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週末に出掛けたい。1泊2日で巡る鳥取旅
今回の舞台は、鳥取県。鳥取砂丘を代表に、自然の豊かさが感じられる魅力的な県です。いつかは訪れてみたいなと、心の中で思っている方も多いのではないでしょうか。
今回は、鳥取県を旅する際に訪れてほしい場所をご紹介したいと思います。週末旅の参考にしてみてください。
目次
【1日目】恋愛が成就する?恋山形駅
まずは、若い世代を中心に人気の高いスポット「恋山形駅」を訪れました。
始まりは平成24年5月のこと。駅名に恋がつく全国に4つしかない駅を持つ鉄道会社が集まり、恋をテーマに連携し地域の活性化を図ろうとするプロジェクトが立ち上がりました。最初の取り組みである恋駅きっぷは、あっという間に完売。その波にのって、平成25年6月9日には駅舎をピンク色に彩り、現在の形になりました。
思わず写真を撮りたくなってしまうような、かわいらしい駅となっていました。恋愛成就のご利益もあるそうで、絵馬を書く人の姿も見られました。
若い世代だけかと思いきや、老若男女問わず、様々な年代の方が訪れていました。鳥取県を訪れる際には、ぜひ訪れてみてください。
恋山形駅
- 住所:鳥取県八頭郡智頭町大内159-3
- 公式サイト:恋山形駅
当時の面影を感じる。智頭宿
恋山形駅を出発した後は、同じ町内にある「智頭宿」を訪れました。
智頭宿は、上方へと向かう主要道であった智頭往来の宿場町。江戸時代には、参勤交代で江戸へと向かう鳥取藩の最初の止宿であり、藩主の宿泊や休憩の場となる御茶屋や奉行所、制札場が置かれていた要所です。
2009年10月に国の重要文化財に指定された石谷家住宅は、敷地面積3,000坪、部屋数40以上の広さを誇る邸宅。当時の面影が感じられる建造物となっていました。
石谷家住宅
- 住所:鳥取県八頭郡智頭町智頭396
- 営業時間: 10:00~17:00(最終入館16:30)
- 休館日:水曜日(水曜日が祝日の場合は翌日)、年末年始(12月28日~1月3日)
- 入館料:大人600円、高校生500円、小・中学生400円、幼児・高齢者(80歳以上)は無料
- 公式サイト:石谷家住宅
その他にも、古い街並みの中には素敵なスポットが多数ありました。
藍染め体験や藍染めの商品が購入できる、「藍染工房ちずぶるー」。
藍染工房ちずぶるー
- 住所: 鳥取県八頭郡智頭町大字智頭472-1
- 営業時間: 10:00~16:00
- 休日:土日祝日
- 公式サイト:藍染工房ちずぶるー
食堂やゲストハウスなどの機能を備えた複合施設、「楽之(たのし)」。
パスタが絶品でした。
その他にも様々なお店があり、見どころ満載のエリアになっています。興味の赴くままに...。散策を楽しむことができました。
楽之(たのし)
- 住所:鳥取県八頭郡智頭町智頭484
- 公式サイト:楽之
【2日目】鳥取県といえば、ここ。鳥取砂丘
鳥取県を訪れたら、やっぱり「鳥取砂丘」ですよね。壮大な景色が広がっており、ここは本当に日本だろうかと疑ってしまうほどでした。
ラクダに乗れるなど、個性豊かなアクティビティも多数ありました。中には予約が必要なものもありますので、気になるアクティビティがある場合は事前にチェックをすることをおすすめします。
私が訪れたのは昼間の時間帯でしたが、砂丘から見る夕日は、とても美しいようです。四季によっても、また違った姿を楽しむことができるという点も魅力です。
鳥取砂丘
- 住所:鳥取県鳥取市福部町湯山2164-661
- ウェブサイト:鳥取砂丘(鳥取県観光連盟)
砂丘から徒歩圏内!砂の美術館
鳥取砂丘から程近い場所にある、「砂の美術館」。砂を素材とした彫刻作品の展示が行われています。
砂で世界旅行をコンセプトに、毎年異なるテーマの展示が開催されています。砂像彫刻家兼プロデューサーとして活躍されている茶圓勝彦さんが、海外各国から砂像彫刻家を招いて作り上げており、そのクオリティは世界的に見てもトップレベル。
本当に砂でできているのかと疑ってしまうほどでした。精密に造られた作品の数々を、ゆったりと鑑賞することができました。
砂の美術館
- 住所:鳥取県鳥取市福部町湯山2083-17
- 入館料:一般 800円、小・中・高校生 400円、小学生未満は無料
- 公式サイト:砂の美術館
※ 開催期間・営業時間は毎年異なりますので、公式サイトよりご確認ください。次の会期は2022年7月頃のオープン予定です。
週末に旅をしてみよう
週末に訪れたい、鳥取の旅についてご紹介してきましたが、いかがでしたか。歴史や自然を感じる、素敵なスポットがたくさんありましたね。
鳥取県内の高速道路は無料区間が非常に多く、少し距離があるなと思っても、コストをかけることなく、短時間で移動することができます。ドライブにも最適な場所だと思いますので、週末にふらっと訪れてみてください。
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南谷有美
- フリーランスのカメラマン。