購入した惣菜パンなどを、園内のパラソル付きテーブルで食べるのもおすすめです。
<花と緑に囲まれたレストラン ローズファーム ハウス>
<ランチやお茶に最適な園内のパラソル付きテーブル>
まとめ
いばらきフラワーパークの春バラのシーズンは5月中旬から6月下旬まで。夏から初秋にかけてアジサイやダリアなどが見頃になり、10月から11月中旬には秋バラのシーズンになります。
以下の点を確認しながら、四季折々の花に出会いに、ぜひ足を運んでみてくださいね。
- いばらきフラワーパークへのアクセスは車がおすすめ。無料の駐車場が充実しています
- 園内はテーマ別に植栽されたバラのエリアに分かれています。入口でガイドマップをもらっておくと便利です
- 広大な園内は起伏に富んでいます。歩きやすい運動靴などで行きましょう
- 園内のレストランは、バラのシーズンのお昼時はかなり混雑します。開店前の早めの時間に並ぶか、公式サイトから予約することをおすすめします。パンやドリンクのテイクアウトも可能です
それでは、バラの色と香りに癒される素敵な旅を!
いばらきフラワーパーク
- 住所:茨城県石岡市下青柳200番地
- 営業時間:3月から11月 9:00~17:00/12月から2月 9:00~16:00
- 休園日:火曜日(火曜が祝日の場合は翌平日)、12月31日~1月1日
- 料金:バラシーズン 大人 1,200円/小中学生 400円/ペット200円、通常 大人 900円/小中学生 300円/ペット200円
※バラシーズンは、5月中旬~6月下旬と10月~11月中旬を予定 - 公式サイト:いばらきフラワーパーク
※ 最新情報は公式サイトでご確認ください
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朝茶
- ライター/英和・和英翻訳者。出版社に11年勤務後、2009年にシンガポールに転居。東南アジアの文化と料理にハマる。2013年に帰国した後は日本文化に改めて関心を深め、今はとにかく国内各地を旅したいです!